まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

時の流れにまかせるものは

2009年09月01日 22時12分03秒 | 日々雑感
買い物に出かけると、早くも来年のカレンダーが並んでいる。

そうだ、今年も、あと三月しか残っていないのだ。

月日の経つのは早いものだと知ってはいるが、改めて驚いてみたりする。

夏に、子持ちの従姉妹と会った際におととしの話をすると

「おととし・・・遠い昔だなー」と言われ

やっぱり子供のいる人の時間の流れは早いのだろうかと感じた。

というのは、わたしは高校を卒業してからというもの人生の節目というものがなく

つまり結婚とか出産とか、もちろん子供の入学式も卒業式もないので

月日の流れが早いのは実感しているのだが、どれくらいの流れかよくわからないのだ。

ちょっと前の出来事として思い出すのが5年、10年前のことだったりする。

そりゃあそうだろう。

30歳が32になっても35になっても大した変わりはないが

5歳児が7歳になり10歳になるのは大きな変化である。

だから従姉妹にとって、2年の時の流れというのはものすごく大きなものであったと思うのだ。

わたしの身辺というのはほとんど変化がなく

ものすごくゆっくり時間が流れていると思っていたのだが

さすがに親は老いてきたと感じるし、今年のように自分の体調が悪くなると

ただ平和に流れていってくれればいいと思っていた時間も

そう思い通りにはいかないものだなーと思う。

どんなにゆっくりと感じていても、徐々に色々なものが変化してゆくのだ。

それは子供の成長のように喜ばしいものではないかもしれないけれど

受け容れなければならないのだろう。

ただ、今年も何事もなくカレンダーの最後の一枚を捨てることができますようにと

2010年度のカレンダーを眺めながら思った。
コメント
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