УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

よみうりランド「無黒屋」 願い井戸と白きつね

2014-03-09 19:03:24 | お化け屋敷
今日は、よみうりランドに行って来ました。




メビウスの輪をまわる、よみうりランドのゆるキャラ・・・

まー、もちろん(?)目的はお化け屋敷なんですがね。
ここのお化け屋敷は、無黒屋さんという宿屋が舞台です。







その時々によって、テーマが変わるそうなのですが、現在やってるのが(っていうより今日までであった)
「願い井戸と白きつね」という物語。



老舗旅館「無黒屋」に、願いが叶うという不思議な井戸があった。
人々はこの井戸を「願い井戸」と名付け、何か有る度におのおのの願いをかけていた。
この無黒屋には、時たま体が真っ白な「白狐」が現れることがあった。
大番頭が油揚げをやって餌付けしていたこともあり、人間にたいそう懐いていたそうな。

さて、ある日「白狐」は客達の噂話から「願い井戸」の存在を知った。
面白そうな話に興味を持った「白狐」は、人間の女に化け、宿に潜り込みイタズラをしようと考えた。
「白狐」にとっては、ほんの出来心だったのだ…

しかし…、イタズラをしようとした途端、「白狐」は何かの力で弾き飛ばされた。

そして、みるみるうちに体が黒くなっていき、尻尾が9本生え、恐ろしい姿へと変わってしまった。
「白狐」は伝説の妖怪「九尾」に取り憑かれてしまった。

井戸にイタズラをしようとしてバチが当たったのか…

その様子を、「白狐」を可愛がっていた「大番頭」が見ていた。
「大番頭」は「白狐」を助けようとしたのだろう。「九尾」に駆け寄ったが一瞬のうちに蹴散らされた。

負傷した大番頭は、翌日客達に瀕死の状態で発見された。
全身に傷を負っていたが、不思議な事に胸部だけは無傷であった。
皆が不思議がっていると、大番頭がハッとしたように懐から何かを取り出した。
「御札」だ。
御札の力で、なんとか致命傷を免れたんだと皆口を揃えた。

伝説の九尾に取り憑かれてしまった「白狐」を、僧に頼んで退治してもらおうという話が出たが、大番頭はなんとか助けてやりたいと頑なだった。

そこで、「大番頭」を守った御札を「白狐」の好物だった油揚げに御札を挟み、九尾に食わせようという作戦が上がってきた。

しかし、客も従業員も、誰一人手を挙げることはなかった。
怪我を負って動けない大番頭を見てしまっては、気負うのも当たり前だ…

誰か勇気のある者は居ないのか…

「白狐」を助けてくれる勇気の有る者は、どうか「無黒屋」に集まって下さい。


動画もあるでよぉ~
お化け屋敷「無黒屋」 ~願い井戸と白きつね~

♪ぼうや~、よい子だねんねしな♪
って歌いたくなりますが。

で、今回のテーマは、ズバリ「白キツネたんを救えっ!!」というミッションなわけです。
ふふふふ、まかせんしゃいっ!!!
この私が、玉乃丞(仮名/笑)を助けてあげようではありませんかっ!!!

と、今回はいつもにもまして、やるき満々で挑みました(爆)
・・・でもなあ、九尾のキツネって言ったら、妖怪レベル的には「ラスボス」レベルキャラですよね~。
神通力(?)を持つキツネの中での最高峰でもあり・・・
中国の傾国の美女、楊貴妃がこの九尾のキツネが変化した姿であり、退治されたと思ったがその後日本に来て、今度は上皇のお気に入りとなり・・・
だが、正体を見破られ、矢で追われ、那須で石と化し、その石=殺生石は近づく生き物すべてを殺したと言われている・・・
っていう伝説のキツネだよね~
もしかして、世間のキツネ的には一番なりたいポジションではなかろうか??という気もしますが。
大統領レベルっていうか、ビル・ゲイツレベルっていうか。
白キツネたんも、もしかして超出世!!で、結構めでたいんじゃないか?という気もしないでもないけど。
でも、人間と共存を願うならば、九尾の力は強大すぎるわけだし。
ボクはボクのままでいたい、平凡に地道に、大番頭さんやみんなと仲良く、フツーの白キツネ(?)として生きたいんだっ!!と、この玉乃丞(仮名)は思っている、と勝手に解釈させていただいて、まぁともかく進みましょう。
あ、料金は300円です。
入園料は別にかかります(大人は1200円也)

