マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

じいさんのマイ・ブーム

2010-12-14 20:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
じいさん・・新しいマイ・ブームを見つけた。 私を誘う。私ものっかってしまう。困ってしまう。

じいさんのマイ・ブーム。BSテレビの映画鑑賞。
    録画して・・”一緒に観よう”と私を誘う。

今晩も誘います。
「ヒッチコックだよ。」 「ヒッチコックの映画は網羅していると思ったのに、今晩のは見ていなかった。見てる?」「見てない!それじゃ一緒に観るしかないね!」なんて誘惑の言葉。


アルフレッド・ヒッチコックの『サイコ』 私も知らなかった。
『サイコ』 は『二重人格』を表す言葉だということは、知っていました。


「半分だけ見て・・半分は明日にしましょうね」「そうしよう」 と見始めたじいさんと私。


4万ドルの現金を横領して逃走した女性秘書は、恋人のもとへ向かう途中、道に迷いノーマン・ベイツが経営するモーテルに泊まる。
女性秘書は、正体不明の女性にシャワー室で惨殺される。
失踪した秘書の行方を追ってきた妹と恋人は、ノーマン・ベイツのもう一つの人格を目の当たりにする。・・・・・。


  ヒッチコックのスリラー映画・・面白さと怖さで・・手に汗にぎります。
  「とても途中ではやめられないね。」「最後まで見るしかないわね!」 覚悟を決めたじいさんと私。


最初から最後まで・・あっと驚くどんでん返しの連続。 止められません。 すばらしい!

実在の連続殺人鬼エド・ゲインの二重生活にヒントを得たロバート・ブロックの小説『サイコ』の映画化。リアルです。
二重人格を持つ人の存在と苦しみを知りました。 原作者とヒッチコックの上手さに、二人の頭の良さに脱帽。て感じでした。


  「最後まで見ちゃったね、」 「やめられませんよね。」 
 今日も、一昨昨日に続き、じいさんのマイ・ブームの誘惑に負けた私です。まいちゃいます。


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じいさん・・
「では。お休みなさい!」先にベットに行ってしまいます。のんきなもんです。当たり前か
「まだ起きてるなら・・窓がしまっているか点検してからの方がいいよ。」な~んておどしの言葉を残す。映画の再現のように・・怖さで窓のそばにも寄れない

私・・
誘惑に負けて楽しんじゃって・・時間があっという間に過ぎています。
「今日のブログを書く時間がなくなちやった!」 焦ってもしょうがない。

  誘惑を振り切るのは難しいものです。 今日は、『じいさんのマイ・ブーム』を書けばいいね。

待降節第三主日

2010-12-12 14:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

待降節 第三主日
・・・我が家のローソクにも三本の火がつきました


 あと1本の火が加われば・・キリストの誕生。クリスマス。


サンタさんに何をお願いしましょうか? 靴下をぶら下げておきましょう


今日の神父様のお説教の一部です。
先日に続き、神父様の家族の話が続きます。お許しの程を。

「甥二人の話です。 一人はスペインで有名なサッカー選手。一人はニューヨーク、ボストン、地元と走るマラソン選手。 福岡大会に来るのを楽しみにしていました。

サッカー選手。数年前に試合中に右手の骨折をしました。 再起不能となりました。 その後ビジネスの勉強をして、百貨店でマネージャーをしています。
サッカーの世界しか知らなかった甥。 ”楽しくて。楽しくて。”と言って、新しい仕事を頑張っています。

マラソン選手。先日電話がありました。”福岡に行けなくなりました。膝をやられて手術です。”なぐさめる言葉がなかったです。サッカー選手のように立ち直ってくれるのを祈っています。

人は、当たり前に歩んでいた道を、歩めなくなる時があります。つらいことです。しかし、それは、神が準備してくれている本当の道を知るための『時』なのかもしれません。
力を落とし絶望は神の道ではありません。 必ず、新しい『道』があると信じれる信仰を、クリスマスのプレゼントに頂けるように、願いましょう。」とかなんとか。


  神父様の勧めるクリスマスプレゼントは、『信仰が増す』こと。

 私が欲しいクリスマスプレゼントは、『健康』と『平和』。世界中の人たちのね。

     メリークリスマス

忘年会 その五:煩悩落とし? 

