たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

新旧だるまさん

2010年12月18日 | 日記
上毛かるたでお馴染み「縁起達磨の少林山」へ気晴らしに出かけてみると
ちょうど業者さんが来年用のだるまを寺に納めているところでした。





霊符堂には役目を終えた達磨さんの山
よくよく見ればそれぞれ個性的です。
ウインクしているものも有れば目が点も
おやおや?片目の達磨さんはどうしたのでしょう









忘年山行・鐘撞堂山(12/7)

2010年12月13日 | 登山
今日は山仲間との忘年山行
千葉、東京、埼玉、群馬が集まるのは半年振りです。
寄居駅で待ち合わせ、向かうは鐘撞堂山
帯頂時間を少しでも多くと最近はこの山を忘年会に使う事が多くなりました。
この辺りは未だ秋色が残っており柔らかな景色と共に日差しもとても暖かです。



一段下がった場所に7名が円陣を組める場所を見つけ早速お鍋に火を入れます。
牛蒡、人参、大根、キノコ、カボチャ、葱、お肉がふんだんに入ったお餅入りホウトウ。
ついでにのお燗もシッカリと。
再開を祝して
そして来年早々アメリカ・オハイオ州で3年間の生活を送るサニーさんにカンパ~イ



とは言いながら暫く会えなくなる寂しさが胸に去来して、ちょっと複雑な乾杯でした

ふと、エッちゃんのリュックに見をやれば3年前に頂いた松の琥珀が揺れています。
そういえば毎日必ずこの山に姿を現す「鐘爺」
今年はどうしたのでしょう。

天狗山・高戸谷山・吹割の滝(12/5)

2010年12月11日 | 登山
駐車場(0.30)旧登山口(0.10)稜線(0.50)新道合流地点(0.20)天狗山(0.15)高戸谷山(0/40)新登山口(0.15)駐車場

「車道がかなり上まで延びたので下から登る人は今、見ないねェ
       登れない事は無いだろうけど、かなりの藪漕ぎになると思うよ」
登る前、得た村の人の情報です。
舗装路を歩いて民家の最上部まで行くと
途中、上に向かっている薄い踏み後を竹林の脇に見つけました。
およそ20分、ジメッとした杉林の斜面を登り車道に出た所でそのまま右の尾根に入り
緩く登って行くと踏み後が徐々に不鮮明になり
傾斜がきつくなる手前でついに消えてしまいました。

派生する尾根が無い山なので稜線を目の隅に置いて、ともかく上を目指せばそれで良し
と枯葉で滑る斜面を立ち木につかまりながら体をずり上げます。



およそ40分
「オッ!登山道が横切ってる!」
どうやら新しく整備された登山道に合流した様です。
ここで一端くだり連続する鎖に助けられて一気に天狗山に到着しました。
しばし展望(皇海山や赤城山等等)を楽しんだあと
一つピークを超えた先の高戸谷山に足を延ばしました。
展望は有りませんが、すっかり葉を落とした木々から差し込む日差しが柔らかく心地よい山頂です。
帰路は整備された登山道を忠実に辿り新登山口に直行。

さて、時刻は未だ1時を回ったばかり
昼食も中途半端でしたので吹割の滝を眺めながら食べましょうと
冬季進入禁止を無視して観瀑台のある遊歩道に入りました。
滝をかなり高巻いているので長い階段登りは大変でしたが上から眺める滝は初めてでしたし
それよりも猿やカモシカの遭遇に疲れも吹き飛びます。



三つの観瀑台を経て竜宮伝説の有る浮島に降り立ち
コンクリートで固めた遊歩道を進めば吹割の滝は目の前でした。



岩井堂砦~古城台(11/28)

2010年12月08日 | 登山
(10時)岩井堂砦登山口P→(10時40分)古城台登山口→
(11じ30分~12時)天狗岩、古城台を経て展望台→(12時10分)林道→(13時05分)岩井堂登山口
      (標高)岩井堂459M 古城台508M

「岩の上に鳥居が有るところをみると登山道が有るはず」と
以前からずっと気になっていました。
そこで11月としては暖かすぎる28日、お弁当も持たずに東村へ出かける事にしました。

