まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

ことわざの裏技

2010年03月16日 19時56分11秒 | 日々雑感
無人島に一冊だけ持ってゆくのなら辞書・・・というのはよく聞く答えだ。

確かに、普通の物語は一度読んでしまったら何度も楽しむのは難しいが

辞書は読み応えがありそうだ。

言葉のひとつひとつや用例から、様々な想像ができる。

孤独で長い時間を過ごすには役立ちそうだ。

しかしもっと積極的に楽しみたいなら「ことわざ辞典」が面白い。

見たことも聞いたこともないようなことわざは「なるほど」と思うものあり

「なんでやねん」とつっこみたくなるものあり、思わず笑っちゃうものあり・・・

『座禅組むより肥やし汲め』・・・自分の身に添わないことをやるより本業をおろそかにせず励めということ。

なんか耳が痛い。

『時の用には鼻をも削ぐ』・・・緊急の場合には、ためらうことなくどんな方法でもとるということ。

何も鼻削がなくても。怖いよ。

『姑の十七見た者なし』・・・姑が若い頃のことを自慢しても、その時分のことを知ってるものはおらず、当てにならない。

あはは、その通り。

『娘の子は強盗八人』・・・娘を大きくして嫁にやるまでには莫大な費用がかかることのたとえ。

なんというとたえだ。娘三人持てば身代潰すどころの比ではない。

いやはや。

ことわざって。