たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

生島・足島神社 帰途つばめの雛とキツネに遭遇

2018年07月17日 | 登山
続き

(いくしま・たるしま神社)




今、雄さんが読んでいる小説に登場している神社との事でしたので

足を延ばして見ました

生島神(万物に生命力を与える)足島神(満足を与える)の二神を祀る神社で

平安時代に制定された延喜式に記載が有ると言われておりますので

歴史は非常に古いようです

戦国時代には武田氏や真田氏が信仰を寄せ

江戸時代には歴代上田藩の厚い庇護を受けてきた由緒ある神社でなのだそうです






神橋の奥の神殿には武田信玄の部下達が信玄に忠誠を誓ったと言う「起文書」が

保管され、それが重文に指定されていると言う事でした


あぁ、これは倒れてしまったのでしょうか

支えが、この神社の神髄である万物に対する愛を表してますよねぇ


最近、アチコチの神社で見かける様になった茅の輪

疫病や罪汚れを払うと言う6月・7月に行われる夏越しの大祓ですね

潜り方には作法が有る様で表門に向って潜る様、支持が有りました

我が家の大黒柱、元気でいて貰わねばなりません、潜って貰いましょう




この対の欅は夫婦欅と呼ばれ神社の御神木になっております

枝に手を入れないのは、この欅が御神木だからなのでしょうか

自由勝手にのびる枝は、かなりユニークにさえ見えます


中はこの様に空洞になっておりますた






この電車は上田と別所を結ぶ上田電鉄別所線です

田園の中をゆったりと走り抜ける姿は長閑ですね

(上の山が信州の妙義山と言われる独鈷山 下が今回登った子檀嶺岳)








碓氷峠を抜け峠の釜めしで一息入れた時に頭上に微かな鳴き声が・・・

親ツバメが運ぶ餌を待っているツバメの赤ちゃんでした

巣の場所が、もう少し明るい場所に在ったなら・・・う~ん残念!

そして


秋間を通りかかったのが4時を少し回った頃

前回、男性が魚肉ソーセージをやっていたのが丁度、同じ時刻でした

もしかしたら・・・・・・・・・・居た居た居ましたよ

車を停めると人間の姿に逃げるどころか近寄って来ます

良いのか悪いのか人が与える餌に頼る様になってしまった、この狐は

もう自然界では生きる術を失くしてしまっている様です

大分、長くなってしまいました、最後までお付き合い有難うございました


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18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (野付ウシ)
2018-07-17 17:41:03
こんにちわ。
やはり歴史のあるお寺や神社は魅力的ですね。
北海道の歴史はせいぜい百数十年ですから、求めるのも無理がありますけど。
痩せぎつねを見ていると可哀想になりますね。
いつもお腹を空かしてしるように見えてきます。
人間は残酷なことをしますねぇ。自然界のキツネも長生きはできませんけど、見れば与えたくなる気持ちもわからなくはありません。私も動物好きなもので。
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子檀嶺山を (takezii)
2018-07-17 18:14:35
皮切りに 信州の歴史探訪、
大福寺、北向観音、安楽寺、常楽寺、前山寺、生島足島神社、たかさんの深い考察、何処も 目から鱗です。
3年前まで自営業していて 旅行もなにもしてこなかったものですがから 見聞きするもの全て 新知識。
勉強になります。有難うございます。
そして 最後には ツバメとキツネが 登場する、
やはり たかさんの旅はいつも ドラマチックですね。
素晴らしいご旅行でした。

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旅の締めくくり (イケリン)
2018-07-17 18:30:43
旅の締めくくりに、素晴らしい神社を選ばれましたね。
この対の欅の生命力の強さは半端ではないです。
茅の輪を潜られたご主人も。欅と同じ様に強いパワーを授かられたこと間違いなしです。

キツネも、人間が与える餌に頼るようになってしまつたのですねぇ。
動物は人間が与えた餌の味を覚えると、このように人里をうろつくようになるようです。
元はといえば与えた人間が悪いのですが、できれば自然の中で生きてもらいたいものですね。

元気なツバメの子供に、プラモデルを見ているような、上田電鉄別所線の電車にも会えて
いうことなしの旅でしたね。
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こんばんわ。 (どんぐり)
2018-07-17 19:32:21
こんばんわ。
たかさん、歴史探訪レポありがとうございます。
やはり、日本人ですね。
各地の神社仏閣を拝見する度、心がとても落ち着きます。
鮮やかな朱色の欄干がひと際、目を引きますね。

御神木の夫婦欅には、長い年月を支え合い
雨風に耐えてきた様子が見てとれます。

茅の輪を潜られたご主人!
ご夫婦でいつまでもお元気でいて下さいね。

ツバメの赤ちゃん可愛いですね~
もう、何度見ても癒されます~
ずーっと見ていたい・・・
たかさん素晴らしいです。ナイスショットです!