名前からして想像するに戦国時代、この辺りに散らばる城を守るため
何らかの役割を果たしていた岩なのでしょう。



岩井堂下の空き地に車を置き10時、鬱蒼とした木々の中を登り詰めると急な岩場に出ました。
低いとはいえ滑落したら命の保障はないので
3点支持を心がけてでジリジリと上を目指します。
ちょっとしたスリルを味わって登り上げた砦からの展望は思っていた以上の好展望
未だ上へ行けそうですが今回はもう一つの山、古城台を回る予定なので
そのまま引き返します。
作間神社へ500Mと有る道標に従い落ち葉に埋もれた岩場の急下降はまたまた梯子、鎖の連続でした。



11時40分、古城台南登山口からは杉林の中、少々苦しい階段で一気に稜線まで登り上げました。
ブナやコナラの枯れ枝越しに岩櫃山や小野子山、十二ヶ岳を眺めながら
ノンビリそれこそノンビリ足を進めれば何時の間にか高さ10M程の岩の塊「天狗岩」が右に迫っていました。
この上に登れたらいいのにと思いながら恨めしく岩を見上げるも足がかりは何処にも見当たりませんでした。

天狗岩から10分ほど進むと犬をお供にした御夫婦が食事中でした。
「古城台と言うのは何処でしょう」
「ここがそうですよ。そこの木にプレートが有るでしょう」
見ると確かに一段高い木の枝に7X5cm位の小さなプレートに古城台と書かれた文字が確認できます。
そもそも古城台とは一体何なのでしょう?
敵の動向を探る為の高台?
良く解からないが広さは畳二枚くらいしかない空間です。

案内図を開くとこの先に展望台と有りましたので
岩と岩の狭い隙間を鎖で下り展望台に移動です。
ここでは周囲の山よりも、むしろ足元の村落に目を惹かれました。
刈り入れの終わった田んぼのアチコチから白い煙がたなびき
それが決して暖かい日差しのせいだけではない長閑な集落を薄ボンヤリと包み込んでいます。

展望台を後に後は杉林を下り飛び出た林道から原の集落に向かいます。
こうしたガツガツしない山と山村歩きもなかなかなものねと言いながら歩いていれば
路傍には幾つかの野仏が。



鉄の階段有り鎖有り体内潜りまがいの岩の急下降有りという少々ハードな岩場
低山ながらナカナカ侮れない山でしたが反面ホッとする今日の山歩きでした。




雁ヶ腹摺山~姥子山(11/23)9名

2010年12月06日 | 登山
前回アップした水沢山と前後してしまいましたが
その二日前、雁ヶ腹摺山と姥子山を登ってまいりました。
5時、激しく雨が降るなか高崎を出発し大峠に向かいます。
大峠に着いた時には青空も覗き晴れ女の面目が立ったかと喜んでいましたら途中でポツリ。
同行した中にかなり強烈な雨・・・が居るらしい。

およそ30分登ったところで再び私のパワーが勝り
幸運にも南アの山並みが幻想的に浮かび上がりました。
右に左にアングルを替え皆さん大忙しです。



そして9:15雁ヶ腹摺山に登りあげました。
するとどうでしょう!
今度は霊峰富士の登場です。
500円札の富士と言う訳にはいきませんが紛れもない富士山です。



さてこれからが大変
姥子山へは先ず標高差300Mを一気に下り降りねばなりません。
膝の痛みが未だ抜けない私
登るよりも下る方が如何に大変か!
しかも昨夜来の雨をタップリ吸い込んだ道はよく滑り膝への負担は増すばかりです。
下る途中で一端休憩を入れて頂きホッとして周囲に目をやると
何時の間にか辺りは濃いガスに包まれ
取り囲むミズナラやコナラはの木々は濃く薄く額縁に切り取ればそのまま絵になる眺めです。



一端300Mを下ってしまえば姥子山は目と鼻の先
展望満点(本来ならば)に付いたのは10:45
少々早めの昼食ですが美味しい煮込みうどんを囲んで登頂を喜び合いました。

大峠(8:10)雁ヶ腹摺山(9:15~20)姥子山(10:45~11:45)雁ヶ腹摺山(13:15)大峠(14:10)