続き
ナレイ沢
流れ下る水の音しか聞こえない山間の道、緊張感も何もなくただ木漏れ日に身を任せるのみ
辺りが秋色を帯びれば立ち止まり・・・これでは目的地まで相当な時間が掛かってしまいそうです。
今は廃業となっている西沢山荘、ここまで35分でしたからほぼコースタイム通り。それほど道草を食っていた訳では無かった様です。
山荘の近くに田部重治(たなべじゅうじ=帝国大学英文科卒 英文学家・登山家)のレリーフが有りました。登山界への功績は大きく田部氏により奥秩父の山々が世に知れ渡る様になった訳ですね。
ここから遊歩道は狭まり川までの目も眩む様な高低差にたじろぎます。うっかり石車に乗ったり躓いたら・・・気を抜かず慎重に
二股の吊り橋
右に鶏冠山の異様な岩峰が覗きます。勿論、思い出の山です
揺れる橋から左を見れば秋色を伺う事が出来ました
大久保の滝 落差30m、木々に邪魔されて撮影も大変な滝です
大久保の滝からは結構きつい階段登りが始まりました
ちょっと洞窟探検
さて、これからです、前方に凄いのが見えて来ました
続きますので今回もコメント欄はお休み致します
岩波文庫などのほかに、古本屋さんで、戦争中に書いた本なども買いました。
兵隊に行く前に、最後の登山になるだろうと覚悟をしての山歩きの記録は、胸に迫るものがあります。
恥ずかしながら私は名前を知るばかりで氏の本は一冊も読んでいないのです。
此処に来て『笛吹川を遡る』の一節に触れこの僅か8行の中にも関わらず実に丁寧な描写をされている事が伺え感動してしまいました。
月曜日が図書館の返却日ですので、その時に探してみようと思っております。
どさんこじーじさんのコメントが更にその気を起こさせた様です。
有難うございました。