キツネさん、痩せてるように見えますが
夏毛に変わってるのかも知れませんね。

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2018-07-18 06:40:45
 1枚目
なかなか インパクトある構図で 自分の好みです
ナイスショットですね
 いくしま・たるしま神社
日本昔話に 出てくる様な・・・
歴史を感しる神社の様ですね
 >生島神(万物に生命力を与える)
 >足島神(満足を与える)
そうでしたか
自分もご参拝に伺いたい ものです
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野付ウシさん、こんにちわ (たか)
2018-07-18 10:36:20
観光と言うと、どうしても神社仏閣となってしまいます。
ここは信州の鎌倉と言われるだけの事は有り僅か一時間圏内にお寺さんがひしめいております。
北海道では1ヶ月間、殆どを山に費やしておりましたので神社や寺を回る事も有りませんでしたが
北海道の歴史を紐解けば本州の縄文・弥生よりも高度なオホーツク文化が存在していましたよね。
学生時代には未だ興味も無く上っ面を学んだにすぎませんが掘り下げてみれば非常に興味深いものが有るのではないかと思います。
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takeziiさん、こんにちわ (たか)
2018-07-18 11:21:04
今回、登ったのは青木村の里山の一つでしたが
国宝、重文と見て回り、それなりに充実した旅になりました。くるみおはぎも食べられましたし。
別所は何度か来ておりますので前をなぞる旅でしたが大福寺と生島足島神社は初めてと言う事も有り、それなりに学ぶ事も多く
無理をしてでも立ち寄って良かったと思いました

ツバメとキツネは旅のフィナーレを上手く締め括ってくれました。こう言うのって\(^o^)/ですよね。
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イケリンさん、こんにちわ (たか)
2018-07-18 11:46:37
対の欅の勢いの良さ、ビックリしてしまいました。 逆方向にも枝を伸ばしており樹形はヒッチャ化メッチャカでしたが「台地が御神体」と言う如く
「自然は自然のままに」が、この神社らしい所と言えるのでしょう。  夏と冬の神事である茅の輪潜りは最近、何処でも見られる様になりましたね。
大きな病気後の雄さんには潜って貰いましたが、ウッカリ私は潜るのを忘れてしまいました。いずれにしても俄か信者の私達に、どれ程の御利益が在るのか・・・

哀れな顔をしてウロツイテいたキツネ(この写真はやや精悍な顔つきですが)は一層、哀れを誘いますね。
何とか自分で餌を見つける努力をして貰いたいものですが行く末が心配です。
上田電鉄・別所線は駐車場に帰り付いた時に、ツバメは群馬に戻って一休みした時に・・・幸運な偶然でした。
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どんぐりさん、こんにちわ (たか)
2018-07-18 12:02:13
生島・足島神社の欄干の朱色、これぞ神社の色と言う感じの色ですよね。 ずっと地味と言ってよい程の寺社を見た来た目には、とても眩いものでした。
この御神木、夫婦円満と言うご利益が有るそうです。未だ暫くは連れ添って行かなくてはなりませんので(笑)この木に出会えたのは幸運だったかも。
でも此処だけの話、「御神木保存のため洞の中には入らない様お願いします」という張り紙を見逃して・・・出てから気付いて慌てました。私らしいでしょ

野鳥や昆虫の好きなどんぐりさん、ツバメの赤ちゃん可愛いでしょ! どんぐりさんの「ずーっと見ていたい」と言うお気持ち良く解ります。
そして痩せ細ったキツネも人間に頼らずに早く自力で餌を探す術を見つけて欲しいですね。
哀願する目を見ているのが辛い程でした。
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延岡の山歩人Kさん、こんにちわ (たか)
2018-07-18 13:32:21
一枚目の写真、Kさん好みでしたか? 
と言う事は上手く撮れていたと言う事ですね、やった!! \(^o^)/

生島・足島と言う名前だけで何処かロマンが感じられますよね。   私は全く名前も所在も知りませんでしたが
雄さんが偶々読んでいる小説に登場した事が幸いし嬉しい出会いとなりました。 ついでに歴史の勉強まで出来ましたしね。

万物に生命力を! 満足を! 有り難い事です。  長野県を訪れる事が有りましたら是非、立ち寄って生命力をゲットして行って下さい。

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