
『心はしっかり大人である』
三歳児の姉と一歳児の弟を、パパママの出張期間、預かるバアバ

体力勝負の期間と考えていた。
勿論、体力はいる。体力消費量においては、夢の夢と消えた朝ラン練習と同じくらいかもしれない。やせる。
そんな簡単なものではなかった。
精神力勝負の期間でもある。
数日で・・姉は、『心はしっかり大人である』ことをを思い知らされた。 泣ける。 ”大人の心”といえば、”耐える。気遣う。相手をたてる。自己確立。”
姉のけなげな姿・・・見守るバアバに、精神力が要求された、今日の午後でした。
三歳児姉の今日の午後~の姿:
●姉は・・・パパとママの留守をしなくてはならないことをはっきりと自覚している。”自己確立”している姉。
●寂しくて仕方ないけど、耐えなくてはいけないと思っている。と思い知らされる。”耐える”ことを自己に課している姉。
●パパとママの留守中、弟を守らなくてはならないと、自覚している。のが良~く分かる。これには驚く。「さみしがってはだめよ。姉ちゃんがついているからね」って弟を”気遣う”。というより、自分に言い聞かせている姉。
●自分も、寂しさに耐え、涙を流したいが・・流してはいけないのだと知っている姉。私を見てはにこにこと平気を装う。目は涙でふくれている。可愛がる私に対して、”相手をたてる”姉。
パパママの留守の寂しさが、耐えられない大きさとなり・・心を占めてしまった姉

言葉もなくなり。 食欲もなくなり。 動きもストップ。
有名な『三歳児神話』を、育てる側からばかり・・考えていた。なと反省した、今日の午後でした。
三歳児の姉は、『心はしっかり大人である』。 幼児なりに人の気持ちを理解し、社会性が育っている。ことを思い知らされる。
ばあちゃん奮闘の午後は・・・
姉の姿を見て・・いとおしさに・・涙があふれる


姉のパパとママと離れて暮らす寂しさ、を受け止めながらも・・
寂しさをカバーして甘やかしてあげたいバアバ心。 と 現実の厳しさを学んでいるんだと思うばあば心。 ・・成長する孫の姿がいとおしく・・涙があふれる


正に・・バアバの『精神力勝負の期間』でもあります。
姉のママ(私の娘)の3歳児時の絵本:『6才までの母と子の本』
「1976年4月25日(日)」・・・表紙裏に私の書き込み(自分の購入本には必ず購入日付を記入する私)

「娘:3才 この本を離さず、やっとすらすら読めるようになったひらがなで読む
息子:1才 つかまり立てはじまり」 ・・・とも書き残されている。
「ママが、お姉ちゃんの年に読んでいた本よ。おばあちゃんが読んであげていたのよ。」 とばあば。
「私にも読んで!」 と姉。
ママの想い出に浸っているかのように・・何時間も何時間も・・「読んで!」と要求する、夜の姉でした。
私の膝に抱かれて安心しきって・・何時間も何時間も・・ママが3才の時に読んだ本に聞きほれている、夜の姉でした。
寂しさの対応は・・『周りの者の落ち着いた余裕のある、心


姉孫から教えられました。