まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

幕が開く・・・

2012年01月24日 20時04分35秒 | 日々雑感
初めて、一人でカラオケに行った。

ランチや買い物など、比較的一人行動が平気なわたしだが

さすがにカラオケは二の足を踏み、行こう行こうと思いつつ今日まで決行出来ずにいた。

しかし今や、一人鍋も一人カラオケも珍しくない。

勇気を出してレッツゴー。

なんで一人で行きたいかといえば、気兼ねせず順番も待たず好きなだけ歌えるから。

どんだけカラオケが好きなの?と驚かれるかもしれないがカラオケが好きなわけではない。

歌が好きなのである。

数年前まで、隣近所が一切ない家に住んでいた。

早朝だろうが深夜だろうが、大声で歌を歌える環境で育った。

気分が良いといっては歌い、イライラするといっては歌い・・・

歌うことは生活の一部だった。

掃除中、炊事中、入浴中。

おきてる間はのべつ歌っていたのである。

それがだ。

今の家は、向こう三軒両隣どころか前後びっしり集合住宅である。

歌どころか、話し声も筒抜け。

いかにわたしが美声といっても(嘘)近所迷惑であろう。

こうしてわたしは、楽しくても悲しくても歌えなくなり

フラストレーションはたまる一方である。

といって、いつもいつも友達とカラオケに行くわけにもいかず。

だったら一人で行けばいいじゃないか。

受付を済ませ、部屋に入ると一瞬さびしい感じ。

連れと話しながら賑やかに入るのが普通だったからか。

しかし入ってしまえばこっちのものである。

一時間もあれば十分と思ったのが、意外と忙しい。

あれもまだ歌ってないのに・・・と思って焦るうちに終了。

最後はちょっと声枯れしてたけど、まだまだ足りない感じだ。

やっぱりわたしは歌が好きなんだなー。

歌ってないと声が出なくなることも実感。

これからは度々一人で来よう。

昭和歌謡の世界にどっぷり浸かろう。

しまった、ちあきなおみの「喝采」を歌い忘れた。