まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

夢の犬

2010年10月22日 18時05分43秒 | 犬だって
夕べ、ポンタという犬の夢を見た。

目覚めて考えた。

ポンタって誰だ・・・

うちでは多くの犬を飼ってきたがポンタという犬はいない。

夢を思い返すに、ポンタはこれまで飼っていた犬の特徴を少しずつ持っていたような気がする。

みんな拾ったりもらったりした雑種だが、賢かったりずるかったり、お馬鹿さんだったり

それぞれが個性的で、わたしは多くの幸せなときを犬と過ごした。

ペットショップで、ぱさぱさした子犬を見ると悲しい気持ちになる。

生後一ヶ月かそこらで母犬から引き離されるから

あんなに痩せて小さく、生気がないのだろうか。

うちで育てた犬はみな、ころころむちむちした子犬だったのに。

血統書つきの犬が簡単に捨てられてしまうこの頃。

どんな風に生まれるかよりも、どこで飼われるかで一生は左右される。

とはいえ、最近野良犬をめっきり見かけなくなった。

昔みたいに迷ってくる子犬を拾うこともない。

すぐに動物指導センターに連れて行かれてしまうからだろう。

指導と言っても短期間のうちに殺処分されてしまうのだが。

迷い犬を何匹も飼えた昔、わたしは本当に幸せだったのだと、最近しみじみ思う。

もっと世話をすればよかった、もっと面倒を見ればよかったとも。

これから先、犬を飼うことは難しいだろう。

借家住まいだし。

ポンタは、わたしのために出てきたのかなーと都合のよいことを考えたりする。
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