2010-12-11 14:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

近所の『なでしこの湯』 12月1日リニューアルオープン

かけ流し天然温泉。地元名所。ラジウム泉。ラジウム蒸気吸入でガンの原因を作る活性酸素活動の抑制効果。ドロドロ血となる過酸化脂質値を減少効果。


  じいさんとの忘年会? 一年間の煩悩?あか?落としに出かけました
年寄りには、温泉が一番です。リニューアルオープンしたばかりで気持良い。

私・・一年分のデトックスに2時間。 じいさん・・待合室で昼寝です

温泉内の売店
大好きな宣伝言葉。『売り切れるまで・・。』『なくなり次第終了』 通り過ごせません。


”買わなくちゃ~” じいさんと私の大好物。地場産の野菜と果物。
    
大根。人参。カブ。ほうれん草。トマト。レタス。今の夫婦ブームの浅漬のためのゆず5個。大満足


MyCar『Z』 ドライブも兼ねた温泉です 飲めない 飲めない
MyCar『Z』 フルスピードで帰宅です  飲もう! 飲もう!


  夫婦の忘年会?
煩悩とあか落としの後は・・ステーキとワインと仕入れたばかりの地場産野菜のサラダ。夫婦の大好物。飽きない。


シルバー大学ニュージーランド研修旅行・・以来・・じいさんがこっている・・『ニュージーランドワイン』

大好きな神戸牛 Sogoの売り場。「最後の二枚ですので800円引きで。毎度どうも!』ですって! ラッキー


    ”温泉後のワインとステーキ。美味いね!


“もう一本飲んじゃえ!”  “地場産Dayで神戸ワインにしよう!”

カベルネとメルローのブレンド  こちらもグー


2本目ワインは・・録画しておいた・・懐かしい『雨の日の訪問者』チャールズ・ブロンソン ・・観賞しながら。
 息をのむ・・スリル。 学生時代に欠かさず観たチャールズ・ブロンソン映画。 怖いけど最高!


じいさんばあさんの日常・・『忘年会』と銘打つだけで・・特別な感じになります。 非日常のような・・。グーです

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午前中の市民絵画教室
  
孫娘への下描き絵 ちょいと色付けしました。 まだ未完成。いかがでしょうか?

大学院クラス風景:驚異の質問

2010-12-10 16:30:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。
席を連ねさしていただいている大学院クラス。 最終到達課題は『ハヤトロギア(ヘブライ的存在論)』←まだよく分かっていない私です。



人も社会も神すらも・・
『自同的存在』(排他的・自己実現・自己充実)『脱自』(一切の自同性の剥奪・自己無化・関係的存在・語ることから始まる)『ハヤトロギア(ヘブライ的存在論)』へと向う。て研究。
    

  いろいろの教材から・・ひも解いています。今日は、旧約聖書創世記1章から・・検証。


『初めに、神は天地を創造された。』(創世記1章1節)

被造物が創造される以前、天地創造がなされる以前、神はあらゆる存在を満たし、空虚な空間は存在しなかった。神が全存在であった。神がどこにでも存在して、世界(被造物)が存在しえない状態であった。

神が、『天地(世界)を創造する』ために・・神が最初に行った行為は、・・世界が(被造物)が生まれ出てくる場たる真空を形成することであった。
そうした真空を作らなければ・・無限者たる神がどこにでも存在していて・・世界が存在しえないからです。

要するに・・神は自分の存在を小さくして・・創造する天地のために場所を明けてあげたってことです。

全存在であった神=『自同的存在』すらも身を小さくして=『脱自』を計かったてことです。 自分の居心地良い場所を世界(被造物)にゆずったてことです。


   神の、『自己退去』もしくは『自己縮小』です。 難しい言葉で『ツィムツム』。


続いて授業は進みます。

『神は御自分にかたっどって人を創造された。男と女に創造された。』(創世記1章27節)

