たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

済州、何気ない一日

2014年09月11日 | 海外旅行
明日は済州を離れます

する事も無いので昼食を東門水産市場で食べましょうと

飽きもせず今日も市場に足を向けました

郵便局や本屋さんの場所を5人の警察官が懇切丁寧に教えて下さった警察署の横を通り


そして空振りに終わった郵便局(奥の茶色の建物)と上品なお味の食堂




更に本を購入した書店の前を通る道も今や通いなれた道になりました


この書店で雄さんは二冊の本を購入しています

一冊はチュエ・イノ著の「喝」

もう一冊はキム・チンニョン著の「千年の禁書」

朝鮮を何故、大韓民国と言うかその韓の由来を書いた歴史ミステリーで

これは中国と韓国の間で物議を醸したベストセラーだそうです


選挙運動も、もう当たり前の景色になりました

何時もと違っていたのは運動員がいきなり踊り出した事です

パフォーマンスも在り来たりでは駄目なのでしょうか




そうこうしている内に東門水産市場に到着しました


「お兄さん、この貝 最高級だよ 安くしておくからどう」

「そういわれてもねェ、明日は済州を去らなくてはならないからね」

そんな、やり取りを隣のハラボジが「そうか旅行者か」と思ったかどうかは分かりませんが

ジッとこちらを見つめていました

店の人は黒い袋を下げていると買う気の有る客だと判断する様ですね

その黒い袋の中身と言いますと日本版おはぎ


微かな甘味の餡なのですが、これがとても美味しいのです

奥のは木の実でしょうか

少しばかり塩味が効いていて、これも大変 美味でした

もう一つの袋はチョンボクチョ(アワビの塩辛)

これを買う時が傑作でした

試食してみますとこれが又とても美味しくお酒のつまみには最高だったのですが

何せ量が多く日持ちしない生ものです

雄さん 「こんなに食べられないので半分なら買うよ」

アジュンマ 「じゃぁ、35000ウオンを20000ウオンでどうだ」

ワタシ 「まぁ、いいじゃない 宿のご夫婦に分けて上げれば」

と言う事で商談成立しましたがアジュンマは、どうやら量と料金を勘違いしていたんですね


今日も昨日の天麩羅やさんで昼食です

今日は来る前から決めていた韓国式揚げ餃子を頼みました

日本の様なカリカリでは無く少し肉厚で硬めですが先ず先ず


宿に戻りまして早速、ご夫婦にアワビの塩辛をお裾分けしますと大変、喜んで下さいました

韓国ではアワビの塩辛は偶にしか食卓に並ばない高級品だったのですね

ご主人は恐縮して私達を自分の車で穴場を案内したいと言って下さいましたが

荷物の整理もあり少々疲れてもいましたので ここは辞退させて頂きました


その夜、何故か

道の真ん中で僅かな野菜を並べポツンと一人、柱にもたれていたハルモニの姿が

消えては浮かび消えては浮かび、なかなか寝付けませんでした

多分、ずっと忘れられないのではないかしら

因みに韓国の高齢化速度は日本以上だそうです



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コメント (7)
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