Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

10月中旬過ぎの皇居東御苑で(1) ジュウガツザクラ、ハマギク、ダルマギク、アキイチバン、オガタマノキ

2016年10月21日 | 皇居東御苑
先週、近くの花やさんで『「ハマギク」(浜菊)の鉢植え』を買い、
ブログにアップし、この菊が東日本大震災に関連していることを書きましたが
昨日お天気が良く、時間もとれたので毎年見ている「ハマギク」を見たくて
東御苑へ行って来ました。
大手門から入るとすぐに目に入って来たのは「ジュウガツザクラ」(十月桜)

花は終わりかけているようでしたがまだ沢山咲いて
青空を背景にしてとても綺麗でした。
我が家の「ジュウガツザクラ」も先日アップした時より、
花数が増えて見頃になって来ています。

いつものように新雑木林、二の丸雑木林、本丸広場の東側から
野草の島という順番で歩いたのですが、
今日は先週「ハマギク」の記事を載せたばかりなので昨日撮ったばかりの
「ハマギク」の花と天守台そばで見た花や実をアップすることにしました。
「ハマギク」、天守台そばで2ヶ所に分けて植えられていましたが、
綺麗に咲いていたのは天守台に近い方だけでした。

白くて清楚な感じがする花ですが、花言葉は「逆境に 立ち向かう」「友愛」等で
美智子妃殿下が、復興のために頑張る
大槌町の住民への励ましのメッセージをそれとなくお示しになっていらした花です。
この「ハマギク」を撮った昨日は丁度美智子妃殿下の82歳のお誕生日でした。

すぐ隣では「ダルマギク」が蕾から咲き始めるところでした。
3年前の10月に行った時には『咲いている薄紫色のダルマギク』を見ていました。

そして早咲きの椿の「アキイチバン」(秋一番)が咲いているのを見ました。

白から少しずつピンクに変わっている様なのですが、見た時はまだ白い色でした。

前回8月の末に来た時、まだ緑だった「オガタマノキ」(招霊の木)の果実が少し色づいてました。

果実は今回を含めて何回か見ているのですが『花は今年の春』に初めて見ていました。

撮影日 10月20日
コメント (2)
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園 (7)イヌサフラン、カイソウ、マユハケオモト、イランイラン、ドラゴンフルーツ、ウツボカズラ

2016年10月20日 | 公園、植物園
東京都薬用植物園の中を初めのうちはそれぞれの植物区にそって歩いていたのですが
そのうち、目についた花を目当てに歩きだしてしまい、系統だって見なくなってしまいました。
「イヌサフラン」別名「コルキカム」紫色の花で地面から直接咲き出ているように見えました。
種子、球茎は通風治療薬コルヒチンの原料ですが有毒、
若芽をギョウジャニンンクと間違えて食べた中毒死があったとか。

もう少し薄い色の花も咲いていました。

「カイソウ」(海葱)『地中海地域の海沿いに主に生育し、タマネギを思わせる大型の鱗茎をもつことから、
英名をシーオニオン(sea onion)といい、和名のカイソウ(海葱)はその直訳です。
紀元前からエジプトやギリシャでは利尿、催吐剤などに用いましたが、
同時に強い毒性もあり、殺鼠剤としても使われました。』(東京生薬協会のホームページから)

白くて可憐な花だったのでアップして撮りました。

そろそろ帰る時間が近づいてきたので温室に入ってみました。
入口の所で「マユハケオモト」(眉刷毛万年青)刷毛の様なふさふさの花、
葉は「オモト」の葉に似ていました。

「イランイラン」香料に使われることで有名、でも香りが高い枝で咲いていた為か
香ってきませんでした。

「ドラゴンフルーツ」初めて見る果実でした。
熱帯アメリカ地方原産でサボテンの一種。
果肉の中央部は少し甘く、 味はキウイに似ているようです。

「ウツボカズラ」(靫蔓)の蓋のあたりに
 蜜(みつ)があり それで虫をおびきよせて、 袋の中に落とすのだそうです。

撮影日 10月12日
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園(6)ガマズミ、タチシオデ、カイトウメン、チョウセンアサガオ、タバコ他