「神にかたどる」とは・・何を意味するかと・・ヘブライ義聖書英語聖書などを読み・・30分ほどの講義がありました。

そこで、突然、生徒の一人が質問です。
「2章で、改めて、男のあばら骨から女を作ったとあるではないですか? ということは・・最初の1章の創造の『神にかたどって造った人』は男だけ。ではないですか?」てね。
「最初の創造は男だけで。。『男と女に創造された』というのは、男の中に、男性性と女性性の2義性を創造されたということではないのですか?」てね。


 この質問には驚きました。”ええ~!!”て具合に。 考えもしたことのない考え方です。驚異の質問でした。 どなたでも驚きません?


先生の答:
「まあそういう考え方もあるかもしれませんね。 何でもありの現代ですからね。 私は“そうなのね”としか言いようが、今のところありません」てね。

  来週までに・・先生は生徒の質問への的確な答えを探してくるのでしょうか?

驚く展開になる・・毎回の授業。 これだからこそ・・人数が少なく質問の飛び交う・・大学院クラスは最高 遠路いそいそと通うのです

忘年会 その四 「聖書通読会」 

2010-12-10 12:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

聖書通読会・・今日は2010年度最終クラス・・忘年会です。


   通常の勉強前の2時間・・忘年会の食事会を開きました。
地域の「ふれあい広場」の幕の内弁当 と リッチフィールドのクリスマスケーキ。


参加者全員・・「今年の一番嬉しかったことは?」。 一人づつ話します。 嬉しいことを聴くのは楽しい時間です
  笑って。 感心して。 嬉し涙して



参加者の最年小者。(高3&中1&小4年の男児のママ)
高3の男子。防衛大学医学部一次合格。全員で喜びました。 ”ばんざ~い”てね。
「医者になりたいって言うの。でもお金がないから、お金のかからない医学部なら良い。て言ったの。そしたら、防衛大医学部を選んできたの。
  防衛大はほとんど無料。卒業後、奉公勤務があるらしいのだけど。」だそうです。
    素晴らしい! おめでとう
お父様はNASA宇宙センターから飛ぶ人工衛星にも関係のあるエンジニアー?しっかりとしたお考えをお持ちの親御さん達。親孝行の息子さん。そのチームワークが勝利を招きます。
   二次試験にも受かりますように
神父様はクラスのお茶タイムの駄菓子を食べずに・・”受験生に渡してね。合格祈ってるて言ってね。”・・と応援し続けています。


それぞれの・・1年を振り返って・・・。


聖書通読会顧問の神父様。
スペインミッション司祭。日本に宣教来日して以来47年。77歳。 関西地区の教会を支えるスペインミッションの日本代表者。
神父様の、今年の嬉しかったこと。
「今年の帰省(スペインに夏の1か月間)の折りに、父の生んだ子から広がった105人が一同に会して、私を励ましてくれたことです。
 (父上は7人の子に恵まれた。その後妻が病死。再婚妻も7人を生んだ。父上は14人の子持ち。)
家を継いでいる一番末弟の妻はキューバ人。優しい。家を立て直しました。私の部屋を用意したので”いつでも帰ってきて下さい。”と言葉をもらいました。これは嬉しかったです。
日本に骨を埋めるつもりです。でも何が起こるか分かりません。この義理の妹の言葉は私に勇気をくれます。嬉しいです。」 
  ・・・・と神父様の話。  素敵な話です


14人の子供を育てた神父様の父親。
「田舎者です。 親からの田舎の家が3軒ありました。一軒は家族の家。一軒は生活費の足しに人に貸していました。 もう一軒は空き屋にしていました。 私が育ったころには、沢山のジプシーがいました。 あちこちと放浪しながらの生活は貧しいものでした。 父は、ジプシーを無料で泊めるために、いつも一軒を空家にしていました。」

