マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

教会の設立・・・『聖霊降臨』・・・『一人一人に”霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。』

2017-06-04 09:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

  私の教会の仲間。

 
   復活されたキリストのしるしである教会。             淀川ハーフマラソン。

 教会は、体は一つでも、多くの部分から成ります。
 一人の一人の賜物も、務めもいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ『霊』です。
 つまり、
 司祭であっても信徒であっても、同じ『走る賜物』を頂いているのは、全体の益となるためです。


今日は6月4日。
            『聖霊降臨の主日』 祭日。
   
              『聖霊降臨』

わたしたちと同じ人間になられたイエスは、十字架につけられ殺されてしまいました。
      そのイエスを神は復活させます。

復活されたキリストは天に上げられ、父とともに地上の弟子たちに聖霊を注がれます。
      これが『聖霊降臨』で、 
           このときから教会は活動を開始します。

           こうして、
      この地上でイエスが行われた『救いのわざ』は、
    聖霊に導かれる教会を通して継続されていくことになります。

 
『今日の第一朗読 聖霊降臨』

    『五旬祭(刈り入れの祭)の日が来て、一同が一つになって集まっていると、
突然、激しい風が吹いてくるいうな音が天から聞こえ、彼らが集まっている家中に響いた。
   そして、
  炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人のの上にとどまった。
  
  すると、
 一同は聖霊に満たされ、”霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。』


       イエスは、聖母・マリアを『教会の母』として与えました。
   聖霊降臨においては、聖霊を受ける中心に、聖母・マリアがいます。
        そこですでに、『教会のかたどり』を見、
マリアが神の子を生みその膝の上ではぐくんだように、教会も神の子を生み養い続けるのです。
         マリアを『教会の象形』と呼んでいます。
                                   『教会憲章』53,63より。

『第一朗読』が続きます。
    

     『さて、
エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、
           この物音に大勢の人が集まって来た。
 
  そして、
だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。』
                                           使徒言行録 2章1-11節


        『聖霊降臨』の出来事を通して、
    使徒たちを土台とするキリストの教会が生まれました。
 つまり、福音とキリストへの信仰を可能にしたのは、聖霊の注ぎによるとされているのです。
 聖霊が与えられることを通して、使徒たちは確信をもってイエス・キリストをのべ伝え始めます。
                                            『カトリック教会の教え』より。


次に。

『今日の第二朗読 使徒パウロの言葉』

      『霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。

    賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。
    務めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。
  働きにはいろいろありますが、すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。

      一人一人に”霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。』
                                コリントの信徒への手紙Ⅰ 12章3-13節


 キリストの復活そして聖霊降臨は、すでに行われた一度限りの決定的な救いの出来事です。
   教会は、聖霊の働きによって、これらの神秘をあらゆる人々にのべ伝えるのです。

   そのために
        すべての信者がそれぞれ使徒になるよう召されています。
          実際に、使徒としての働きの実りはさまざまですが、
        神はいつまでも使徒としての働きを期待してやまないのです。
                                 『カトリック教会の教え』より。

       

    さてさて。
    私は『走る賜物』を頂いて…信徒の私の走る姿で、教会の元気を引き出しましょう!

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様はどんな集団に所属ですか? それぞれの集団の中で、『賜物』を使って、輝きましょう!