という感じで、ネタバレでございます・・・


























































このお化け屋敷は、単にお化け旅籠に入るというだけではなく、白キツネを救うという目的があるわけでして、そのためにこんなのを渡されます。


キツネといえば油揚げ。
でも、なんでキツネは油揚げなんかねぇ?
別にリアル・キツネは油揚げ好きっていうわけじゃないと思うけど・・・
食肉目・イヌ科だしさ。
思うに、江戸時代は人間でもあんまり「肉」を食べる習慣は無かったので、キツネにあげるのも当然肉はムリ。
材料は大豆であっても、油で揚げている分、その脂分が肉食であるキツネには好まれた、っていうことなんでしょうかね~??
ま、ともかく、結構リアルです、この油揚げ。
たぶん、樹脂製だと思うけど触り具合も結構油揚げっぽいぞ。


裏には御札が貼り付けられています。
で、この御札を九尾に気づかれないように油揚げをお供えする、っていうのがポイントらしいです。
私が入った頃は、30分待ちっていうくらいでございまして、その待っている入り口の横に、暗幕で仕切られた出口もあって、わりと「キャーッ!!!」と、走り出してくる女子たちもいましたが、フツーに出てくる女子もいたし、何故か怒ってる子もいた^_^;;
で、ともかく入ってみました。
中は、旅籠というか和式の部屋が続く感じ。
わりとすぐに例の「願い井戸」があるのですが、小さい~、それに室内っていうのが違和感でございます。
それにしても、玉乃丞(仮名)は願い井戸に悪戯をしよう、と思っただけで、まだ未遂の状態なのにそれなのにいきなり罰みたいなのを食らうっていうのは、なんか明らかに過激すぎますよね~、可哀想に。
これは、ぜひとも救わねばなりませんっ!!と、改めて決意して進みますが。
井戸の横には、大番頭さんらしき人が布団に臥せっていて、
「どうか、白きつねを助けてやってくだされ~、ゴホゴホゴホ・・・」と、半身起き上がって頼んできます。
「ほら、おとっさん、ムリしないの。ほら、おかゆを食べて・・・」
「すまないねぇ、おまえ・・・」
「それは言わない約束でしょ!!」
とかと、セルフアテレコをしながら進みます。
内容は、大体機械系が多かったかな?
一箇所くらい生の人間っぽい感じもありましたが、上からっていうか隠れ場所から覗くような感じなので、接近感はナシ。
人形は、和風タイプのお化けとか亡霊とかとか、なんですが、その人形の肩とかになんだかサンショウウオか「もののけ姫」に出てくる木霊っぽいキャラがくっついてるのが気になった~。結構複数個体いました。
頭蓋骨の山オブジェがグルグル動く所では、なんだかボディ・パーカッション的な効果音が流れてましたが、生音かなぁ??
居座っていたら打ち切られてしまった(爆)
あとは、ディズニーランドのホーンテッドマンションにも出てきた、無限に続く廊下、あの和風タイプがありました。
でも、和風だとイマイチ雰囲気がないなぁ~、あれってやはり「閉まっているドア」が無数に続くっていうところがかなりキモになると思うんだけど、和風の座敷だと開放感があって(まぁ襖閉まってますが)イマイチ雰囲気がなぁ、と思ったりする。
で、ラストには巨大な九尾のキツネたん!!
で、ここでいよいよ油揚げをあげるわけだが・・・
ついつい「待て!!おあずけっ!!」とやりたくなってしまう私でありました(笑)
で、ちゃんと御札を隠した状態で足元の回収箱(?)に油揚げを落とすと、九尾はちゃんと元の白キツネたんに戻って、
「どうもありがとう!」ってお礼言ってくれたりするんですよ、かわゆい~!!
キツネの人形は基本変えずに、照明と動きで上手く九尾から普通の白キツネにその場で変化させているところが、まあタネは割れているもなかなか達成感もあってよかったかな?と思いましたね~。
それにしても、最後はめでたしめでたしで退場になるのに、なんで「キャーッ!!」と悲鳴をあげて走り出てくる人がいるんだろうか??
もしかして、御札を表に出してしまったりすると、元に戻らずに恐ろしい姿にさらに変化するとか??
し、しまった、わざと失敗すればよかった(爆)

この「白キツネたんを救え!!」は、今日で終了で、今後はしばらく改装のためお化け屋敷はお休み、春休みシーズンあたりにまた新しいプログラムで再開するそうでございます。


その後、きつねうどんとお稲荷さんを食べました。


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