たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

出流原~足利学校・鑁阿寺

2014年09月24日 | アウトドア
出流原にシュウカイドウの群生地が有るらしいとの事で

10時半出発、栃木県佐野市へ向かいました。

さて、着きました

シュウカイドウは???

売店で聞きますと出流原では無く栃木市の出流山・満願寺なのだそうです

とんだ私の思い違いでした

群生地まで車で1時間ほどかかると言いますので

そちらは来年までお預けとし、ここ出流原と足利の観光に切り替える事に致しました

この日はもう一つポカをしましてカメラのバッテリーを忘れてしまい

持参のカメラは無用の長物となってしまったのです

仕方ありません、本日の撮影は雄さんにお任せして私は見学に徹する事に致しましょう

今日は日曜日と有って出流原の弁天池は家族連れで結構な賑わいでした

先ずはこの透明度をご覧ください


岩から湧き出る水は名水百選に選ばれているそうでして

私は三度目の出流原ですが何度見ても気持ちが洗われる場所です

こんな清澄な水の中、鯉もさぞかし気持ちが良い事でしょう


僅かばかりですが慰めのシュウカイドウが池に影を落としていました


立派な山門を潜り急な階段を上りますと

舞台造りの社殿が樹間越しに見えてきます

以前、この社殿をお参りし先の物見台まで行ったものですが・・・でも今日はパス


御賽銭も上げずにお願いをしまくった私に守り本尊の白蛇様は果たして・・・

部隊から見下ろせば先ほど見た弁天池が、もうあんなに小さくなりましたね




出流原を辞して次に向かったのは、ここも何度か訪れた事のある足利学校

現在の建物は平成二年に建て替えられたものですが奈良・平安時代から有る日本最古の学校であり

16世紀には3000人程の学徒がここで学びを受けたと言う事でした




学校へは駐車場から足利学校の脇を歩き一旦、街の路地を通りますが

落ち着いた雰囲気はなかなか情緒が有りノンビリ歩くには最適です




以前、訪れた時と違いあれから十数年、茅葺屋根が周りの景色に溶け込み

ようやく当時の体裁を整えてきた様に思える足利学校でした












おや?平成の学生達、漢字書き取り頑張ってますね


破損はしていますが蛸唐草の壺も残されています


裏をぐるり一周し孔子廟(1668年の建物)の脇を通る散策路も心が落ち着きます


折角ですので足利一門の氏寺・鑁阿寺(ばんなじ)にも足を延ばす事に致しましょう




外堀に架けられた石橋を渡りますと直ぐ左手に足利尊氏の館跡が有り

その奥に多宝塔が木々の間に見え隠れしておりました

(足利尊氏公の像)








こちらが国宝の本堂です

今日は二股かけて願掛けしてしまいましたが一説には欲張ると願いは聞き入れられないんだとか・・・

マッ、大目に見て下さいと

悪い所を擦ると治癒すると言う像、またまた此処でも擦りまくった私でした






歴史を感じさせる鐘楼前で足利氏の栄華を偲びながら一休み

ちょうど百日紅の花が咲き更に趣を添えていました


鑁阿寺の敷地内で一軒の茶屋を見つけて食べた辛いたれの掛かった焼売の美味しかった事

こんな食べ方も有ったのね


足利へ来たなら絶対、買って帰りたい古印最中

明日の茶菓子に早速、店に足を向けました




                                     
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コメント (4)
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