それほどまでに信仰深く生きた父親も・・『一人の子の親』でした。
「息子が司祭になると言った時・・父親は息子を受けいれられず・・一言も話をしなくなりました。 
それでも神学校に行った私。最初の神学校からの帰宅時・・父は迎えに出てくれ、笑いながら、強く抱きしめてくれました。」 そうです。



参加者の1年を振り返った忘年会。 それぞれ一人一人の、1年間の人生の豊かさ、に感動でした

    聖書でつながった10人。 最高の仲間です。 感謝感謝。 


 お誘い? 誘惑?

2010-12-10 08:42:45 | 父の日。母の日。結婚記念日。

この写真↑ 何を意味するのか皆目分からない。

   ”本当に始める”  このレベルから・・。


「麻雀をしましょう。」と、お誘いを受けました。 いや。これは誘惑ということでしょうか?
「とりあえず始めてみましょうよ。
 習うより慣れよという言葉通り、実際に遊びながら覚えていくのが一番の早道。
 まず基本となるリーチ、ピンフ、タンヤオ、飜牌ぐらいを覚えれれば・・麻雀が楽しくなってきますよ。」 ですって。

   ”うん?” “言葉が半分も分からないよ!


「まずは、2~3冊の本を読んだわね。勉強→知識→実戦→流れ→精神力…。いや、自分を信じれるか、ね。」
「メカニズムをある程度知ることと、流れを考えること。ね。」

   ”勉強しなさい。ってことなのね。” 


「仲間に入りません?」 週一回必ず集まる友人と仲間3人。自宅開放です。 新しいグループを作るようです。

   ”どうしましよう?” 嬉しい悩みの始まりです。

悩むまでもないか? 私にゲームをする能力も傾向もなかろう。 でも悩む私。

疲労骨折

2010-12-09 22:52:43 | 父の日。母の日。結婚記念日。
肋骨(胸のあばら骨)疲労骨折をしておりました。 正確には、骨折ではなくヒビ。


 二度目の失敗です.一回目は6年ほど前でしたでしょうか?

スポーツやトレーニングの過度の負荷が原因なのです。体力年齢を忘れて・・走りすぎました。

走るのになぜ肋骨が?と思いますよね。足なら分かるけど。
いつの間にか・・胸にも負担がかかっているということでしょうか?

10日前の夜中・・あまりの痛さに・・救急病院にか駆けつけた。 心筋梗塞なら一時も早い治療で命が持ちこたえるはず。との浅知恵で。
夜勤のお医者さん。私の担当はインターン生?の女の子二人。 ”これかしら?””これってなんだっけ?”と胸のエコーを観るのの頼りないこと。 レントゲンで胸や肺には異常なし。の結果の後に。 “では?なんの傷みだろう?”てことで。エコー検査を始めた若く美しく可愛い女医さん二人。
胸の心配がなくなった時点で・・私は“又!肋骨だ!”と確信したので・・安心して・・女医さんにおまかせと相成った次第です。実験台でした。まな板の上の鯉です。お役に立てれば嬉しい。娘を応援しているような。


”もう走らない!”“もうやめる!” 決めました。痛い時には。しおらしくおとなしく。体中コルセットで固めて。青菜に塩の私でした。 10日間も。
”嬉しい!走れるってことはこんなに有り難いことなんだわ!” 痛みが取れてきて・・今日・・10日間の青菜に塩の私は吹っ飛んじゃいました。 復帰です。すぐではないけど。

運動も過度になれば・・体のどこかで悲鳴をあげる。 弱い所から。 
私の弱所は・・肋骨と近眼ということらしい。 悲鳴を上げさせるまでの酷使は許されることではない。体に失礼だ。

テニスで体を酷使し・・30代で膜剥離を起こした両眼。 リングを眼球に縫いつけた手術。 こちらも、再び、悲鳴を上げさせないようにしなくては!

