先日、宮藤官九郎の自伝的(といってもかなりフィクションも混ざる)小説を読んだ。
まあ、面白かったのだ。
同世代というせいもあるだろう。
わたし、1969年生まれ、彼1970年生まれ。
学年で言うと二個下。
40過ぎて学年は関係ないが。
まだサイズが小さかった頃の「宝島」を読んでたとか
インディーズバンドの話とか、同世代ならでは感じられる面白さもあったと思う。
宮藤官九郎のファンかと聞かれたら「別に・・・」と答えるが
しかし「木更津」も「マンハッタン」も「タイガー&ドラゴン」も見ている。
ドラマをあまり見ないわたしにしては珍しいことだ。
だからって有り難がれというわけではなく、単に面白いから見ていたのだ。
少し前に「タイガー・・・」の再放送を見たときも面白いと思った。
だから、「うぬぼれ刑事」も期待していたのだ。
「クドカンだから面白いはず!」ってほどではないが
設定を読んだときも面白そうと思ったし、長瀬君も好きだし。
なのになんなんだろう、第一回放映のもやもやは。
つまらなかった、とは言わない。
でも面白くなかった。
面白がるポイントは分かったのだ。
「ここ、笑うとこ」というのが何ヶ所もあって、しらける感じ。
芸達者を揃えたわりに、テンポも間も悪い。
みんな「面白い脚本で面白い演技をしている」ように見えてしまう。
「タイガー・・・」では『人を食った嫌な感じ』を演じて、いい存在感を出していた役者が
「うぬぼれ刑事」ではただ嫌な感じの嫌な存在として気に障る。
仲間ウケだけを狙った自主制作映画を見たような気分。
自主制作映画見たことないけど。
「木更津・・・」を初めて見た時、好き嫌いが分かれるドラマだろうなーと思った。
これもそうなのだろうか。
面白い人には面白いのだろうか。
ちょっと間の悪い感じがゆるくていいね、とか思うんだろうか。
それとも二回目からはもっと面白くなるんだろうか。
こういうもやもやを残すのが目的なんだろうか。
だとしたら「クドカン」の術にはまったわけですが。
なんだかんだ言っても二回目も見るつもりだし。
数年前のエッセイで「巨匠にはなりたくない」という相原コージに共感していたクドカン。
今でもそうなんだろうか。
それとも巨匠になってしまったんだろうか。
※西田敏行だけはすごくよかったです。
まあ、面白かったのだ。
同世代というせいもあるだろう。
わたし、1969年生まれ、彼1970年生まれ。
学年で言うと二個下。
40過ぎて学年は関係ないが。
まだサイズが小さかった頃の「宝島」を読んでたとか
インディーズバンドの話とか、同世代ならでは感じられる面白さもあったと思う。
宮藤官九郎のファンかと聞かれたら「別に・・・」と答えるが
しかし「木更津」も「マンハッタン」も「タイガー&ドラゴン」も見ている。
ドラマをあまり見ないわたしにしては珍しいことだ。
だからって有り難がれというわけではなく、単に面白いから見ていたのだ。
少し前に「タイガー・・・」の再放送を見たときも面白いと思った。
だから、「うぬぼれ刑事」も期待していたのだ。
「クドカンだから面白いはず!」ってほどではないが
設定を読んだときも面白そうと思ったし、長瀬君も好きだし。
なのになんなんだろう、第一回放映のもやもやは。
つまらなかった、とは言わない。
でも面白くなかった。
面白がるポイントは分かったのだ。
「ここ、笑うとこ」というのが何ヶ所もあって、しらける感じ。
芸達者を揃えたわりに、テンポも間も悪い。
みんな「面白い脚本で面白い演技をしている」ように見えてしまう。
「タイガー・・・」では『人を食った嫌な感じ』を演じて、いい存在感を出していた役者が
「うぬぼれ刑事」ではただ嫌な感じの嫌な存在として気に障る。
仲間ウケだけを狙った自主制作映画を見たような気分。
自主制作映画見たことないけど。
「木更津・・・」を初めて見た時、好き嫌いが分かれるドラマだろうなーと思った。
これもそうなのだろうか。
面白い人には面白いのだろうか。
ちょっと間の悪い感じがゆるくていいね、とか思うんだろうか。
それとも二回目からはもっと面白くなるんだろうか。
こういうもやもやを残すのが目的なんだろうか。
だとしたら「クドカン」の術にはまったわけですが。
なんだかんだ言っても二回目も見るつもりだし。
数年前のエッセイで「巨匠にはなりたくない」という相原コージに共感していたクドカン。
今でもそうなんだろうか。
それとも巨匠になってしまったんだろうか。
※西田敏行だけはすごくよかったです。