今日も試験で三島に来てます。
今日は、佐野美術館に行ってきました。
只今の展示は、こちら。
ミロコマチコさんは絵本作家さんだそうで、お名前は初めて聞いたが、なんか絵に見覚えあるなあ、と思いました。
ら、そうそう、長泉町のクレマチスの岡の売店でポストカード買いましたよ、この方の。
なんつうか、ヘタウマに一見、見えなくもない。
ヘタウマ、しかし、「突然に記憶だけで大人がドラえもん描いてみた」のヘタウマ感とは全然違う。
小学生男子の、妙にマニアックに昆虫が好きだったり鉄道好きだっり、働く車が好きだったり、そう言う子供が描いた絵傾向のヘタウマ感なんだよね。
いや、ヘタウマ、ヘタウマ書いてるけど私はヘタではないと思う。
写実的、リアルではないが=ヘタ、ではないよね。
下絵っぽい絵を見ると、デッサンとかそういう点は置いといて、実に細かく観察した上でザーッとラフっぽく描いているのだ、と思う。
羽一枚一枚の模様の出方とか、足の向きとか、写真やリアルな絵を見ているだけでは普通は気づかないような点に実はこだわりがあるのがわかります。
個人的印象だと、さかなクンの絵っぽいかな?
生き物をそのまま描くのではなく、自分の中、心の中を通して消化(昇華?)してからの絵、って感じ。
とにかく、エネルギーのある絵でした。
リアルじゃないのに、なんか今にもこちらに出てきそうな躍動感がありましたなー。
生演奏とコラボで、即興で絵を描くイベント記録映像みたんだけど、なんつうか楽しそう!
実験のワクワク感があると言うか。
男木島でみた瀬戸内国際アート展、あんな感じのワクワク感でした。
で、ネコ好き、と言うことでしたがネコメインと言うほどでもなく。
でも、展示してあったネコ絵本「てつぞうはね」パラパラ見たけど、な、泣いたよっ
生き物のエネルギー、それに対する敬意と飽くなき好奇心、そんなのが伝わってくる展示だったなあ。
いずっはこ(伊豆箱根鉄道)の駅ソバで食べた椎茸うどん(冷)