 体は私のものであり。私のものでもないような。 体に申し訳なかったです。ごめんなさい
   体さん!これからもよろしくお願い致します。てな感じでいます。


体の不自由から回復すると・・庭の花が一段と美しく見えます。 感謝感謝!

サンディアゴ巡礼の道

2010-12-07 23:03:47 | 父の日。母の日。結婚記念日。

『巡礼コメディ旅日記:僕のサンディアゴ巡礼の道』を読んでいます
  もうすぐ読み終わります。


サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路。どこまでも続くピレーネ山脈

ひたすら歩く・・歩く。 どこまでも続く800kmの灼熱の道。木陰一つない。誰もいない。巡礼者のみ。


憧れの巡礼の旅。30日はかかる。いつか憧れを現実にしたい。貫徹に自信あり。とかなんとか・・何回も、『憧れ』を私はブログに書いてきました。
”30日で歩き通せる。”←山と走りで鍛えた精神力と体力。と私の過信。 ”山脈でも大丈夫。”←高校時代の山岳部以来鍛えた山女。と私の過信。
     ”絶対に歩きたい!”と気持だけが先行していました。


道だけが続く。 どこまでも・・・。

過信も大切。真実を知るのも大切。『憧れ』の難しさと厳しさを思い知らされながら読み進んでいます。


    『巡礼コメディ旅日記』
著者:テレビで人気者の稀代のエンターテイナー・ハーペイさん。ドイツ人。クリスチャン。
37歳の夏、胆石の手術後に、ふとスペインのサンティアゴ巡礼道800kmを、一人で歩き通そうと企てる。
初心貫徹・巡礼満願。後に書いた『巡礼コメディ旅日記』・・ドイツで300万部の大ベストセラーに。2007年度ITB(国際旅行見本市)ブック・アワード最優秀紀行文学賞に。


    『巡礼』
神を探し、自分を見つめる・・『心の旅路』です。『人生の寓話』です。『ドラマチック』です。


本の内容紹介の言葉:
「おもしろすぎる巡礼旅日記」とありました。

紹介言葉に魅かれ、早速に読み始めた、興味本位だった私
”著者のハーペイさんは、サンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂へたどり着くまでに神を見つけたのかしら?” ”何がそんなにおもしろすぎるの?” そんな興味本位です。


ハーペイさんの巡礼の旅
2001年6月9日~7月20日までの、42日間かかった。 毎日、日記をつけ自分の心と向き合った。
一日20㎞以上の距離の制覇を目指した。それは、想像を絶する厳しさと、危険と隣り合わせの毎日だった。ようです。


本は語ります。

「気分は最悪。ひたすら悪態をつきながら、ただただ早足で、喘ぎ喘ぎ、厳しい灼熱の巡礼地獄を抜けていくほかなかった。」

「今日のカミーノは素晴らしく、こういうところを歩けるというのは喜び以外の何ものでもない。 僕ら三人の歩きぶりも、不思議なくらい調和がとれている。この二人の女性こそは、僕がこの道で切望していた友だ。ユーモアがあり、開放的で、何よりも心根がやさしい。何の気兼ねもいらず、やすやすと、するっと互いの人生に潜りこんでいく。 この道で友を得ること、それは計り知れない豊かさを約束する。」


厳しい山道を・・。 首まで日焼けで真っ赤になる灼熱の道を・・。 狼に襲われる道を・・。 大嵐でも、後ろにも戻れず、体もリックも靴もびしょびしょんになりながら・・。 先に進むしかない巡礼の道。
毎日毎日、2~30kmの道を進むしかない。これだけの偉業を続けられるパワーはどこからわき出るのかしら



