皇居東御苑の本丸広場の西側にある果樹古品種園に寄って柑橘類をちょっと見てみました。
左は「ウンシュウミカン」(温州蜜柑)右は「カブス」(臭橙)
左は「ウンシュウミカン」(温州蜜柑)右は「カブス」(臭橙)


左は「クネンボ」(九年母)右は「エガミブンタン」(江上文旦)


古品種のリンゴもありますが実がもうなくなっていて柿が実っていました。
「ギオンボウ」(祇園坊)
「ギオンボウ」(祇園坊)


左が「ヨツミゾ」(四溝)右は「ゼンジマル」(禅寺丸)


果樹古品種園を出て野草の島へ向かう途中、「ウメモドキ」(梅擬き)が小さな赤い実をつけていて、

斜め向かい側では「ツリバナ」(吊り花)の実が一つだけ残っていました。

少し歩くと「ネジキ」(捻木)があり、小さな実が枝に並んでいました。
花は下向きにツリガネ型に咲きます。
花は下向きにツリガネ型に咲きます。

野草の島の際に「ムラサキシキブ」(紫式部)と

「ヤブムラサキ」(藪紫)が近くにあり、「ヤブムラサキ」の実は
実の周りに柔らかい毛が見られました。
実の周りに柔らかい毛が見られました。


野草の島の中に入って歩くと前回来た時熟した実をつけていた
「ナツハゼ」(夏櫨)は実はほとんどなくなって葉が紅葉していました。
「ナツハゼ」(夏櫨)は実はほとんどなくなって葉が紅葉していました。

少し進むと「キチジョウソウ」(吉祥草)の花が葉の陰に見えました。
花が咲くことが少なく、花が咲く時には吉事があると言われたために付いた名前ですが
実際には毎年秋に花を咲かせ、生い茂った葉に隠され、葉をかき分けなければ
目に付かないことでこのような名前がついたようです。
花が咲くことが少なく、花が咲く時には吉事があると言われたために付いた名前ですが
実際には毎年秋に花を咲かせ、生い茂った葉に隠され、葉をかき分けなければ
目に付かないことでこのような名前がついたようです。

近くでは「ヤブコウジ」(藪柑子)が小さな赤い実をつけていて

野草の島の外周路に沿って歩くと「マンリョウ」(万両)が見られ

「ヤブラン」(藪蘭)が濃い黒に近い紺色の実をつけているのを見ました。

すぐ近くでは「センリョウ」(千両)の赤や黄色、オレンジ色の実が見られました。

さらに進んでから野草の島を少し遠くから見ると「ツワブキ」(石蕗) とその後ろに「センリョウ」(千両)が見られました。

撮影日 2020年 11月12日