紙面に下田邸の紅葉が載った よし、今日のウオーキングは少し長いが此処に決めよう
と言う事で何時もの倍の距離を頑張って下田邸を目指しました
小堀遠州築庭とされるここ下田邸のモミジは毎年、見事な紅葉を披露してくれます
とにかく凄いんです
何時もはしっとりと落ち着いた庭なのに、この時期ばかりは詫び錆びには程遠い秀吉好みとでも言いましょうか
今年もドギツイほどの赤さでした
そんな中で心字池は華美な世界に落ち着きを与えています
光の反射が踊る水面でゆらりゆらりしながら身を寄せ合うモミジ葉
こんな所に平安を感じるとは・・・群れる行為が好きでない私のはずなのに
やはり“群れ=安心感”を心の何処かに潜在させているのでしょうか
最後に静と動に目を向けて再びウオーキングを開始する事にしました
帰りは金龍寺を回り鬼子母神を祀る妙福寺に立ち寄ります
高台に位置するここは今でこそ明るく開けた住宅地となっていますが
この辺りはその昔 木組みした上に死者を乗せ火葬した場所で有り
白川に落ちる西側の崖に有る幾つもの横穴では実際、生活をしていた人が居たと言う事を耳にした事が有りました
妙福寺は紅葉と言うより枝垂桜の美しいお寺です
もう既に過ぎてしまいましたが毎年11月には鬼子母神のお祭りで賑わい
私も子供の頃、この寺まで歩いて2時間もかかる道程を友人と連れ立ってお参りに来た記憶が有りますが
祭りのこの日は何故か冷たい北風が吹き荒れていまし
先ほど下田邸でカメラを構えていたご夫婦に会いました
あちらは車移動ですが目を付ける場所は同じなんですね
アッ、境内の柿の木にコゲラです
虫を見つけて一カ所をコンコン叩いてくれれば苦労しないのですが
まぁ、枝から枝を落ち着きなく飛び回っているのでなかなか焦点が定まりません
とうとう根負け
少々ぶれてしまいましたが、こんなところで
帰路は家までずっと上り坂です
速度は落としたくないので頑張りましたが家に帰りついた途端、少々目まいが・・・
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