7月24日(火)



ヒヨドリソウ&シシウド

ウォーキングクラブのAさん、Mさんに「あやめ平に連れて行って欲しい」と言われ
やって来た「アヤメ平」 私にとって4度目になります
前回、来た時、鳩待峠は送迎車(バス・タクシー)がここまで乗り入れておりましたが
今は直ぐ下の駐車場に変わり広場は登山者だけとなっておりました
課外授業でしょうか、小学生が整列して尾瀬ヶ原に向かって行きました




雄さんが先頭、私が後尾につき8時50分、鳩待峠を出発
途中の小さなピーク中原山までは標高差377mですが距離が長いので
だらだらと登って行く感じでしょうか
もしかして!と期待を膨らませて登山道両側に注意深く目を向けながら登って行きますと
「ありました」 またの名をユウレイダケとも言われる腐生植物ギンリョウソウです
Aさん、Mさん、初めて目にしたのでしょう 目を丸くして眺めていました
オレンジのキノコはマスタケです
原発事故以来、口にする事は無くなりましたが天麩羅で良く食べたものです
早いですね、ナナカマドが一部 紅葉してました



登山口から1時間25分 目の前が急に開け横田代に到着です
一面キンコウカに彩られた広い斜面
さっ、此処で一息入れましょうか



サワラン&コバギボウシ&タテヤマリンドウ(赤く見えるのはモウセンゴケです)
写しませんでしたがワタスゲも僅かに残っておりました

わー! 気持ち良さそう
涼風吹き抜ける湿原ですものね、私がそうしたら夕方まで寝てしまうかも!!!



ワレモコウ&ニッコウキスゲ&マツボックリ

いよいよ前方に燧ヶ岳が姿を見せましたよ~

途中から意識無くダイヤルを動かしてしまい撮影できなくなってしまった私のカメラ
休んだ時に雄さんに見て貰って漸く使える様になりました



到着しましたあやめ平で~す
秋景色、雨、雪景色と楽しんだアヤメ平ですが何時来ても素晴らしい天上の楽園
AさんもMさんも「連れてきて下さって有難う!」と大感激でした
アヤメ平の由来は周辺に群生するキンコウカをアヤメと間違えたのがそもそもの由来で
昭和30年代、雲の上の楽園という評判が立つと多くの登山者が訪れる様になったのと
丁度この頃フォークダンスブームでも有った事からグループがゾクゾクと押し寄せ
山上でダンスに興じ緑を悉く踏み荒らしてしまったのです
確かにそれは気持ち良かった事でしょう
しかし木道も設置されてなかった事から植生は衰退し一帯は裸地化してしまいました
私が最初に来た時には既に木道が設置され周辺は復元活動が始まり
7割がた緑を取り戻しておりましたが未だまだ種を育てるためのムシロが
あちこちに目だっておりました
活動が開始されてから50年の時を経てアヤメ平は元の姿を取戻した訳です

千葉から爺ちゃん婆ちゃんを呼び埼玉からやって来た親子三代での尾瀬登山
可愛いですねぇ
今日はこれから尾瀬ヶ原に下りてお泊りだそうです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




寒いくらいだった山上でどのくらいの時を過ごしたでしょうか
食事をすませ、ゆっくりお喋りをして、いよいよ下山です
前方にドッシリと至仏山、お花が綺麗だった笠ヶ岳 未踏の平ヶ岳
振り向けば燧はもうあんなに小さく


このまま鳩待に下ってしまうには余りに勿体ない
横田代でリュックを下ろします

シシウドなどの様々な花に彩られた湿原。木道の上から眺める燧ケ岳や至仏山の姿。
これも好天に恵まれたからこそ目にできた風景ですね。
ご一緒されたAさんもMさんもこの風景に魅了されたことでしょう。
♪ 夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 とおい空・・・
尾瀬の短い夏の風景は一度見たら絶対に忘れることがないですね。
一度しか行ったことがなくても目に焼き付いた風景を思い出します。
たかさんは四度目とあってみればなおさらかもしれませんね。
花と池塘、燧と至仏 どれもこれも いい写真ばかりです。
もう1度 行きたくなってしまいますが 夫婦共 身体に不具合生じ 今年の夏は 指をくわえたまま終わりそうです。
でも なんだか たかさんのうしろにくっついて行ったきたような気もなっています。
今回は アヤメ平ピストンだったんですね。
送迎バス、タクシー乗り場が 峠の下の駐車場に変わっているんですか。
いろいろな情報、有難うございます。
今回は写しませんでしたが深谷100名山に認定された山々が目白押しなのです。
尾瀬は殆ど歩き尽くしましたが何度、訪れても何処を歩いても感動が付いて廻る私の大好きな山です。
一度、途中から弱い雨にたたられた事が有りましたが、それはそれで幻想的な風景でした。
イケリンさんも尾瀬にいらっしゃった事がお有りなのですね。
心に残る景色を共有した同士と言う事になりますね\(^o^)/
今回は登山初心者が同行しましたので尾瀬ヶ原に下らずにピストンです。
ですので時間はタップリ、ゆったりとしたトレッキングになりました。
私自身も腰痛(もう、持病と言っても良いかもしれません)と先日、痛めた右肩の神経を伴っての山行でしたので
アヤメ平までの2時間半(全行程4時間半)は丁度よい距離だったかもしれません。
良いお天気に恵まれ景色も花も最高でしたね。
今年の大雪山の花たちは、どこも状態があまり良くありません。春の遅い雪に降られたこと、日差しが少なすぎたことなどが要因のようです。
でも緑岳だけで60種ほどの花を見ることができました。次は・・・この数年は登山口への林道が不通になった場所が多くて、多くの山が登れなくなってます。残念ですが待つのみですね。
今年は何処も早目の開花だったところに、この異常気象でしたから
花も戸惑ってしまったのかもしれませんね。
60種は凄い!!早く林道が整備されて皆さんがお花を愛でる山旅が出来ると良いですが。
緑岳という山名がいいな!
木道を自分も歩いているような臨場感を味わっています。
見事なキンコウカの群れに見入っています。今年は当たり年のようですね。
美しいキンコウカの群れが風で波のように揺れる景色を想像しています。
尾瀬は一度しか行ってませんが、その時キンコウカが満開でした。例によって下調べなしだったので、とても感激しました。また行きたい遥かな尾瀬、です。
私が一番最初に見たのが30年近く前でしたが見違えるほどに生まれ変わりました。
一端、裸地化してしまうと気が遠くなるほどの歳月を掛けないと元の姿には戻らないものなのですね。
遮る物の無い草原から見えた奥日光の山々や赤城、武尊等々は心なしか一回り大きく見えましたね。
>自分も歩いている様な臨場感を・・・
あれっ? 気持ち良さそうに澄ました顔して寝ていたのはkotsunagiさんだったのでは?(冗談)
そんな偶然が有ったら楽しいでしょうねぇ。
余程、花に疎い人間・・・と言っては失礼かな!
多分「開花前の葉を勘違いして・・・」が正解なのでしょうが
既にアヤメ平が世に知れ渡ってしまった為に今更、訂正も出来ないと言うのが現実だと思います。
・其れとも命名者が尾瀬の持ち主である東電のお偉いさんだったため反論できなかったとか。
ただ「キンコウカ平」では様にならないですよね。
一株でもアヤメが池塘脇に咲いてくれたら言い訳も着くのですがniceさん、こっそり植えに入って頂けない!