広島原爆資料館を訪れた前アメリカ大統領・オバマ氏
『平山郁夫氏の絵』の前で芳名録に記帳。
『私たちは戦争の激しい苦しみを体験してきた。
ともに平和を広め、『核兵器なき世界』を追求する勇気を持ちたい。』
オバマ氏が平和を願って記帳する場面で、平山氏の『平和のキャラバン』が掛けられた。
平山氏の、『砂漠をおだやかに進む一行の姿』:『平和への祈り』 が掛けられたのです。
心大いに震え、感動した私でした。
私は平山郁夫の絵が好きです。
書かれた本も大好きで、私の指標となった、忘れられない『文章』があります。
『わたしの妻は美術学校の同級生で友人であり、よきライバルでもありました。
そして学生時代は、彼女の方が絵がうまかった。
彼女は卒業制作で主席を獲得し、そのとき私は二席だったのです。
お互いに励まし合い、精進してきたことがきっかけとなって、結婚することになったのです。
仲人をお願いした青邨先生は、そのとき、ひとこと加えられたのです。
「一家に二人の画家がいるというのは、うまくいかなくなるということが多いんだよ。
結婚は共倒れになる。本当は、二人三脚で総力をあげてやるのが理想的だがね」と。
先生の言葉を聞いた彼女は、結婚を機に、自分から筆を折ると言い出した。
本当は絵を続けたかったはずなのに、私のバックアップにまわるため、決心した。
このような決断力と行動力のある人と結婚したおかげで、私は生活にも一本背骨が通りました。
結婚と同時に、彼女は美術教師で働き始め、酒が過ぎて酒屋と米屋にあった私の借金を返し、
彼女は私の身辺を大掃除し、すべてきっちりと直した。
全力で創作に打ち込む環境を整えてくれたのです。』 『ぶれない』より抜粋。
人は、『大切なものを諦めなければならない時』 を経験する日があるのです。
ましてや。
平山夫人は、お人・夫のために、自ら、『筆を折る』と決心しました。絵画を諦めたのです。
私は、自分の能力のなさに気づき、自分のために、『筆を折った』のです。
一時は、諦め、クラブを折った私。
”もう一度!”と、平山夫人の潔さとは正反対に、クラブをふり直した今日でした。
そおいえば…『絵画』もさぼり気味です。復活させましょう。
そして。
今日は6月20日。 年間第十一火曜日。
『今日の福音 イエスの御言葉』
『わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためです。
あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。』
マタイ福音書 5章43-48節
『天の父の子』
天の御父のイメージは、 広い愛・寛容・慈愛・無償の恵み・ですね。
天の兄・イエスのイメージは、神の子・神の弟子・深い愛・寛容・慈愛・等ですね。
天の御父のように、完全になりなさい。
イエスや平山郁夫夫人のように、自分を捨てて、お人のために自分の命を差し出しなさい。
とイエスはおっしゃるのです。
充分の愛が、神から頂いて、私たち一人一人の中に充満しているはずです。
そのこと信じれば・・・
神の子と呼ばれるほどに、完全な者となることは可能なはずです。
出来るはずです! 一歩一歩頑張りましょう!
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
何事も、自分を見つめているだけでは前に進めません、神が備えて下さった力を信じて前に進みましょう!
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5時半。 走りではなく、ワンちゃんのように、自分の体の散歩のような速さです 12㎞。
6月の運動: ランニング 34㎞ 階段上り下り 0回 登山 1回