「この山に雲が掛かると雨が降り出す」そんな事から「泣き虫山」と言う名称が付き転訛して現在、鳴き虫山になったとされている。
H16・4/29 歩行3:37 休憩2:10
快晴、雲一つない。
ボケやヤマブキを愛でながらストーンパークの駐車場より出発(7:30) この駐車場、最近、車上荒らしが多発しているらしく注意を促す張り紙が入り口に掛かっていた。
独標手前当たりからミツバツツジが目を楽しませてくれる様になったが足元はなかなかキツイ。独標ピークはもう少しだが慌てる事は無い、ここで5分程休憩をとる。
登り始めて約1時間、独標到着。15分休憩。
名の通り「独標」なので登り上げたからには下りが待っているのは覚悟の上だが、このアップダウンは大きすぎる。
独標から下って合峰迄は又々キツイ登り、そしてダウン。稜線はアップダウンの繰り返しだった。
「折角、高度を稼いで登って来たのに勿体ないわねぇ」「この変化が山登りの醍醐味なのよ」そんなやり取りが後ろから聞こえて来る。私はと言えばとてもじゃないが未だその域に到達は出来ない。苦労して稼いだ分を失いたくないと言うのが本音である。そんな事を思っている私を知ってか知らずか雄さんは「無職の身で有りながら、この幸福感は何だろう」と独り言つ50代。
鳴虫山山頂 10:15着 私も琴と絵画教室で細々と稼ぐ身の上、雄さん同様、幸福感を感じていた。
山頂からは以前、登った雪の女峰山・帝釈天・小真名子山が一望された。左に男体山も大きい。この山も一筋縄ではいかなかったっけ。
昼食には少々早かったがチラホラとヤシオツツジ咲く下にシートを広げた
気が付けば山頂は結構な登山客で込み合っていた。先ほどの女性陣も、あの苦しさはどこへやら賑やかに山上宴会に講じている。 私達も立ち去りがたい山頂で1時間35分、時の流れに身を任せていた。 続きますのでコメント欄はお休みします。
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