
今月のウォーキングは上毛かるたで「耶馬溪しのぐ吾妻峡」と歌われた吾妻渓谷(出席者7名)
鹿飛橋までの往復 約2時間コースです
此処は紅葉の名所としても有名な所で駐車した道の駅「吾妻峡」は
ウイークデイにも関わらず満杯でした

歩き始めて18分、吾妻峡橋から一条に流れ落ちる「白絹の滝」を見ます
以前は川の渕を歩く事が出来ましたので幾つかの滝を見る事が出来ましたが
現在は揺れに揺れたヤンバダムの建設工事が再開された為
高みから渓谷を見下ろす事になり見る事が出来るのはこの滝のみになってしまいました
そればかりか国の名勝指定地域の4分の1がダムの底に沈んでしまいます


何処まで沈み何処が残されるのでしょうか
国に何世代に渡り翻弄されてきた住民は、ようやく気持ちの整理もついて
それぞれが移転を始めましたが、それまでの葛藤は計り知れないものが有った事でしょう
道々の紅葉は先ず先ずでしたが何処か割り切れない気持ちで歩く足取りは重くなるばかりです

折角ですので急坂を下って鹿飛橋まで行く事にしました
本来ならば川沿いを歩いて渓谷と赤い橋が写せれば言う事ないのですが
やはり上からのみの撮影の為、立ち木が邪魔をしてどうも絵になりません