2016年10月19日 | 公園、植物園
東京都薬用植物園の雑木林の中では 「ガマズミ」(鎌酢実)が沢山の実をつけ
赤く色づいていました。

「ナワシログミ」(苗代茱萸)(?)はまだ実になっていず花が咲いていました。

「タチシオデ」(立牛尾菜)「シオデ」の仲間で芽が出始めの頃は
茎が太く自立して成長することから名前が付けられたようです。

かなり色づいた実もありました。

雑木林を出て又草花等の植物区を歩き始め、
綺麗な色の花の「カイトウメン」(海島綿)を2種類見ました。

下は咲き始めのクリーム色の「カイトウメン」、
カリブ海の島々が原産の品種でペルー原産のペルーワタから18世紀に作られた品種。
ワタの中では綿毛が最も長く、この綿で作られた布は高級品になります。

「ケチョウセンアサガオ」(毛朝鮮朝顔)有毒植物と書かれていましたが葉や種子が
薬用に使われ、鎮痛剤などの製造原料になるそうです。

「ヤエチョウセンアサガオ」(八重朝鮮朝顔)

「キダチチョウセンアサガオ」(木立朝鮮朝顔)、チョウセンアサガオと同様にヒヨスチアミン他を含有しているので誤食しないようにと
表記されていました。

近くで「チョウセンアサガオ」の表面がごつごつした実が出来ているのを見つけました。

濃い紫色の八重の「チョウセンアサガオ」も見られました。

「タバコ」(煙草)の花を初めて見ました。
ピンク色で可憐でちょっとびっくり。ナス科です。


撮影日 10月12日
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園(5)トリカブト、イヌショウマ、アオヤギソウ、ウマノスズクサ、ヒヨドリジョウゴ他

2016年10月18日 | 公園、植物園
東京都薬用植物園は漢方薬原料、製薬原料、民間薬原料、
染料・香料などの植物の種類によって区画があり、
その他にもロックガーデン、林地、温室等があります。

植物区ばかり歩いていて、飽きてしまったのでロックガーデンにも行ってみると
「トリカブト」(鳥兜)が見頃でした。

いつも遠くからしか見ていなかったのですが、たまたまロックガーデンの際に咲いているのを
見つけて花の中を撮ることができました。

「イヌショウマ」(犬升麻)や

「シュロソウ」(棕櫚草)に似た「アオヤギソウ」(青柳草)を見ました。
緑色の花で珍しいのですが毒草です。
シュロソウも近くに咲いていたのですが
ブレてしまったのでボツにしました。

ロックガーデンを離れて、林地(雑木林)の方へ歩いて行く途中、
「ウマノスズクサ」(馬の鈴草)の実がなっているのに気づきました。
解毒、はれものの疼痛、消炎に良いようです。
ネットで調べると花が変わった形なので
咲いている時に是非見に来たいと思いました。

以前に「セリバオウレン」や「セツブンソウ」等を見た林の中で「シラヤマギク」(白山菊)が咲いていました。

散策路脇には「クサギ」(臭木)の花が咲き残っているのを見たり

「サンショウ」(山椒)の実が赤く色づいているのを見ました。

小さな丸い実が二つ繋がっているのを見ました。
翼がついているので「ニシキギ」(錦木)かなと思いましたが葉が丸みを帯びていているので
「コマユミ」(小真弓)かもしれません。

林の奥の方へ行くと、熱心にしゃがみこんで写真を撮っている人が
いたので立ち上がった時に何を撮っているか聞いたら、
「ヒヨドリジョウゴ」の花と実ですと答えてくれました。
今年まだ撮っていなかったので私もその方が去った後、撮りました。
花弁がそり返ってちょっと鳥が飛んでいるように見える所が好きな花です。


小さな赤い実もそばに幾つかありました。

少し歩いた先には「ヤブマメ」の花がひっそりと咲いていました。

撮影日 10月12日
コメント (4)
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園(4)ホトトギス

2016年10月17日 | 公園、植物園
まだまだ薬用植物園の花をアップする予定なのですが
今日はちょっと忙しくてブログの記事を書く時間が取れないので明日続きの花を載せる予定です。
ロックガーデンで沢山咲いていたホトトギスだけをアップしました。

