まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

人の噂も、今は何日くらいかな

2009年08月31日 16時21分43秒 | 日々雑感
テレビのワイドショーを「くだらない」と思えるほど聖人君子ではないので

いや、くだらないとは思っているのだけど、ついつい見てしまう。

よく考えてみれば、まるで会ったこともない人の噂話なわけだ。

それでも興味を持って見てしまうのは、相手が有名人であるがゆえに一方的に知っているからなのだろうけど。

ただ、勝浦の別荘まで行ってその前で写真撮ったりする人の心理は分からないなあ。

しかも若者ならいざ知らず、結構いい年のおじさんおばさんが笑いながら

記念写真撮っているのは本当に理解できない。

「人の不幸は蜜の味」というけれど、そしてわたしも噂話に興味がないわけではないけれど

それを認めてしまうことには抵抗があるのだ。

まあ、ええかっこしいなのかもしれない。

基本的にそんなに他人に興味がなくて飽きっぽいというのもあるし。

知人に、ものすごく噂話が好きな人がいるのだが

とにかく知りたいことを聞き出すのにまったく躊躇がない。

根堀り葉掘りという言葉がぴったりするくらい相手に聞けてしまうその神経がすごい。

こういう人に限ってお喋りで、知った情報をやたらと流す。

しかし、こういう人が早耳かというと意外とそうでもないのだ。

口が軽いということが知れ渡っているので、周りが迂闊なことを話さなくなるからだ。

わたしは早耳というわけではないけれど、わりと口が堅いので

なんとなく情報が入ってくることが多い。

しかし、聞いた噂は自分のところで止めてしまうことが多い。

聞くのは面白くても、広めることにはなんの興味もないからだ。

噂されている人にだって家族や友人があるのだから、そういう影響はできるだけ避けるべきだ。

噂を流したがる人は、自分がそれだけのことを知っているということを

知らしめたくて周りに広めるのだろうか。

それとも単に口が軽いのだろうか。

周りから存在を軽く見られているのは確かだが。
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