たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

生き物の生と死 

2022年08月15日 | 

庭仕事をしておりましたら突然の羽音。見れば蝉が蜘蛛の巣に掛かり必死にもがいておりました。❝どうすべきか❞ 地上に出ても数日しか生きられない蝉を思うと私は咄嗟に糸から外し安全な場所に置きます。が、足に糸が絡んでしまうともう飛び立つ力を失ってしまうのでしょうか。偶に羽をばたつかせるのみです。

その時の蜘蛛はきっと「余計な事を」と思っていたに違いないでしょうね。

再び庭仕事を再開し暫くしてから蝉の様子を見に行きますと突いても何しても全く微動だにせずお腹を上に向けてしまっておりました。こうなってしまっては何れにしてもアリの餌食になってしまう事でしょう。だったら残酷では有りますが蜘蛛に返して上げましょう。これも自然の摂理、食うか食われるか生き物の世界の厳しさをマジマジと見せつけられた盆の夕暮れ時でした。

この虫、アオバハゴロモと言う1cm位の虫です。スオウの木の枝に数珠つなぎで止まっておりました。偶々、himeさんのブログを見ておりましたらこの虫を挙げられておりましたので、もしかして未だ居るかとカメラを持って行ってみましたが既に姿は無くあの時、写して置けばと残念な気持ちで家に戻りましたが何と何と家の柱に止まっていたでは有りませんか。どうやら作業を終えた時に私の服に付いた様です。雄さん言うにアオバハゴロモは害虫との事。himeさんのお返事でも「この虫が数珠つなぎで居たと言う事はスオウの木、丸裸にされてしまうかもしれない」と仰っておりました。色と名前の美しさにマンマと騙された私でした( ;∀;) 盆にはご先祖様が虫に姿を変えてやって来ると昔から言われていますが、それが害虫では困りものですね。

 

 

このまま終えるのは後味が悪いので玄関アプローチに咲く秋海棠で締めくくりたいと思います。

コメント欄はお休みです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遠花火 | トップ | 外出時に見たホテイアオイ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事