たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

海印寺へ(韓国の旅) 5/9

2014年06月13日 | 海外旅行
チャガルチ市場(10時25分)~釜山西武バスターミナル(11時着)(11時半発)~大邱(13時半着)(14時発)海印寺(15時20分着)

西武バスターミナルまで(61番のバス)→ @1500ウオン

大邱まで(3番のバス)→ @9900ウオン

大邱~海印寺まで(市内バス)→ @7100ウオン+入山料3000ウオン



朝食はバイキング形式で上品な味付けに大変満足

が、落ちついて食べているわけにはいかない

どうしても交換機を釜山で手に入れないと次は晋州迄、手に入れる事が出来ないのだ

電気店はロッテホテル近くとの事なのでホテルに荷を預かって頂き身軽でロッテホテルを目指す

数人に尋ねた結果、この住所は地下街と言う事だった

教えられた通り地下街に下りプリントアウトして下さった住所に行くと何と何とそこは衣料品店

10時前だったので未だシャッターを下ろしている店の方が多かったが開いている店も有ったので

尋ねると一緒に探してくれたが、やはり住所はそこに間違い無いと言う

ホテルマンがプリントアウトしてくれた情報が古く新情報は未だ登録されていなかったのだろうか

そこへ偶々地下街の警備員さんが通りがかった

尋ねるとやはり同じ場所に連れて行かれるので事情を説明すると

思い当たる節が有るのか私に付いて来て下さいと言う

一旦、大通りに出て少し歩いた先の国際ビルディングの前で警備員さんは足を止め

もしかしたら、この中に電気店が有るかも知れないと言われた

ホテルを出てこれまで長時間スッタモンダしたが最後まで諦めず助けてくれたのだ


隔して交換機を手に入れた私達はホテルで釜山バスターミナル行きのバス乗り場を聞き

教えて下さった市場方面の通りへ急ぐ

市場近くの通りでバス停を探していた時ふと振り返ると後方からバスが

窓を見ると教えていただいた61番が表示されている

思わず手を挙げてバスを止めてしまった私

そのお蔭でその後のテグ(大邱)ヘインサ(海印寺)への接続がスムーズにいく事になったのだが

小母さんパワーと笑われそう 

海印寺着15時20分

バスを降りると待ち構えていた様に一人のハルモニが私の所へやってきて

「宿は決まっていますか?もし未だなら良い所を紹介するよ 一泊35000ウオン、安いだろ?」

とヒツッコク詰め寄る

冷たく断るのが苦手な私は主人が傍に居なかった事もあり、ついOKしてしまった

案内された宿は「ヒョンデチャン」

壁の塗装こそ最近した気配は有るがお世辞にも快適とは言えなそうな建物だ

マッ、シャーナイ

2泊の手続きを済ませケサンソ(計算書→領収書)を下さいと言うと宿のハルモニが急にソワソワし始めた

チェコで領収書を貰わなかったばっかりに(解決したが)日にちを間違えられてしまった嫌な経験が有るので

私たちは必ずそれを頂く事にしている

偶々遊びに来ていたハラボジが「後で渡すよ」と言っていたので

時間も中途半端な事も有りバスの窓から眺めた渓谷を歩く事にした

*ここの部屋には鍵が無い、ハルモニは「大丈夫だよ、私が何時もいるから」と言うが




渓谷に向かう途中、目にした燃料の価格

上からガソリン、軽油、灯油だが日本より高値

韓国の経済からすると非常に高い


この時期の緑は実に美しい

白い岩を滑るように流れる滝の数々は悩み事が解決した後と言う事もあり

その白さが一層 際立って見える




渓谷の中ほどで今も稼働している水車を見つけた

案内板によると1950年代チイン村の住民が発電を行う為に設置したものだとか




ヒンヤリした空気の中を再び歩き出すとまた渓谷沿いの道となった

午後の陽を浴びた水が川面に踊る

白い岩は一層、輝きを増した








おや?この“下心” 一体何を意味するのだろう

状況から判断すると下に気を取られていると木の枝にぶつかるよとでも?


