「厚かましいお願いではございますが」という文を書いていて、
他に言い回しがないかしらんと、電子辞書を引いていると
「さしでがましい」とか「おこがましい」とか微妙にニュアンスの異なる言葉がつらつらと出てきた。
そういえば、おこがましいって何気なく使っているけれど、そもそも「おこ」ってどういう意味だ。
非難がましい、晴れがましい、未練がましい、などと使うんだから
「おこ」も単体で使う言葉なんでしょ。
使ったことないけども。
辞書を引いて驚いた。
「烏滸がましい」
え、そういう字?
烏(からす)に水滸伝の滸(こ)?
なにゆえ。
「痴がましい」ともあり、「おこ」は馬鹿馬鹿しい・・・みたいな意味だそうだ。
なにゆえ。
烏滸がましい・・・
ちょっとカッコイイ感じさえする漢字。
なんて言うのもおこがましいですが。