たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

独立記念館 (天安)

2014年10月27日 | 韓国
天安バスターミナルから約30分

昨夜のニュースに寄ると台風が接近しており済州へのフェリーが欠航と言う事でした

その余波か今日も風雨が激しい朝でした

独立記念館でバスを降りても雨の勢いは変わらず

これから見学する記念館が決して楽しい所ではない事をまるで暗示しているかの様な降りでした

最初に見えてくるのが高さ52mのモニュメント、キョレの塔

空に羽ばたこうとする鳥の翼をイメージしたとも祈りを捧げている手を現したとも言われている塔です


ここから記念館までは少し距離が有ります

普段はハンオリと言うオモチャの様な電車が繋いでいますが今日は動いている様子が見られませんでした

私達は傘を差し足元の跳ね返りを気にしながら長いアプローチをキョレの家を目指して近づきます

その間にはためく無数の大極旗は圧巻と表現するしかないでしょう

入口で出迎えるのは「不屈の韓国人像」、小旗が風を受けてザワザワと音を立てていました






先ずは韓国人として意識下に置きたい「慰安婦問題」次が「竹島」

そして「何故東海では無く日本海なのか」

それらを知っていますか?というメッセージで展示館外に掲示してありました

クリックしていただければ大きくなります

         

見学コーナーは7コーナー有り一室目は韓国5千年の歴史と称したコーナーです

土器・青銅器時代の道具や生活ぶりを表した遺物やジオラマでの展示で

我が国の弥生文化の母所とも思われるそれらは我が国との関係を伺わせます

(一枚目は暦)

        
 


しかし人が権力を持つ様になると権力を廻って血なまぐさい争いが置きる様になります

写真は「高麗の亀州大捷」と言いまして亀州で契丹を破った時の模様が再現されています




これは先日イ・スンシンのコーナーで紹介した亀甲船ですね










そして私達はいよいよ第二室「民族の試練」コーナーへと入りました

時代は180年代~1900年代

韓国にも近代化の波が訪れる事になりました




ここまでは、良かったのですが・・・

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4 コメント

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身が引き締まります (はる)
2014-10-28 01:07:54
こんばんは。
良くいらっしゃいましたね。歴史は正しく直視しなければ、の思いはありますが
韓国を訪れ始めた初期に、数か所(タプコル公園・安重根記念館・西大門
刑務所)へ行って以来、最近は日韓関係史とは関係ないところが多いです。
展示の説明文を読みながら見ていくと、つらい記述が多くて~~。
それでも普通に観光していても、説明文などに植民地時代に触れた記述が
あるのを目にすることはありますね。

この後も謙虚にご一緒についていきますね。
返信する
はるさんへ (たか)
2014-10-28 18:40:47
記念館は7コーナーに分かれていますが
韓国の歴史に関してはたったの1コーナーだけでした。
後のコーナーは気持ちが暗くなるばかり。
でも、行って良かったです。
気分は決して良く有りませんが
それでも朝鮮を知るために
日本人は勇気を出してジックリ見学すべきだと思いましたね。
返信する
なるほど・・・ですね。 (sisi )
2014-10-28 22:22:03
何事も気持ちが暗くなるものは、
ついつい避けて、
遠ざかってしまいがちな私です。
でも、イヤな事も知るという事は大切なのでしょうね。
知らない事には、意見さえ持てませんものね。

それにしても・・・
韓国の博物館は、どこでも寛大ですね。
ほとんど撮影OKな場所なのでしょうか?
歴史的な博物館となると・・
日本もスイスも撮影禁止な場所ばかりですから。

スイスの国立博物館など、持ち物すべてロッカーに入れさせられてからの入場でした。
なんだか物々しい雰囲気が漂っていて、
ソコまでしなくっても・・・と<汗&汗
文句を言いたいのを抑えて、入場したのを思い出します<爆。
でも、今、考えると、
とっても心地いい空間で、その時の記憶が鮮明に残っているから不思議です。
返信する
sisiさんへ (たか)
2014-10-29 12:55:11
sisiさん、韓国ではフラッシュを焚かなければ撮影はOKな所が多いです。
重文を勝手に写してはならないと言う事よりも
フラッシュが作品の質(色合いなど)を落としてしまう事に問題が有るのでしょうね。
ドイツのニュルンベルクに有る美術館では
手持ち品はロッカーに預けなければなりませんでしたが
フラッシュ無しという事で撮影はOKでした。
この時ばかりは素晴らしい名画の数々をカメラにパチパチ収めましたが
sisiさん仰る通り概して撮影禁止の所が多いですね。

sisiさん、次の項ではsisiさんが目を覆いたくなる様な場面が沢山、出てきます。
でも、韓国の一面を知る上で感じ方は様々かもしれませんが
その何かが感じ取れるはずです。

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