未だ先は有るようだがこの辺りが潮時かもしれない

とっても匂いの良い花が続く小道に一匹の蝶が花の蜜を吸いにやってきた

クロアゲハとは少々違う大きな蝶だ


対岸に海印寺の分院かどうかは定かではないが こじんまりとした寺が懸崖造りで建っている

外から眺めただけだがコジンマリした中にも厳かな感が伺えた




来る者 去る者


途中、遊歩道から通りに出て海印寺の入り口まで行って見る事に

もう、6時でそろそろ売店も店終いを始める頃だった

それでもハルモニやアジュンマ達が私達の姿を見ると「これ美味しいよ、土産にどう?」と声を掛けてくる

旅の途中だからと言ってもかなりヒツッコイ

引き返す後ろでイルボン・イルボン(日本人)と声が追いかけてきた


宿に戻るとハルモニが嫁の所に一緒に行ってくれるかと声を掛けて来たので主人が付いて行くと

その嫁に領収証を頼んでいたと言う

要するにハルモニは字が書けなかったのだ

早くそれが分かっていたら無理は言わなかったのに・・・

夕食は隣の食堂で(この店もバスを降りた時にやってきたハルモニが紹介した店だ)

それにしてもビビンパプの入れ物がボールとは、、、値段もちょっと高かったかな?

金額はドンドンチュ(どぶろくの様なもの)を入れて25500ウオン





人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旅人さんへ (たか)
2014-06-16 14:16:42
旅人さん、コマスミダ~
ただ私達夫婦、自然体すぎやしませんかね。
“全く、いい加減に生きている”と言うより外にない様です。
手本に出来る生活かどうかも???です。
それよりも何よりも旅人さんの大らかさ、奥様の頭脳の明晰さを分けて欲しいと思います。

でも一度しか無い人生 悔いは残したく有りませんね。
返信する
sisiさんへ (たか)
2014-06-16 14:03:59
私もそう思いました。
環境の違いこそ有れ人間は人間
誠意を見せれば必ず良い答えが返ってきます。
国同士が片意地を張らずに外交を行ってくれる事を願うしか有りません。

旅人さんの時々使うユーモアが最高ですよね。
返信する
教えられます。 (旅人)
2014-06-15 22:33:18
ご主人の努力、ご夫婦の賢い生き方には、遠くから拝見していても、自然体で教えられる処があり、尊敬します。
いい加減な性格の私にはマネなどできません。
でも、お手本にしたいと思います。





返信する
大切な事 (sisi)
2014-06-15 22:15:33
↑旅人さんとたかさんのやりとりを読ませていただくのがなんだかほのぼの大好きです<笑。
ブログを読ませていただきながら、
”人にとって大切な事は‥‥”みたいな事を考えさせられました。
国が違っても、例え、国同士の情勢が悪くても、
”その国ではなく、その人(個人)を観なきゃダメよ”と、今でも付き合いのある、スイス人のお姉さんのような存在の方に20数年前に教えられました。
そして、今日、娘のような存在のオーストラリア人とその事について語りました<笑。
たかさんのブログからも、
国が違っても、人は変わらない、と強く思った今日ででした<笑。

返信する
旅人さんへ (たか)
2014-06-15 15:02:52
特に日韓の問題が悪化する中では言葉は必要ですね。
そんな意味で日ごろから懸命に語学に取り組んで来た主人には感謝しか有りません。

韓国は物価が安いので旅行者にとっては有り難い事です。
一日二人で宿泊や移動のバス等も含めて7000円有れば十分でした。

ホテルはインターネットでは高価なホテルばかりで私達が希望する安宿は紹介されていませんので何処の国へ行くにも現地で決めています。

そうですね、韓国には旅人さんが興味を引く場所があちこちに点在しています。
是非、何訪れて見て下さい。

飲み会、月に一度なさっていらっしゃるんですか?
男性は会社を辞めると交友関係がなくなると聞きます。
旅人さんの如才ない性格が人を引き付けているのでしょうね。
35000ウオン(笑)安い楽しみ方ですね。
返信する
楽しんで読んでます (旅人)
2014-06-14 16:39:19
自分で行った気になり、読まして貰っています。
基本現地の言葉が理解できなければそんな旅はできませんね!!
それにしても、ホテルも、食べ物も安いですね!
都会だと、安心してとまれる、綺麗な安価なBSホテルも日本では出てきてますが、インタ-ネットでホテルは探してるんですか?

BSでは韓国ドラマも毎年結構見る方ですが、私にとっては近くて遠い国です。日本のルーツ探しや、原風景が沢山あるのではと想像が膨らみます。
先日ドイツ旅行から帰ってきた知人夫婦はかって私たちを案内したガイドさんに頼み満足の旅だったとか、

今夜は月1の飲み会です。どんな山のはなし、旅の話が聴けるか楽しみです。今夜の1次会の予算は一人35,000ウオン程です。では、またつずきを楽しませて下さい。
返信する

コメントを投稿