マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

何十年ぶり・・・『小学校クラス会』 そして キリストの受難まで1週間・・・『キリストは新しい契約の仲介者』

2018-03-22 12:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
今日は3月22日。木曜日。小学校卒業以来、初の小学校クラス会参加。

  年を重ねて、その人らしく、それぞれの個性が際立っていた。素敵でした。

   私の左隣席の男性・・・   『カルチャセンター絵画教室先生』
    
    『山越阿弥陀図』  第72回行動展の男性の出展作品。  

世界を股にかけた商社マンの後・・・油絵の趣味が高じまして・・・と。 個性が際立っていらした。 


  私の右隣席の男性・・・   『医者』
   
  『二次会』

人生半ばで・・・学校に行き直しまして、技術屋から転身しました。
今は・・・臨床から少し遠ざかり、女子大で、介護に携わろうという若者たちを教える教壇に立たせて頂いています。
    有難いことです・・・と。 こちらも謙虚に、個性が際立っていらした。


年を重ねた者のクラス会は、英雄的ではないけれど、人間の心の本姓が出た精神的なものでした。 感動でした。


そして。

今日は四旬節第五木曜日。キリストの受難・磔刑まで1週間。

『今日の入祭唱 キリストの弟子から改宗者への手紙』

キリストは新しい契約の仲介者なのです。
それは、最初の契約の下で犯された罪のあがないとして、キリストが死んでくださったので、
召された者たちが、すでに約束されている永遠の財産を受け継ぐためにほかなりません。』

      ヘブライ人への手紙 9章15節


まずは。
     『最初の契約』 と 『新しい契約』 とは何か?

聖書は、
旧約聖書と新約聖書に分かれます。 聖書の重要な『テーマ』は『契約』です。『約』は『契約』を意味します。
『契約』は、
神と人・民との間で結ばれた契約なのです。
   それは、『主がイスラエルの神となり、イスラエルは主の民となる。』、契約なのです。

では。

『旧約・最初の契約』

初めに、神は、アブラハムと、『あなたは多くの国民の父となる』と個人的に契約を結ばれました。

次に、神は、モーセに『十戒』を与え、
 
   『十戒を守るように』と、イスラエルの民を相手として契約を結ばれました。

 神:『いかなる時も民と共にいて、民を愛します。』 民:『神への愛のしるしとして、十戒を守ります。』         
        愛する者同士の 『愛の契約』 です。


旧約時代
契約にもかかわらず・・・。
神への不忠実・背信を繰り返す民。その罪の『つぐない』を、『雄山羊と若い雄牛の血』によって成そうと、毎年『動物の血』を神に捧げました。
それらは、
動物の血にすぎず、不完全な供え物であったから、毎年繰り返す必要があり、『完全なつぐない』とは成りえませんでした。

そこで。

『新約・新しい契約』

神は、御子キリストを派遣し、『イエスの言葉を信じるなら、その人は決して死なない』と
   ・・・人類を相手として契約を結ばれました。


  キリストは、雄山羊と雄牛の血ではなく、『御自身の血』によって、
  
   『永遠の贖い・完全な贖い』を成し遂げられたのです。

キリストは、民の罪の赦しを求めて、自分自身の命をささげ、自らの血を携えて、神の住まいの至聖所に入り、
  一度で完全に、罪のあがないを成し遂げられたのです
    
    『キリストは新しい契約の仲介者』 となられたのです。


  
それは、最初の契約の下で犯された罪の贖いとして、キリストが死んでくださったので、
 
『人類老いも若きも皆幸せ 感謝感謝』

召された者たちが、既に約束されている『永遠の財産・永遠の命』を受け継ぐためにほかならないのです。 感謝!感謝!


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
人生は、神にゆだねながら、人がそれぞれに彩っていく。いいものですね。 お元気で!