鹿飛橋の上から写した吾妻峡の一部です

元来た道を戻れば道の駅の近くの林檎畑には美味しそうな真っ赤な実がたわわに実っておりました

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冒頭の写真は美しくて、一見絵画かと思いました。
吾妻峡谷は中々良い景色ですね。
白絹の滝も素晴らしいです。
ヤンバダムのために、この美しい景観が四分の一もダムの底に沈んでしまうなんて、
取返しのつかないことで、悲しいですね。
何とかならないものでしょうかねえ・・・
2年前、親睦会旅行で 道の駅 八ツ場ふるさと館に 休憩で 立ち寄った記憶があります。
あの近くに 吾妻渓谷が有るんですね。それが 大半無くなる?、せっかく 知ったのに 一度も訪れない内に 沈んでしまうんでしょうか。残念。
紅葉は 清流と岩が有る風景で 一段と 引き立ちますね。
私なんぞはすぐそこに生息するイワナやヤマメを思い浮かべてしまいます。
”名勝指定地域の4分の1がダムの底に沈んでしまう”
政策の名の元に貴重な自然とそこに根付いた人々の暮らしや伝統がいつも犠牲になるのですね。
私が生まれた神奈川県でも今や観光地となっている宮ケ瀬湖や津久井湖にも
多くの犠牲が湖底に沈んでいます。
ダムや堰ができることで川の水位が下がり、干上がり、川は死にます。
我が国の開発が真に目覚めることはあるのでしょうか。
すご~い バッチシ決まりましたね \(^o^)/
>上毛かるたで「耶馬溪しのぐ吾妻峡」と歌われた・・
奇岩と紅葉で有名な 耶馬渓をしのぐとは
吾妻峡は もう拝見しなくても 想像できますよ(^^)/
白絹の滝
まさしく 一条の糸
滝好きのたかさん 興奮しまくっている姿が目に浮かびます
上から眺める
渓谷の美しさも もう言うことなしですね
なかなかよい ウォーキングコースでした。
Kさんもこの言葉に反応されていますね
そうなると耶馬渓に行ってみないと・・(^◇^)
吾妻渓谷
ダム建設で一部が沈むのですか??
残念ですね
今のうちに見ておかないと・・・ですね
最後のおいしそうなリンゴに癒されましたね
初めて見せてもらった吾妻渓谷・・
複雑な気持ちで覚えておきますね
吾妻渓谷は以前、谷の底に遊歩道が設けられておりまして
切り立つ岩を仰ぎ見ながら歩けたのですが今は見下ろしての観光となってしまいました。
美しさに変わりは有りませんが以前を知っている者にとっては物足りなさを感じてしまいます。
越後美人さんが仰って下さった様な「絵の様な景色」
それが計画通りで有れば4年後には消えてしまうのです。
勿体ない事ですよねぇ。
このダム事業計画が持ち上がったのが今から57年前の事、住民の反対を押し切っての強行事業でした。
しかし民主党が政権を握り前田氏が国土交通大臣に就任すると工事は中断される事になりました。
が、再び自民党政権になると又、再開を明言
今後の行方が定まらない住民の不安は計り知れませんよね。
既に空家になってしまった民家が目に入る度に、やりきれなさを感じたこの日のウォーキングでした。
そうです、吾妻渓谷は草津の手前に有ります。
ただ渓谷沿いを走っていた国道は高い場所に移りましたので
吾妻渓谷の表示を目にしない限り気付く事もなく通過してしまうかもしれません。
立ち寄られたと言う新国道沿いの「八ッ場ふるさと館」からは車で10分弱でしょうか。
私達が駐車した温泉付き道の駅「吾妻峡」はそこから更に手前を左折した旧国道沿いです。
ダムの完成まで、いよいよ間近(4年後)となりました。
takeさんが通られた天空橋は三分の二以上が水の中に消えてしまいます。
想像も出来ない景色に変わってしまう訳ですね。
ただこの工事に掛かる莫大な費用を考えますと
果たして結果オーライだったのかどうなのか。
首都圏の現在は水不足も無くたとえ利水制限をかけられても水圧を少し下げる程度で断水する事は無いと聞いています。
やはり無駄な工事だった様に私には思えてなりません。
群馬県には未だ幾つものダムが有りますが、その一つ下久保ダムは
今でこそ山間に馴染んで当たり前の景色になりましたが
昭和50年代、この工事により水温が下がってしまい
下流地域の農作物にかなりの被害が出てしまった訳です。
このため一旦、ダム湖を空にして工事をやり直しせざるを得ませんでした。
その時に姿を現したのが嘗て村を守っていたお地蔵様や桑畑、生活道路等々が残る村の光景だったのです。
この様子は後に写真展が開かれ公開されましたが
特に此処に居住していた人達にとりましては胸を締め付けられるような思いで見つめた事でしょう。
今回も旧国道沿いに建つ家々は大方が空家になり私の友人の家も既に代替え地に移りました。
群馬が誇る一つであります川原湯温泉も全ての旅館が移されました。
完成が間近になった以上、気持ちを切り替え
平穏な生活を目指して貰いたいものですよね。
一枚目、決まってますか?
ヤッタ!!ありがとう。
ここは往路に目を付けていた場所です。
黄葉だったのが幸いして岩が浮き出てくれました。
本家を差し置いて耶馬溪と言うにはオコガマシイ事ですが
未だ見た事の無い耶馬溪を想像するには十分かな?と思っていますが・・・(全然!、こんなもんじゃ無いよ ですか?)
本家には何と言っても神様が居ますものね。
滝は久し振りでした。
橋の上からでしたが優しい表情の滝でしたので
全容が見られて先ず先ずと言ったところです。
>上から眺める渓谷の美しさも、もう言う事ないですね
確かに美しい景色でしたが
以前を知っている私はやはり下から眺めたかったですね。
それをKさんに見せた上げたかったです。
残念。
kyokoさんは耶馬溪に行かれた事は?
私も何れは行ってみたいと思っておりますが
吾妻峡よりは、もっと神々しいのでしょうね。
↑で大分、書き込んでしまいましたので改めて書く事も有りませんが
何度も通っている場所ですので
其処ががダムの底に沈んでしまうと言うのは寂しい事です。
私の高校時代の友人は此処でガソリンスタンドを経営しておりました。
山の帰り立ち寄った時に「もう代替え地は決まったのよ」と言っていましたが
その顔は心なしか寂しそうでした。
とにかく此処は以前の面影を残す事無く変わってしまいます。
思い出が消えてしまうと言うのはどんな気持ちなのでしょうね。