平成5年8月
いきなり篭の登山(かごのとやま)の山頂の写真です
と言うのも登山口から30分、呆気ない程の近さだったのです
とは言え人気の山、大勢の登山者が展望を楽しんでおりました
ここは360度、遮る物の無い広々とした山頂です
アルバムには「南・北アルプスの豪華な展望に登山の醍醐味を味わう」
と記されておりました
雄さんの後ろにいる登山者は同行者では有りません
何処からか寄ってきて背後に立つと展望の説明を始めたのです
それはそれで有り難いのですが場所を変えても更に場所を変えても
また背後に立ちヒトクサレ・・・
雄さん「背後霊みてぇな奴だなぁ」
喧騒の篭の登を後に木立の中を転がる様に下って水の塔への登りに取りつきました
赤ゾレと呼ばれる火口壁を通り振り向けば
篭の登山はもうあんなにも遠くに
此処まで足を延ばす登山者はおりませんでした
ホシガラスと私達二人占めの山頂です
・・・アルバムより・・・
水の塔に着くとここからも北アルプスが遠望され眼下には高峰山のスロープが
ダイナミックに伸び、そこを走る高峰林道が景色を引き締めていた
何と言う気持ちの良い山頂だろう
高峰温泉から登って来るパーティが小さく見えたのを機に腰を上げる事にした
一端、篭の登に引き替えし昼食を済ませた後、見晴らし岳へと向かいます
背後霊? 未だ居ましたよ~
ここは、きつい個所も無く気楽に来られ高山植物も豊富とあって
一般のハイカーも含めて見晴らしの丘も雷の丘も大賑わい
この日はマツムシソウの花盛り、アザミも咲いていたっけ
池の平をバックに記念の写真を写す背後には
先程、登ってきた篭の登山と水の塔山が・・・
この時から、もう25年が経ちました、その後も何度か登りに行きましたが
色あせる事のない人気を不動のものにしている篭の登山です
今頃は冠雪しているのでしょうか
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2千メートル級の山が30分ほどで登れ、
しかも南・北アルプスを含めて、360度の展望が望める山はそうそうないのでしょうね。
人気が高いのもうなづけます。
山の醍醐味が感じ取れる記録でもあり良き思い出ですね。
いつものことながら、素晴らしい山旅をご紹介いただきました。
この山で出会われた背後霊のごとき説明者に、ガイド料を要求されなくてよかったです。
以前、私が友人4人で行った観光地では、勝手に説明を始めて最後に一人当たり500円の
ガイド料を要求されたことがあります。これってガイドの押し売りですよね。
なんじゃこれは・・・と、後で4人で大笑いしたことが思い出されます。
きっと、私も背後霊と同じ、見える山の名前を教えたくてウズウズしている同種の人類。
ただ、もう少し弱気で控えめな人種だと、自分では思ってますが・・・。
現地で一つでも訊かれると、待ってましたとばかりに、その他も教えてますです。
現地で教えられなくてブログで振れ舞わってる次第です。
私は、昭和57年頃、車坂峠から水の塔~篭の登山と辿りました。
晴れてるけど遠望の利かない日だったと記憶してます。写真がなんにも残ってないので、ああ、こんな感じだったかなぁと懐かしく拝見しました。
大昔に買ったブルーガイド東京付近の山には、
「七千尺といわれたこの雲表コースは、一等三角点の眺望を満喫できる尾根歩きとして人気がある」
と記るされていて、それに憧れ訪れました。
思い出の山を再訪するシリーズってのもやってみたいなぁ。
高峰温泉や湯の丸高原のロッジに泊まって、山登り・湿原散策を数回しました。西(東?)篭では誰もいなくて独り占め。
3月末にスノーシューで残雪の水の塔を歩いたこともあります。
池の平湿原は、昔と比べて随分乾燥化が進み、花も少なくなってきたように思え残念です。2年前に歩いた時は、ほんの十数分前に熊が出没したとかで、折角の散策気分も吹っ飛んでしまいました。
