悪石島

今月の22日に、部分日食が日本でも観察できるそうでして。
月食は時々あるけど(?)日食って、確かにあまり来ないですね～。
で、大体日本各地部分日食なんだけど、皆既日食が見られる一部地域が鹿児島県沖と沖縄の間あたりで、そのあたりに「悪石島」というところがあって、そこが一番観測には便利らしい。
しかし、「悪石島」ってスゴイ名前ですね～。
なんだか、横溝正史の小説に出てきそうな名前だなぁ。
ちょいと調べると、平家の落ち武者伝説があったりするところとかも。
普段の人口は70名ほどなんですが、日食中はさぞかしな人手なんだろうなぁ。
TV中継とかもやりそうだしね。
まぁ、どっちにしても、当日その時間は建物内で缶詰状態で仕事なので、リアルタイムに見ることは不可能ですがね～。
日食で思い出すのは、小学生時代に読んだ物語「アーサー王宮殿のヤンキー」で、アメリカ人の男がアーサー王時代にタイムスリップしてしまい、最初死刑を宣告されるんだけど、その処刑時に日食が起こって、人々が「神の祟り!!」と恐れおののくので、「私を処刑しようとしたので神がお怒りなのだ、処刑を止めれば私が太陽を戻してみせよう!!」と言って処刑を逃れ、その後19世紀人の彼は自身の持つ科学的知識、経験等を生かし、アーサー王宮殿の魔術師としてマーリンに代わって活躍するが・・・という話。
今、調べたら作者はマーク・トウェィンであった～。
当時はただ「面白い」だけしか感じなかったけど、今読めばいろいろと裏の思索というか「もしも」という設定を生かした当時の現代(19世紀末)への皮肉や警鐘っていうのを感じるんだろうな～と思いました。

で、今日の写真は楽器と音楽の街、浜松市にあるホルンのモニュメント。
かなり大きいです。