今日も寒い
冬だからと片づけられない寒さです
炬燵の番人の様な生活がもう何日続いている事やら
窓に目を向ければ寒々とした景色の向こうに雪を被った赤城山が
長い裾野を左右に広げてジッとこちらを伺っています
きっと膝くらいの積雪なんだろうな
そんな事を思いながらコーヒーを啜りミカンに手を伸ばし
読みかけの「泥流地帯」を開きました
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「泥流地帯」は上富良野を舞台に貧しい生活の中、必死に耐えて生きて行く兄弟を描いた小説です
未だ途中なのでホノボノとした流れですが
これから起きる十勝岳噴火に兄弟がどう立ち向かって行くのか
きっと涙なくしては読めない苦難の連続なのでしょう
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気が付けば外は夕焼け
カラスがそろそろネグラへ帰る時刻です
私も夕食の準備に取り掛からなければ
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本の題名とたかさんのお写真とがなんだかぴったり。
冬の物悲しさの中にも、遠い空の向こうに微かに見えてくる希望の光。
それは、きっと遠い、遠い、春の兆しの光が見えている気がします。
sisiさんの雪山のお写真を拝見して
これではいけないと思ってはいるのですが
歳のせいでしょうか・・・悲しい
カレンダーを見れば今日は冬至
外は今夜もひどい風の音
増々気持ちが萎えてきそうですが
sisiさんの希望の光の文字が少しだけ私を前向きにしてくれました。
ありがとう。