マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

自由自在に七変化・・・『アジサイ』 そして 一つの本質、三つのペルソナ・・・『三位一体』

2017-06-11 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。

梅雨に入り、庭に咲きだしました。

    楚々とした色合いが美しい・・・  『紫陽花』
   
   切り花にしたときは薄い黄緑色でした。
      
          今は美しい水色。 
 七変化の姿に驚嘆しています。 今年も『絵』にして遺そうかな?


そして。

   今日は6月11日。主日。 『三位一体』 祭日。

              
                   
『父と子と聖霊』   
 

       神は、 『一つの本質、三つのペルソナ』 です。

  『三位一体』
  父が子を生み、父と子から聖霊が発出するという本質的な関係。
  『愛の交わり』であり、父が与える愛子が受け与える愛聖霊が受ける愛である。
                             

三位一体の神への信仰は、具体性をもってキリスト教信仰の本質にかかわるものです。
                             『我』と『汝』 と 『我々』 ともいえる。


『今日の第一朗読 御父である神の姿』

          第一のペルソナ 『父は隠れたる神』

  『モーセは朝早く起きて、主が命じられた とおりシナイ山に登った。
 主は雲のうちにあって降り、モーセと共にそこに立ち、主の御名を宣言された。

     [主、憐れみ深く恵みに富む神、忍耐強く、慈しみとまことに満ちた者]

                                          出エジプト記 34章4-9節


 『神の秘儀』は、人間の考えから出るものではなく、最終的には人間の理解を超えるものです。


『今日の福音 御子である神の姿

          第二のペルソナ: 『子・イエス・キリストは見える神』
       
        『神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
     独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
 神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためでなく、御子によって世が救われるためである。』
                                           ヨハネ福音書 3章16-18節

   キリスト教信仰によれば、
   父なる神が御子キリストを遣わされ、キリストの救いのわざを通して、人類を救うのです。


最後に。
御三人目の神。

           第三のペルソナ『生かす神である聖霊』
      
 わたしたちと同じ人間になられたイエスは、十字架につけられ殺されてしまいました。
      そのイエスを神は復活させます。
  復活されたキリストは天に上げられ、父とともに地上に『聖霊』を注がれます。

キリストのわざをとおして、御子が御父のもとから私達に『聖霊』を送ってくださいました。
  そのためキリスト者は、
 聖霊の交わりにおいて、キリストを通して、御父に向かう。という信仰形式を必然的に持ちます。

 
   キリスト者は、

   『三位一体の神』に包まれるようにして信仰するのであり、
   そのようにして、『神御自身の愛の交わり』に参与するのです。
   

 『三位一体』は、キリストによって示された神を忠実に表そうとして、最終的に到達した神理解です。

                                            以上。『カトリック教会の教え』より。

   祈願。
   わたしたちが、唯一の神、父と子と聖霊の栄光をたたえることができますように。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
梅雨時は、花々にも作物にも そして 人間にも、雨に恵まれ潤う時期です。 
  傘をさして外に出て・・・いっぱいの恵みを頂きましょう!