撮影日10月12日
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しばらくぶりに訪れた東京薬用植物園(3)カンレンボク、サンシュユ、ホップ、ローゼル、ハブソウ他

2016年10月16日 | 公園、植物園
東京都薬用植物園は思ったより広くて(というか丁寧に見ていたら
時間を取ってしまったのでそう感じたのかもしれません)
麻薬に利用される、金網(?)で保護された「ケシ」(芥子)を通り過ぎて園の奥に行くと
『新宿御苑で見ていた「カンレンボク」(旱蓮木)』の木があり実をつけていました。
別名「キジュ」(喜寿)実や根が抗がん剤の合成剤に使われるそうです。

すぐそばの木に赤い小さい実がなっていてどこかで見た実と
思って札を見ると「サンシュユ」(山茱萸)でした。
砧公園の八季の坂路の木はまばらにしか実がなっているのを見たことがなかったので
あまりの多さに驚きました。
種を取って実だけにして乾燥させたものが生薬になり、補腎、強壮薬、めまい、
耳鳴り、頻尿、老人の夜尿症などに用いられます。

「ホップ」別名「セイヨウカラハナソウ」、健胃、鎮静、利尿等に効き目があるのだそうです。
8~9月頃に、松毬(まつかさ)状のホップ果穂を摘み取って、陰干しして乾燥したものを、
布袋に入れて振り、黄色のホップ腺を集める。ビール原料にはホップ腺は
ほろ苦さや芳香、腐敗を防ぎ、にごりを抑えて、泡立ちをよくするといわれています。

「ローゼル」「洛神花」という生薬、萼と苞の肥大した部分は、酸味があって、
生食でき、ジャム、ゼリー、お酒にも使われる。ハイビスカスティーとしても利用されているようです。

「ハブソウ」(波布草)中国南部原産で、日本には江戸時代に薬用として渡来しました。
種子を採取して、日干しにして乾燥させたものが、
生薬(しょうやく)で、望江南(ぼうこうなん)と呼び、健胃や利尿などに良い。
ハブ茶として引用されることも多い。又「ハブ」にかまれたときに 葉っぱをもんですりこむと
直るといわれていたためにこの名前になったが効き目はないらしい。

「ベンケイソウ」(弁慶草)別名「ケイテン」(景天)
夏から秋に、新鮮な葉を採取して、水洗いして、水分をふき取り生のまま用います。
全草の乾燥したものは、解熱・解毒などに、適量を水で半量まで煎じて服用
新鮮な葉は、火であぶり、表皮を剥いで、膿傷などの外用に患部に塗布。

「ヨモギギク」別名、「タンジー」ヨーロッパでは駆虫剤等に利用されるけれど
日本では観賞用。

ブログに何回も登場した「クコ」(枸杞)
若い葉を採取して一度さっとゆでてから乾燥させてお茶として飲用。
果実と根皮は秋に採取し果実は果柄を取り除いて
日陰の風通しのよい所で乾燥させたものが生薬で枸杞子(くこし)
根皮は皮をはいで乾燥させ、これは生薬(しょうやく)で地骨皮(じこつび)と呼ばれています。
赤く熟したクコの実をホワイトリカーに2、3ヶ月つけたものがクコ酒。
高血圧 や動脈硬化、不眠、糖尿病、強壮、美容、眼精疲労などに良いとされているようです。

花がまだ咲き残っていました。

撮影日 10月12日
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園(2)オオミサンザシ、サネブトナツメ、ミツバアケビ、オケラ、エビスグサ

2016年10月15日 | 公園、植物園
秋の季節に訪れた薬用植物園、見られる花や実が少ないのではと
思っていましたが、冬ではなかったので多くの花や果実が見られました。
ただ変わった花や目立つ果実があると分類されているのも忘れて見てしまいました。
有用樹木のコーナーにあった「オオミサンザシ」(大実山査子)、
漢方で健胃、消化、整腸薬として消化不良、食欲不振、下痢などに用います。
 

「サネブトナツメ」(核太夏芽、核太棗)果実は大棗(タイソウ)と呼び薬用にされ、
漢方の生薬以外でも、薬膳料理や健康茶としても用いられています。

別の場所にあった柿の木、木には札が添えられていました。
(ほかの植物にはほとんどこのような説明板が建てられています)