「標高1300mの山。僕たちに残されてるのは、11kmの厳しい登りを、予報では日陰でも40度になる中を、20kgのリックを背負って行くほかはないということだ!
年配のデンマークの女性二人が脇の溝に座り込み、顔を真っ赤にして大声で泣いていた。 二人は、もう駄目だとあきらめきった様子だ。自力ではもう立ち上がれそうもなく、立ちあがりたくもないようだった。
この上に向かう道は、どこか戦場のようなところがある。
年上の方の女性は、粘土のついた手で涙と汗にまみれた顔を拭いながら、僕の友人の無私の援助の申し出を、きっぱりと誇らしげに断った。自分の力でやりとおしたいんです。出来なければそれまでです。
猛吹雪のその夜、国際色豊かな巡礼ミサが執りおこなわれ、それはカトリック臭さのない実にゆるりとしたものだった。
ミサも終わろうかというころに、あの年配の女性二人が全身ふにゃふにゃになりながらも、ぱんぱんにふくらんだリックサックともども教会の門口に立った。そうなんだ。二人は歩きとおしたんだ!」
  ↑この婦人たちを動かすパワーは、意地から出るの 



一日も欠かさずつづられていく『日記』を読んでいくうちに・・私は不思議な経験をしています。
 
一日も欠かさず、毎日の道を、喘ぎ喘ぎ、ハーペイさんと共に歩いている私になっている経験です。
 苦しみながら。人の姿が見えて涙して。 目的地が突然見えて座り込んでしまったり。と。
苦しい一日が終わり・・汚い宿の薄汚れたベットに・・それでも嬉しくて倒れ込むハーベイさんと私。
 
一日分の日記を読み終えると・・私まで・・疲れて充実感に充たされて・・一日を振り返り、一日の意味を考え・・明日の歩行に向けて心を整えるのです。 
二日分は読めない。二日分は疲れすぎる。 ハーベイさんと共に『今日』を終えると・・祈って・・床につく。 ハーベイさんと歩いているような不思議な経験です。



昨夜は、7月11日を読みました。
 夜、一日の終わりに、『今日』に向き合うのです。
 『今日』を読み終えると、一日を終えて、眠りにつきました。いつものように。

今晩は、7月12日です。
 『今日』を読んで・・・・・・寝みます。おやすみなさい


残すところ8日の旅です。ハーペイさんと共に巡礼満願の日を迎えた私が、何を考えているのかを、お知らせいたします。よろしくお願い致します


CAVA BRUT 6本届きました

2010-12-07 17:37:59 | 父の日。母の日。結婚記念日。

”ピンポ~ンお届けものですよ” ドアを開ければ・・『CAVA BRUT 6本』

    METHODE TRADITIONNELLE Sparklinng Wine

黒:Premium Reserva。 シルバー:CAVA(Original)。 ピンク:Rose。

       泡・バブル・6本       


娘婿さんからの

これって・・私がどんどん飲んでもいいの? 忘年会用?新年用?

 家族の集まる年末年始。楽しい時間を盛り上げてくれます。 

    有難う

忘年会 その③ 「昼食忘年会」 料理教室?

2010-12-06 13:00:00 | 父の日。母の日。結婚記念日。

前菜:『揚げピザ風』 普通の一口ピザに見えますでしょ?  
 とてもヘルシーでおいしいピザのようでもあります
     (作り方。後ほど伝授します。)


  今日は、「昼食忘年会」。 忘年会3回目です。昨日に続き連ちゃん。

4人で、月曜日の午前中、聖書を少しずつ読んでいる友人達。完読までに10年以上かかりそう 私は出席していない。4人で回り持ちで自宅を開放しておられる。

4人の一人・・料理上手。食事を盛る食器はアンティークの高級品。という趣味人です。 その方が今日の集会場所提供担当。今年最後の担当です。
 担当になった今日・・「勉強の後、忘年会にしましょう。昼食を用意します。」ということで声かけをしたらしい。

趣味人の友人・・「昼食の忘年会にご一緒にいかがですか?」と私を誘う。 私・・「伺います。」と即答。当たり前。 熱海から「昼食忘年会』出席のために、朝一番の新幹線で帰宅です。セーフ


