クラスを取っている間は、どうしてもいろんな人にご無沙汰をしてしまう。
そんなで、クラスが終わると、はじけたように、色々と予定を入れてしまい、ブログを書くことがおろそかになってしまう。
私には、偶然に二人のシャロン(Sharon)という、お友達がいる。私よりちょっとお姉さんで、どちらも私に優しく英語を教えてくれる。
偶然にも、両方とも背が高く、美人。スゥエーデンとブルガリア出身。アイリッシュの血も混じっている。それは、あくまでも祖先のルーツであって、彼女たちはアメリカ人、ことばも英語を話す。
昨年の六月に、私は一人のSharonを失った。抗がん剤の治療が突然始まり、一昨年の夏休み、また九月になったら、英語を一緒に勉強をしようね・・・と、話してから、会えたのは、たった二回だった。
後悔することばかりの、Sharonとの別れだった。
でも、私はいつでも、彼女を思い出している。私の母親と同じくらい、私の心のなかで大きな位置を占めている。
もうひとりの、Sharon。一昨日、彼女を訪ねた。一時間弱のドライブが必要になるところに彼女は、お兄さんと住んでいた。彼女のかわいい。愛犬が亡くなったと最近聞いていた。でも、たずねてみると、新しい子犬が彼女からいっぱい愛情を受けて、お世話をしてもらっていた。小さな天使は、笑いを誘い、いとおしい。賢そうな目で、Sharonを見つめている。なんだか、ほっと安心した。
何かできることは・・・・アイロンをお願い。おしゃれな彼女は、普段着のジーンズにもアイロンをかけていた。
彼女は、重い病気にかかっている。難病で、有効な治療法が見つからないまま、対処療法をしているらしい。話を聞いてみると、彼女のまわりには病人がたくさんいる。病人同士が、皆で支えあってるいるようだ。
元気そうだね。。。。と、掛けた言葉が彼女には辛いらしい。元気そうじゃない、もっと助けてよ。。と、他の病人の人から言われるらしい。おしゃれをして、教会に行くと、元気そうねといわれると、彼女は悲しむ。
皆は。そんなつもりではなく、よかってね・・・と、きっと声を掛けている。私も同じ。でも、家族がともに悲鳴を上げながら寄りかかっている場合、どうしようもない・・・・つらいなあ・・・・と。掛ける言葉がない。
今度は冷蔵庫の掃除をして欲しい言われる。もちろん、大丈夫と答える。
私から、二人のSharonへの思いは深い。もうすぐ、日本でいうところのSharonの一周忌になる。こちらでは、どうするのかなあ・・・・・・と、考えている。