そんなこんなで思い入れ深い山域です。
私のように何も知らない者にとっては有難いですが、でも付き回られては
ちょっと怖くなって来ます。
ましてたかさんや雄さんには説明など不要なことで、さぞ有難迷惑だったでしょうね。
相変わらず険しい山ですね。
山頂からの眺めは素晴らしく、二人占めとは、最高の気分ですね(^^♪
そして、お二人の若さがまぶしい~(^_-)-☆
このように、過去の事を思い返し、改めて記録に残し、整理する。
素敵なことですね。
私もやりたいけれど、日々の好奇心に追われて、なかなか辿りつけません。
いつかはきっとやりたいなぁ〜と思う事のひとつですが、要領が悪いだけです、私<汗&。
このような行動は、若い頃に心が戻り、心の洗濯ができるのかもしれないと思います。
もう一度、瑞々しい心がフアフアと沸き上がっていらっしゃるのではないでしょうか?たかさま。
それにしても、素敵な想い出がいっぱいですね。
”背後霊さま”も登場するのと、しないのとでは、、、想い出の濃さが変わる様な気がするので、良かったですね・・・<爆。
いつも笑いが何処かにある方が良いですものね<笑。
湯ノ丸山に一度登っただけで その山域を訪れていないものですから いい情報いただき 有難うさんです。展望が素晴らしいんですね。
たか様の ルート図、写真で なんだか 行ったことの有る山のような気になってしまいますが。
山頂での山座同定、花の解説・・、
います、います、
有難い時と そうでない時 有りですが。
お互い 楽しい時間ですので 共有したい気持ちは 分りますね。
手軽に高山の雰囲気が味わえ展望も申し分ないので、それが沢山の登山者を惹きつけているのでしょうね。
・・私は同定できない山が有りますと近くに居る登山者に教えて頂く事が有りますが押し売りはいけませんよね。
相づちを打つのも余りシツコイと面倒になりますし、そうかといって「もう結構です」とも言えませんし・・・ねぇ。
外国で観光地に行くと中世の出で立ちでフラフラしている人が無理に観光客の近くにやって来て
「一緒にどうですか?」と撮影を強要し後で法外な撮影料を撮られていた観光客を見た事が有りますが
イケリンさんの例と何処か似てますね。
(笑) エッ、niceさん・・・・・・・・背後霊???
では、新潟の山に登った時には眺めても山名の解らない山が沢山ありますので今度、ガイドを頼もうかしら!
そんな事も有りniceさんの三座同定ブログは、とっても楽しいですよ。
私の家には藤本・田代両氏の「展望の山旅」が三冊あるくらいですから。ホント、良く調べられましたね。感心しています。
何時かniceさんも振り返って過去の山をブログでご紹介ください、楽しみにしております♪
偶然、篭の登山の現在の積雪を調べておりましたら林道を横切る二頭の熊の写真を投稿されたブロガーさんの記事が目に止まりました。
居ても不思議では無いエリアなのでしょうが見たり聞いたりすればビックリしてしまいますよね。
木もれ日さん!カッコイイ!スノーシューで颯爽と! 私は一度も経験が有りません。
はまゆう山荘で毎年、スノ―シュー体験教室が行われ一度参加してみたいなと思いながら何時も見送ってしまっています。
楽しいのでしょうね。
群馬の水沢山には毎日、登って来て山頂を仕切っている方がおります。無視していれば良いのですが側に寄ってきて「ツーショットを撮りましょうか?」と声掛けし
てくるのです(私達にだけでは無く登頂者全員に)
この山は裏山ですから良く登りに行くのですが毎回その言葉を掛けられると有り難いより煩わしくさえなってきてしまいます。
・・篭の登山、決して険しくは有りませんよ。元ライダー越後美人さんならホイホイ。何時だったか山仲間に
お茶の先生が居りまして山頂でお抹茶を戴いた事が有ります。 越後美人さんもお着物をズボンに履き替えてどうですか?