どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

ずれる -日本人だからね-

2006-10-10 09:55:00 | かたまった

めちゃめちゃ疲れた一日だった。

事の発端。次男の通う、高校で結核の患者がでた。同じクラスを取っていた子は、ドクターに検査をしてもらうようにとの手紙をもらった。夏休みの時期だった。

次男がみんなここに行っているというドクターに迷わず行った。学校の指定医と思ったからだ。結果は、陽性か陰性か非常に迷うので、三ヵ月後にもう一度検査を受けてくれたのことだった。その三ヵ月後の再テストを金曜に行い、今日は朝一番で検査結果を聞きに行った。結果はまだ、判断に迷うので、レントゲンを撮ってきてというものだった。そして、もし、陽性なら治療を始めるという、恐ろしい内容だった。

そこで私は初めて、これは指定医ではなく、自分のホームドクターに行くべきなのだと気がついた。次男に聞くと、学校に指定医はないし、みんなが行くからと・・・・高校生とは思えないような返答が返ってきた。なんと、しっかりしているようで、子供はこれだから始末に悪い。判断に迷うのなら、断定しないで相談をするという姿勢を持つように叱った。気がつかないそっちが悪いなどと反論してくる。

医者を代えることができるのか?こんな中途半端に・・・不安をそのまま持ってホームドクターに向かい、ナースに相談した。彼女は、私の話を聞いてすぐに、ここでレントゲンを撮ってと言ってくれた。え?いいの? すいませんが、このことを相手のお医者さんにあなたから電話してくれる?などと、お願いした。

どうも、日本人は医者の心証を害することには、気後れしてしまう。

それから、私は自分の歯医者に向った。前歯の治療だけでなく、奥歯を抜歯するという。化膿している場所が悪化してるらしい。私も意を決したものの、歯を抜くのは魂を抜かれるように落胆する。先生は、何度も私のコンディションを確認し、質問はないかと質問攻めにする。どんな質問でもOKなのだろうが、お上のご意向に逆らえない風に、つい対医者に対しては考えてしまう。

疲れ果て、日本人の自分を再認識した一日だった。

 

 

コメント (4)
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