新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月8日 その2 自民党の参院選挙対策:

2016-02-08 16:37:43 | コラム
女性候補擁立か:

マスコミ報道によれば、先ずサッカーの澤穂希さんの名前が挙がった。知名度は高いし全国的に人気があるだろう女性だ。もしも出ることになれば、当選の確率は高いだろうとは思う。当人は否定されたようだが、私は政治の世界に閉じ込めるよりも彼女の並々ならぬこれまでの長い間のサッカーの経験を活かす方向で彼女を活用する方が我が国の女子サッカーの今後にも役に立つと思う。谷亮子のようにでもなってしまったら勿体ないではないか。

次には”SPEED”とやらの今井絵理子さんの擁立が取りざたされている。私はこういう”J-POP”とやら言う近代的(?)流行歌の面には興味も関心もないので、そういう集団が沖縄から出てきていたくらいは承知していた。だが、その連中が今何をしているかなどは知る由もない。報道によれば所謂「シングルマザー」とやらであるようだ。それだけで彼女を立たせようとするのならば、自民党の芸人起用を考える選挙作戦を支持したいとは思わない。山東昭子氏の先例もあるようだが、今井絵理子さんでは単なる数合わせでしかないのではないのか。民主党如きを撃退するためにはこのような姑息な手段をとって欲しくないので敢えて取り上げた。

話は違うが、谷亮子議員も流石に小沢一郎先生に嫌気がさしたのか、自民党移籍を望んでいるかのような報道もあった。私は寡聞にして谷議員がどれほどの政治的な実績を残したかは知らない。しかし、機を見るに敏な議員らしいとは解った。まさか自民党が受け入れるのではあるまいな。正直なところ、私は柔道家の頃から田村亮子が好みではなかった、予選で敗退したにも拘わらず五輪代表に選んだ柔道連盟とともに。

北朝鮮のミサイル発射に思う

2016-02-08 07:23:59 | コラム
かの国は何をされても意に介すまい:

私は北朝鮮は自ら他の諸国に追い込まれるような所業に及び、またそれを承知で一層厳しい制裁だの何のを課せられると承知で、且つまたUNのSecurity Councilが何らかの声明を発すると知っていても、あのミサイルを発射に踏み切ったのであろうと思っている。何処かで専門家が「小国が最大の国アメリカを相手に何としても直接対話に持ち込もうとする意思の表れ」と言ったように、アメリカが応じない間はこれから先も威嚇射撃を続けるだろうと、私は考えている。

しかし、アメリカは次期大統領選挙戦が始まったばかりであるし、オバマ大統領はあの体たらくではとても北朝鮮にまで頭が回って行くまいし、またその気があるとも思えない。次期大統領が北朝鮮問題にまで着手出来るのは、どう考えても2017年のことだろう。即ち、それまでは中国かロシアがよほどの強権を発動しない限り北朝鮮の刈り上げの若き第一書記のやりたい放題は続くのではないかと愚考する。

経済制裁ももうこれまでに何年も続けて発動されたことだろう。だが、北朝鮮が一向に音を上げたとの具体的な報道がないことは、一部の識者が指摘するように中国かロシアが決して彼らを見放していないことの証明だろうと思わずにはいられない。また、専門家は次なるミサイル発射はあり得るとまで言っている。事態はまるでモグラ叩きであるかの如くだ。虚しいものがあるではないか。