どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

格差本家

2007-05-30 22:06:04 | 徒然に

学力格差・・・から、経済格差まで、様々に考えさせられている。受験って、子供も大変だけど、親だって大変だ。子供たちと同じように、学力ではなく、経済力でふるいに掛けられているように感じる。親も、Aから順にランク付けされていくように感じる。

しかし、格差といえば、なんたってこちらが本家です。

教育の機会均等なんて、まったくない。スポーツだって例外ではない。

次男がやっている、高校でのサッカー。こちらは、寄付金集めから、ホットドッグ売り。親も子も資金集めに、協力する。試合もチケットを買わないと見られない。あの試合に・・・・この値段・・・・と、思うものの、それも親、親戚からのチームに対する寄付になる。

試合会場では、学校によっては、スペイン語での応援が繰り広げられる。私も、行け~と応援するから、同じようなものだが。

三男がやっている高校でのテニス。こちらは、寄付金集めも何もない。試合も自由に、誰でも見ることができる。ブースターという、親の後援会組織が、どうもたくさんお金を持っているらしい。でも、お金を徴収されたことはないから、誰かが寄付をしているのだろう。親の職業も、医者が多い。黒人の子は稀で、白人、印度人、日本人が多い。

子供たちのレベルも、高級住宅地にある学校の子供たちが圧倒的に強い。小さい頃から、コーチに指導されているのだろう。また、親もプレーヤーであることが多い。ふ~んと、思う。

なんともいたたまれないような、現実を突きつけられるのが、この国だ。

私のランニングコースには、地元の小学校、公園(サッカーコートが5つくらいある大きな公園)が入っている。夕方、走っていると、メキシコ人らしき人たち、ビルマ人(ミャンマー)らしき、人たちが、あつまって、それぞれに練習を始める。子供から、大人まで、雑多に集まり、楽しそうにサッカーを楽しんでいる。テニスではない・・・・。

我が家の三人息子たちは、日本でそれぞれにサッカーをしていたから、そのグループに助っ人として参加していたことがある。メキシカンリーグ、ビルマリーグと、リーグを作って、楽しんでいる。そのために集まって練習をしている。

頭の中で、いろいろと考えながら走っているとき、彼らの笑顔に出会うと、なんだかそれでも、人間は元気に楽しく生きてけるような気になってくる。

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いろいろあるなあ~

2007-05-30 01:32:23 | 徒然に

こちらでは、メモリアルデーに伴う三連休だった。

金曜は、ちょっとした、ピアノコンサートを聞いた気分だった。

四歳から、細く長くピアノを続けている次男。同じような環境においても、続けたのは次男だけだった。私自身が、ピアノが大好きで、下手だが、ピアノがないと生きていけないくらい、生活の中にピアノがある。三人の息子たちにも、同じように音楽を楽しんで欲しかったが・・・・。

その、次男が、こちらでも、とってもいい先生に出会えた。音楽大学を退官された、小柄な女性の先生。しかし、驚くほど、ダイナミックでエネルギッシュな音で、ピアノを弾かれる。その先生が生徒たちの発表会を自宅で行われる。これで二回目の出席。

先生の家は、お独り身なのか小さくかわいらしい。閑静な、歴史のある、古い大学の近くにある。大きなグランドピアノと、本だらけの部屋。読みかけの本はそのままに、あいたスペースに椅子を並べ、そこが小さなコンサート会場だ。

初回の演奏会は、息子が最後の演奏者だった。

今回は、近くの音楽大学の一年生の男の子が最後の演奏者だった。身長が二メートル近くある、赤毛の男の子が、弾いてくれたのは、ショパンのノクターンの一番。

どんな風に・・・と、思っていたら、いきなり、美しい、やさしい、音で繊細にスタートする。身長が大きい分手もきっと大きいに違いない。無理のない、和音。駒をそろえた様に、ころころと転がるように、なめらかで正確に、音を刻んでいく。ノクターンなので音は美しく、やさしい。感動の演奏だった。

演奏後のお茶の時間は、先生が用意してくれた、クッキーと飲み物を楽しみながら、今聞いた演奏に関して、話の花があちこちで咲いていた。息子はしっかり、最後の演奏者の彼に、質問したりアドバイスをもらったりしていた。

私は、彼の弾いた曲の、楽譜を見せてもらい、帰宅後さっそくアマゾンに注文する。

また、練習不足で鈍くなってきた、手首と指にもうひとがんばりしてもらおう。これが弾きたい!!と、思うと、結構力がでるものだ。

 

コメント (2)
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