「ミツバアケビ」生薬名は
木通(または木通子)木通子(もくつうし)は、腎臓炎、尿道炎、膀胱炎などのむくみに利尿剤としての効き目があります。

「オケラ」(朮)漢方では根茎を使い、白朮(びゃくじゅつ)と呼ばれ
漢方処方用薬:健胃消化薬、止瀉整腸薬その他の処方に配合されます。
「ホソバオケラ」もそばにありましたが、花が終わっていました。

「エビスグサ」(夷草)生薬名で決明子(けつめいし)、
薬効は非常に広範囲で便秘、慢性胃腸病、消化不良、胃拡張、
胃下垂、胃酸過多、婦人病他神経痛等にも効き目があるとされているそうです。
 
撮影日10月12日
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しばらくぶりに訪れた東京都薬用植物園(1)ヤマジノギク、サキシマフヨウ、フジマメ、ツルドクダミ他

2016年10月14日 | 公園、植物園
東大和市の駅近くにある『東京都薬用植物園』へ5年振り位にお友達と行って来ました。
入口を入ると温室が見え

その手前の通路に大きな鉢植えが並べられて「ヤマジノギク」(山路野菊)が咲いていました。
別名パステルアスター。
大分県農林研究指導センター花卉研究所で50年前から品種改良して開発したもので
10月から12月にかけて関西関東に出荷されているそうです。
この花は杵築市から生薬指導の関係で特別に譲渡されたとのこと。

園内に入る前に優しい雰囲気の「サキシマフヨウ」が咲いているのを見ました。

漢方薬原料植物区でまず目に入ったのが
大きなマメ科の花、「フジマメ」(藤豆)

そばに大きな紫色の莢がありました。

「ツルドクダミ」心形の葉が少しドクダミに似ている程度で、
「ドクダミ」との類縁関係は薄いようです。
薬用部分は根茎、用途は漢方処方用薬貧血、不眠等


「ミシマサイコ」(三島柴胡)静岡県三島が良質な柴胡の大 集荷地であったため、
ミシマサイコと呼ばれるようになったようですが、現在は自生のものはなく栽培されている。
次女は体が弱かったのでお医者様からこれをもとに漢方薬になった柴胡桂枝湯や小柴胡湯等、
以前度々服用したものです。

「ヒキオコシ」(引き起こし)別名延命草、延命草、健胃薬として胃の調子がよくないとか、
軽い痛みを感じるような時、また食欲がないときなど使用されます。
『カメバヒキオコシ』『クロバナヒキオコシ』は見たことがありますが「ヒキオコシ」は初めて。
風が吹いてブレて撮れてしまいました。


「カワミドリ」生薬名「ドカッコウ」(土藿香)シソ科カワミドリ属」
効能は清涼解熱、芳香健胃作用

撮影日 10月12日
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天皇皇后両陛下が大槌町でご覧になった「ハマギク」の鉢植えを買いました。

2016年10月13日 | 庭の草花や実

先日の月曜日、買い物に行くスーパーのお花屋さんで
「ハマギク」(浜菊)の鉢植えが売られていました。
東御苑で10月に天守台の近くのそばで何回か見ていた「ハマギク」を見てびっくり、
『ブログに何回かアップしていた花』
今年も来週辺りに見に行こうと思っていた花なので2鉢買い求めました。
先月末に天皇皇后両陛下が岩手国体の総合開会式出席なさる前に
『大槌町でこの花をご覧になっているお姿がニュースで放映されました。』
東日本大震災のことをこの「ハマギク」の花を見ていつまでも心に留めておきたいと思っています。
コメント (2)
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庭の十月桜が咲き始めました。

2016年10月12日 | 庭の草花や実
先月、庭の鉢植えの「ジュウガツザクラ」(十月桜)の『かたい蕾の写真』をのせましたが
一昨日蕾を数個見つけました



そして昨日一輪だけ花が咲きました。
もう少し花が咲くのに時間がかかるかと思ったら2週間程経った
次女の誕生日(10月9日)に近い日に咲いてくれて嬉しく思いました。
撮影日  10月10、11日
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