日本から新しい仲間。
といっても、二年前に日本に帰り、そして、またこちらに赴任になったご家族。ちょうど、子供の年頃も、親の年頃も同じで、同じように悩みを抱えてきた。
早速連絡をもらい、日本の話、居なかったこちらの二年間の話に花が咲く。
日本は所得格差、イコール子供たちの学力格差になっているよ、と、教えてもらう。
そうなのか・・・・・。我々の地元仙台から、首都圏に大学受験のために、新幹線通学をしている高校生もいるのだとか・・・・。
高校ってなんだろう・・・・子供たちの能力ってなんだろう。。。。と、考える。
高校は、大学の予備校ではない。人生の中で、もっとも大事な感受性の強い、豊かな、三年間の高校生活。その学習の成果として、大学を目指すのはわかるが、大学受験が目的の高校生活となってしまうと、大事な生活面が充実しているといえるのだろうか・・・。部活は要らないの?
受験科目は重要で、そうでない科目は、まるでお荷物であるかのように扱われる。
家庭科の授業は、人間の生きる術を教えるとっても重要な教科だと気づいたのは。私自身、家庭を持ってからだった。
人間の能力も様々にあると思う。学力偏重ではだめだし、学力軽視でもよくないと。あたりまえのことを考える。じゃあどうするの?
子供たちの能力の多様性を、きちんと評価することではないだろうか。曖昧だけど・・・・。
おかしい???と、思いながら、それでも、現実をどう受け止めるのか・・・と。考えさせられた一日だった。日本ってどういう国になったのだろう。