たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

館林・夏の風物詩「手筒花火」

2018年07月27日 | 年中行事



手筒花火は館林藩主・榊原氏の発祥地であった徳川家ゆかりの三河地方に伝わる

勇壮な花火です

1mの筒を抱え火の粉を全身で浴び、轟音響く中、高温に耐え

燃え尽きるのをジッと待つその姿は「よっ!日本一」と掛け声を発したくなりますね






天に向かって吹き上げる火柱は10数m

燃え尽きた後の筒の底が抜けて光が舞いあがる瞬間も凄い

会場中にズドンと言う衝撃音が響き渡り

私は思わずカメラを落しそうになってしまいました


座頭市が炎を背に・・・

これは次の手筒を設置する前に散らばった火の粉を箒でかき集めている所です












次は二つ同時に放揚

横に寝かせた筒に点火し火柱がグーンと伸びた所で徐々に垂直へと立ち上げる

この過程も中々の見せ場、緊張が走る瞬間です










全員が小さい筒を手に四方八方に散り会場に火花を散らします


そして三筒の放揚

会場に響く轟音も一層、高くなり観客席は興奮の渦に包まれました






以上を何度か繰り返し最後は大小の手筒花火の一斉放揚です







迫力満点、壮大なスケールです

持ち手も観客も熱く燃えた1時間強の手筒花火は盛大の内に幕を閉じました


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14 コメント

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館林の手筒花火 (イケリン)
2018-07-27 12:34:26
たかさんが、ブログでご紹介のように、手筒花火は三河地方が発祥の地と言われています。
中でも豊橋市の吉田神社が発祥の地とされているようです。残念ながら私はまだ見たことがありません。
花火の中にシルエットで浮かぶ男衆の凛々しい姿には惚れ惚れとしますね。
赤い火花が降り注ぐ中に立つ姿も素晴らしいですが、まるで豪雨の中に立っているかのような
白く見える花火も素晴らしいものがあります。
これは露出の加減でしょうか、それともこんな色なのでしょうか・・・。
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迫力満点、 (takezii)
2018-07-27 12:41:20
手筒花火大会、館林にも有るんですね。
三河、遠州と関わり・・・、目から鱗です。
1時間強にも及ぶ 光と轟音の祭典、危険を伴う花火師達の動き、掛け声、観客のどよめきが 聞えてきそうです。
落ち着いて カメラを向けら 傑作写真数多、やっぱり たかさん 凄いです。 
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豪快 (ベル)
2018-07-27 16:57:39
手筒花火 豪快ですね
飾り物と違って一瞬で消える花火なのに
残像が目に焼き付きます
これが1時間も続くんですか
目の前で見られるのは羨ましい
実際に見てみたい花火です

ズドンでカメラ落としそうになったって手持ちで撮られてたんですか それもまたびっくりでした
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Unknown (木もれ日)
2018-07-27 21:13:24
想像以上の凄い迫力です。
彼方此方で花火大会があり、色形も多彩で豪華絢爛ですが、この手筒花火は、本来の「火」の色からなる素朴さと豪快さがありますね。
花火大会もハイテク化されているようですが、人の手のみになるところが素晴らしいです。
それにしてもよく撮られましたね‼️
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イケリンさん、こんばんわ (たか)
2018-07-27 21:27:31
三河発祥の手筒花火は館林城初代藩主・榊原氏(徳家康の家臣)が三河出身だった事から行われる様になったみたいです。
今でも交流が有る様でこの日も豊橋から応援が駆けつけて下さったとアナウンスで報じておりました。
燃え尽きるまでの高温の中、不動で構える男衆の姿は仰る様に惚れ惚れするものが有りますよね。訓練に訓練を重ねてこその雄姿ですね。

何故、色に変化が生じたのか最初に設定したまま何も替えませんでしたので写した本人にも解りません。パソコンに取り込んでみて初めて気付きました。
どうしてなのでしょうね?もう一度、説明書を読んでみようと思います。
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takeziiさん、こんばんわ (たか)
2018-07-27 21:42:46
手筒花火は三河が元祖で三河から館林に移った初代藩主が故郷を懐かしみ打ち上げたのが館林・手筒花火の始まりではないかと想像しております。
仰る様に燃えている間「ヨイショ」「ヨイショ」の掛け声が会場中に響き渡っておりました。
>落ち着いて
   目の前にロープが張られておりましたので体を屈め写すのに夢中でした。とてもとても落ち着いてなど・・・・・
   にも関わらず「凄い」と言って戴き恐縮しております。有難うございました。
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ベルさん、こんばんわ (たか)
2018-07-27 22:09:06
豪快でしたよ~。 一度は見たいと思っていた花火でした。
切れ目なく繰り広げられた打ち上げ(吹き上げ)でしたがアッと言う間の出来事だった様な、それほど夢中で見入っておりました。
>ズドン・・・手持ちで撮られてたんですか それもまたビックリしました
   三脚は車には積んでいったのですが始まり迄かなりの時間が有りましたので、ぶれないよう肘を固定して・・・頑張りました。
   あのズドンは「そろそろ来るぞ」と身構えていても身が縮みました。地が揺るぐほどの爆音だったのです。筒の持ち手の衝撃は相当なものなのでしょうね。
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木もれ日さん、こんばんわ (たか)
2018-07-27 22:48:27
私も初めてでしたので、かなり興奮しました。 先ず寝かした筒に点火すると火が地面に長く伸びます。それを持ち手がユックリと持ち上げるのですが
その時の弧を描く火柱は絵の様に美しいものでしたし10mも吹き上げる火柱の中で火の粉を浴び
中腰で支えるその逞しさは見ていて震えるほどカッコイイものでした。(あぁ、ワタシ 未だ興奮してますねぇ)
とにかく燃え尽きるまで不動の姿勢を崩さず耐えているのですから、もう凄いとしか言いようが有りません。
火が発するゴォーッと言う音、最後の炸裂音も含めて動画でお伝え出来ないのが只々残念です。
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凄い (niceshotpete)
2018-07-28 05:38:37
凄い迫力です。1枚目の写真。ねじり鉢巻きで前をぐっと見据える持ち手の、腰の座り具合が決まってますね。
白く映る花火の写真も雰囲気が変わっていいですね。提灯の前で小筒を水平に掲げる持ち手の立ち姿がカッコイイ。
写真を見てたらモーゼの十戒を思い出しました。演じているのは裕次郎かなぁ
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niceshotpeteさん、こんにちわ (たか)
2018-07-28 13:48:26
手筒花火は戦国時代の「のろし」から始まり若者の勇気の証しや成人となる門出の儀式、暗闇に潜む悪霊払いとして始まった様です。
今は数カ所で行われている様ですが何処も徳川家に関係した場所の様ですね。

一枚目の写真・・・眼光鋭く一点を見据えての構えは思わず寒気だってしまう程カッコイイですよね。連れ合いだったら二度惚れしてしまうところです。

(笑)モーゼの十戒の演出を前にユウジロウ、そしてカツ・シンのあの世からの賛助出演・・・バッチリ決まってますね。
祭りの最後、出口で見送りに全員が整列しておりましたのでTシャツにサインでも貰えば良かった!!!かな!
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