 時々頂く友人の昼食・・ヘルシーで総菜向き。 およばれの度に「料理教室」に行ったように簡単レシピを学ぶ。


『山芋サラダ』 醤油味ドレッシングで和えて生姜味も効かせて・・ちょっぴり洋風に。

山芋千切りにはわさび醤油が定番。 洋風ドレシング」がちょっと新鮮でグー


4人のうち2人は求道者。趣味人の友人もその一人。
「夫の父親が、死の間際まで枕元に聖書を置いて読んでいたのが忘れられない。」と、62歳の夫が急死された後、教会に訪ねてこられた友人に出会ったのが、私たちの出会い。それ以来、友人は毎日曜日のミサに皆勤。 「落ち着いて嬉しい時間なんです。ミサが楽しみで。」と言います。心理学専攻の友人。深い話をなさる。 面白い。友人の手持ちの本を片っ端から借りて読む私です。 料理に本にと習うばかりの私です。 


『かぼちゃと小豆の煮物』 友人の出身地・金沢の郷土料理だそうです。

「冬至に頂く健康食品ね」 甘さを押さえ柔らかく煮た小豆。 寒い金沢の冬を越すための知恵なのでしょうね


4人の一人は、プロテスタントからカトリックに改派なさったクリスチャン。
72歳で水泳の年齢別選手。知らなかった。未亡人。 超おとなしい方で・・水泳選手のイメージからは一番遠くの人のように見受けます。人はみかけによらない。驚きました!吉永小百合も年代別選手でしたよね 関係ないか  先入観の頼りなさを実感します。こんな発見が面白い! 成長させてもらいます! 

一時・・アンチエイジングやスポーツ談義で盛り上がります。『来年はもっと頑張るよ!』なんてね。←70台近くの人の話ですよ!素敵でしょ?
今日の5人・・一人はテニス学生時代から。一人は水泳。二人がマラソン(ハワイ大会等に参加してる一人と私)。一人は昼寝専門

ばあちゃん達4人・・スポーツがアンチエイジングと美しさの基盤になっています。自由時間が持てるようになったばあさん達の特権。 
昼寝専門家?・・・唯一の現役中年です。weekdayの午後から家で沢山の子供を教えてる。勤め人のご主人様が帰宅後夕食作り。が多いとのこと。 疲れて時間があれば昼寝は当然。


『ハッシュドビーフ』 メインです。 超あっさり仕上げ。 

老人のお腹に優しい  あっさりで濃厚な味。 美味しい ハミングが飛び出しそうな。


『一夜漬』 塩気ゼロのようなサラダ代りです。 大根と白菜

上のかつぶし・・みじん切り生姜と醤油と和えて・・隠し味です。新鮮!&グー!


仲間との忘年会・・おしゃべりの口も食べる口も休むことがありません。楽しい。


 初老仲間5人! 今年を乗り切りました。 来年も支え合って乗り切ろうね


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    『揚げピザ・レシピ』
材料と下準備
揚げ2枚:熱湯で油抜き・・水気を切って・・トースターでから焼き。上等の揚げが美味しい。
ベーコン(2枚)と薄切り玉ねぎ(半分):炒める。塩こしょう。
ブロッコリー(少々):ゆでて、小分け。
とろけるチーズ

作り方
揚げにベーコン&玉ねぎ&ブロッコリーをのせ・・チーズをのせ・・トースターで10分弱。
ルッコラをのせて一緒に食べる.美味しいです。ワインの前菜にもOK! 試してみてください。

  私は、早速、今晩の食卓に乗せましたよ。夫喜ぶ

あり合わせ料理(安上がり)&見栄え良しが、グー ルッコラは冷蔵庫になかった。なくても十分、OK

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お人宅に及ばれしても、外食しても・・写真をパチリ
 帰宅後、ブログに掲載する写真探しとなる。 楽しい。 外出が楽しみとなる

友人にも、シシェフにも、大将にも、ずうずうしく、ちょっとしたコツを訪ねる。
 帰宅後、必ず、料理の再現となる。楽しい。 外食の楽しみでもある