まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

同じ星の下

2008年03月21日 16時57分25秒 | 犬だって
これといった目的もなく、ホームセンターへ行った。

服やアクセサリーを見るのとは違った楽しさがあり、飽きない。

新しい洗剤や見たこともない接着剤やスタイリッシュな文房具など。

別館にはペットショップがあり、あまり小型犬に興味はないのだが

なんとなくのぞいてみると、昼下がりという時間のせいかほとんどが寝ている。

「ガラスを叩かないでください」「起こさないでください」と大きな字の張り紙があるのは

そういうことをする人が多い証拠だ。

実際、子猫のガラスケースをトントンとしきりに叩いて起こそうとしているおばさんを見たことがある。

猫好きだったらそんなことはするな。

売られている犬たちはみんな純血種なのだが、なんとなくうらぶれた感じが漂う。

きちんと世話してもらってるのだろうか。

おしっこのしみが付いたままのシートが敷いてあったりすると余計な心配をしてしまう。

3万円で売られているミニチュアシュナウザーがいて、相場は知らないけれど

やけに安いような気がして見ると、なんとなく毛並みが悪い。

プロフィールに目をやると、わたしと同じ誕生日である。

ということはまだ二ヶ月にも満たないのに、親から離されてここにいるわけか。

すぐ真下のケースにも同じ犬種、同じ誕生日の犬がいたから兄弟だろう。

どちらもなんとなく毛並みが悪く、元気がなさそうに見える。

足なんか、わたしの親指くらいの太さしかない。

元気に育つのだろうか。

買ってくれる人がいるのだろうか。

心配してもどうしようもないのだけれど。
コメント
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