コーラスグループに無事参加することにした。
なんのことはない。誰でもWellcomeだった。何のために練習したの?国歌。まあ、いつでも唄えるからね。きっといつか報われる時も来るだろう。
そのグループはhttp://www.musiccenterscmi.com./comchorus/comchorus.htm
地域の市民グループなので、老若男女が集まってきた。その幅に広さに驚いた。と、練習が始まると、そのレベルの高さにまた驚いた。
中学時代、体育会系の私が、病気のため、合唱部に入らなくてはならなくなった。部活は必修だったから・・・。ピアノを習っていたから、音楽に対しては抵抗はなかったが、自分だけが違和感を持っている感じはしていた。あれ以来の合唱ということになる。
パートに(こちらではセクション)に分れての練習は無い。いきなり、楽譜を読みながら唄う。四部合唱。練習時間が限られる市民グループだとそうなるのかな。初見で、レベルの高い曲の、主旋律ではない、アルトを唄わなければならない。ほとんど聞いているだけになってしまった。
グループが作り上げるハーモニーは素晴らしく美しかった。それぞれが本当に美しい声を持っている。アメリカ人は皆コンナに上手なの。確かに歌手で下手な人はいない。どこかの国の芸能人とか言われる歌手のレベルとは違う。
加えて。なんともディレクター氏がかっこいい。サッカー選手のベッカムを音楽家にした感じのナイスガイ。指導も面白い。体全体がパーカッションのようにリズムを刻む。声楽、指揮を音大で勉強されたようだから、どのセクションもさらりとこなす。昨日は、第九の練習をしていたが、表情豊かでドイツ語もばっちり。そうそう、第九の楽譜も始めてみたが、本当に難しい。耳が聞こえなくてあの楽譜を書く、ベートーヴェンてどういう脳をしていたのかとも考えた。
興奮冷めやらぬ経験をした。そして、それは続く。一年後にはどうなっているだろう?