新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月25日 その2 呆れ返った

2016-05-25 12:33:59 | コラム
近頃の若い者は!!

今朝ほど我が家から高田馬場駅に向かって歩いている途中で下り坂に差し掛かったところ、私を追い抜いて行く子供を後ろに乗せた電動自転車があった。と思った瞬間に坂を上ってきた人品骨柄卑しからぬ中年の男性に接触したのだった。当たられた男性は「痛い!」と叫んで右肩を押さえたが、それ以上は何も言わずに立ち去っていった。私は一言くらいその無礼をとがめても良いかと思ったほどの乱暴な自転車の走行だった。

するとどうだろう、その若者は自転車を止めて後ろを振り返り去りゆく被害者(と言って良いだろうと判定する)に向かって「歩いている方が気を付けてよけろ」と怒鳴ったのだった。とんでもない暴言である。その工事中の道路の幅は広いが歩道と車道の区別も無いところで、常々自転車が下り坂でスピードを制御しきれない例を数多く見てきたので危険だとは思っていた。それにしても、自転車側が歩行者に「気を付けろ」とは言いも言ったりである。当に「近頃の若い者は」の悪い例であろう。

私は一向に歩道を去らずに自転車で我が物顔で走ってくる老若男女を敵視してきたが、これほど悪質な者に出会ったのは初めてだった。この経験談を聞いて貰ったジムの昔からの仲間の一人は「そういう場合には直ちに警察を呼べば良いのだろうが、間に合うまい。近頃の若い者はそれだから困る。我々高齢者が当たられれば直ぐに骨折でもしかねないから十分に注意が必要だ」との感想を述べてくれた。

これから先は歩道には「自転車乗り入れ禁止」の標識でも出して、道交法を守らない自転車乗りたちを遠慮無く取り締まるように警察に望みたいところだ。

第三者委員会

2016-05-25 07:04:23 | コラム
舛添都知事のまやかしの手段では:

舛添都知事は矢張りと言うか何と言うべきか、繰り返して第三者の厳しい目で見て貰うと言い出した。即ち、甘利元大臣、東芝、国立競技場問題等々に見られた近頃流行の第三者の目乃至はその委員会に委ねると言ったのだった。第三者と言うからには当事者とは無縁なのかと思えば、それを選ぶのは舛添本人であり、25日には決めると報じられている。それが果たして第三者と言えるのかという疑問が残るが、彼は平然としてそう言っている。純粋の第三者が選んでこその「第三者」だと思うのだが。

如何にも詭弁師・舛添都知事ならではの知恵だろう。今回の一連の公私混同と見える資金の使い方には、法律違反とは断じきれない点があると多くの所謂専門家が指摘してきた。それくらいは法学部出身である舛添都知事が知らないはずはないだろう。と言うことは、第三者は彼の意向を反映することなく「白」の判定を下すこともあり得るのだろう。しかし、法的にそのような結論が導き出されても、彼には「良識」が欠如しているという多くの都民の認識までを覆すことは出来ないだろう。

回りくどい言い方になってしまったが、どのみち彼には自ら潔く辞任する以外の道しか残されていないのだと考えている。恐らく、あれほど小細工をする明晰な頭脳があるくらいだから「我に利なし」くらいは既にお解りだろうと思う。それならば、何故詭弁を弄し、姑息な手段を使ってまでと知事の地位に縋り付こうとするのだろうか。思うに彼のことだから、色々な理屈をつけて正当化しようとするだろう。だが、もしかすると石原元都知事が指摘した「離婚を重ねてお金が無くなったのだろう」辺りが正解かも知れない。我々都民は彼の生活手段の為に住民税を納めているのでは無いのだが、それも承知で誤魔化しているのではないのか。