新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月9日 その4 お題で「食パンは何枚切りがお好き?」

2016-05-09 15:50:59 | コラム
敷島パン(Pasco)の「山型5 slices」が良い:

厚みは6枚切りと同じだと推定するが、山型であって面積が大きくなっている分だけ小売価格は高くなる。しかし、幾度試しても味はより小型でパンとしては同じであるはずの6枚切りのものよりも良いという結論に達するのだ。また、この山型5は置いていない店が多いのが玉に瑕で、偶に入った店でも「見つけた時が買う時」なのが難点だ。

5月9日の3 我が国は未だデフレ傾向にあるのか?

2016-05-09 15:46:36 | コラム
ボックス・テイシュペーパーの安値が示すこと:

少しだけアメリカ大統領選挙のような余所の国の話題を離れて、我が国の細かい話を。

昨日、薬局というのかドラッグストアの前を通ると、王子のNブランドが5個入りで¥190台だったかの安値で店頭に積み上げられていた。隣に並んだ大王のテイシュもこの製品の代表的ブランドであるクリネックスよりも遙かに経済的な値段が表示されていた。「すわ、値上げしたはずの家庭紙業界には再び価格競争か」と一瞬考えてしまった。だが、そんなことがあるはずがないと思ってパッケージを取り上げて、箱の底の表記を確かめた。

結果は「矢張りか」だった。それは何処のメーカーが考え出したマーケティング戦略かは寡聞にして知らないが、この価格に釣られて買われる主婦が多いような作戦なのである。即ち、1箱の中身を、そもそものこの紙が市場に出てきた頃の2枚組X200セット(業界で言う200ダブル)だったものを「180ダブル」として5箱一組の価格を引き下げて拡販を図った作戦が始まったのだった。私は余程業界の内情に詳しくない方は「お買い得」と思うだろうと見ていた。

ところが、今回の安値は何と「150ダブル」だったのだ。それでは「kg当たり幾ら」を基準にして販売される紙類ではその重量での単価は維持されていて、5個のパッケージの価格は引き下げられているのだ。家庭紙業界の方々には悪いが、こういう思いがけない安値を発見されれば、先ず箱の底側の表示を確認することだと申し上げたいのだ。そして「180ダブル」や「150ダブル換算ならば幾らになるかを計算してからお買い上げになることだ。尤も、ブランドも紙質も問題にしない安ければ良いというのならば、どうぞお買い上げをとなってしまうが。

私は現在の景気の状態では家庭紙メーカーは何とかして末端価格を低めに設定して、消費者の関心を惹こうとしていると睨むが、その根底には「未だデフレ傾向が完全に治まっていない」というように営業第一線は見ているような気がしてならないのだ。何れにせよ、ドンドンお買い上げになって苦境に立たされた製紙業界をお助け下さい。

5月9日 その2 kazk様へ

2016-05-09 12:24:24 | コラム
kazk様

俗っぽい英語にすれば"Long time no see."ですが、これは日常会話の中であれば非礼でも何でもありません。

解りやすくまた納得がいく解説に感謝致します。私もずっと注目して我が国のラグビーの成り行きに注意してきました。私の捉え方では、かなり外国人勢に近いところまではいったが、攻守走等の全ての面でもう一息と言うか、フットボール界で言うほんの「指の先の」(長さが足りずに良いパスを捕球出来なかった)違いと言いたい領域に入りかけたかと思っています。しかし、その僅かの差が繰り返して出てくるので、大いなる得点の差となって現れてしまったのだと感じています。

TBの展開力も改善されましたし、山田章仁のようにフットボールを経験して他の競技の技を取り入れたウイングが出てきた辺りには、遺憾ながらサッカー界も見習うべきかと思わせてくれました。いえ、サッカーの力不足と体格の悪さが際立っています。それだけではなく、サッカーは指導者に人を得ていません。サッカーは現状のままではラグビーに置いて行かれそうで不安です。

しかし、ラグビーも大野のような者が出ているところに、女子のサッカー代表が(私は戦時中を思わせる「撫子」という呼称は嫌いです)世代交代を誤ったような面が見えるのが少し不安です。それが、大学生を使わないようなことが原因だったならば、協会の責任でしょう。私は何となく関東学院大学と早稲田の低迷振りに加えて関西の大学の不振にも問題がある気がします。帝京大学出身者が全日本にどれだけいるのか知りませんが、あそこには良い素材がいるのではありませんか。だが、伝統校ではないという理由で・・・。

雑駁な感想ですが、今後とも宜しくお願い申し上げます。


真一文字拝

SM氏のカリフォルニアからの便り

2016-05-09 07:05:00 | コラム
棄権が多くなるのでは:

アメリカはカリフォルニア州に40年近くもの間住む長年の友人で、ビジネスの世界からリタイヤーした同胞のSM氏に大統領選挙の状況を尋ねてみた。以下に彼のカリフォルニア便りを紹介しよう。「娯楽番組を見るような興味はありますね.」と言っている辺りが印象的だったし、我が国にいては知り得ない情報であると思う。

>引用開始
泡沫候補で Politically Incorrectな発言を繰り返してきたTrump が党大会で指名を得て、Clintonと争うことになりますが、娯楽番組を見るような興味はありますね.

一般的には、本選ではClinton の楽勝と見られていますが、ただ、これまで、あらゆる予想を覆してきたTrumpですから、何かが起きる可能性もアリと指摘するMedia もいます(少数派)。

Trump 主張の中心は:
1)Immigration (不法滞在外国人の追放)
2)現・新Trade Agreementに反対.

この2点が得意の”Make America Great Again” のベースになっています、従って貧乏くじを引かされているRust Belt (主に中西部)の白人男性層が支持基盤です.

Hillary も嫌悪度が高く、(特に白人男性間ではNo. 1)Washington Establishmentの象徴ですから、過激なTrump には投票できない共和党員には苦渋の選択となります.棄権も多数出るのではないでしょうか.
<引用終わる

因みに、彼とYM氏と私、MMは"3M Club"と称する懇談会をSM氏が帰国する度に東京で開催して語り合っている。