新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月18日 その2 アメリカの印刷媒体と製紙会社の衰退

2016-05-18 07:19:59 | コラム
益々進むアメリカの印刷媒体(新聞)崩壊:

専門商社マンからの情報を紹介します。

<業界紙によれば、日本製紙はアメリカとの合弁事業であるNORPAC社製の新聞用紙を4月から輸入していないそうです。 手放したかの如き雰囲気です。(注:合弁相手のW社はこの事業の売却を発表し、買い入れ先を物色中)次は米国では”USA Today”も売りに出されているようです。”LA Times”と”Chicago Tribune”のグループに入るようです。 LAの日系二世用の「羅府新報」も経営の危機に陥っているそうです。>

と知らせて貰えました。何と言ったら良いのかと、言葉を探すような事態でしょう。

紙パルプ産業だけから見れば、アメリカの経済の崩壊に歯止めがかかっていませんし、印刷媒体の衰退も止まるところを知らぬ模様。つい先頃、W社はフラフパルプという紙おむつ用のパルプ事業部門をInternational Paper(IP)に売却が成約と発表したばかりです。これで嘗てはIPに次ぐアメリカ第2の紙パルプ林産物メーカーだったW社の脱紙パルプがまた一歩進んだのです。これまでに繰り返し指摘した来たように、最早アメリカには大手の製紙会社が消滅しつつあるのです。

華僑の考察

2016-05-18 06:58:33 | コラム
「華僑(Overseas Chinese)とは」を考える:

昨日の「中国の思う壺」を基にして畏メル友尾形美明氏と「華僑」について興味深い意見を交換してみたので、以下にご紹介する次第。

私の意見:
私は1970年に東南アジア出張をした際にたった一度で生涯最後(?)のフィリピン訪問を経験しました。その際にイヤと言うほど解ったことは「経済の中心というか実態を握っていたのは中国系フィリピン人だ」という紛れもない事実でした。ベトナムも然りですが、そういう連中は名字を見れば漢字を現地の言葉で表記しているので直ぐ解ります。

余談ですが、1997年に某商社を手伝っていた時に関係した今や世界的大製紙会社にのし上がったインドネシアと中国に工場を持つA社も、シンガポールを本拠とする華僑財閥の経営です。インドネシアの工場では工場長以下の幹部は皆華人でした。北京語が公用語の如き会社です。

そうである以上、ご指摘のように「恐らく中国の工作が華人系フィリピン人中心になりふり構わず繰り広げられているのでしょう。」ということは想像するに難くありません。それでも、戦争法案廃止だのという戯言を言う連中がいることは本当に遺憾です。新宿区だけでも登録された中国人が13,000人ですから、実態はもっといるでしょう。

尾形氏の意見:
ベトナムは華僑を上手く追い出しましたが、その他の東南ア諸国は、仰せのように華僑系が経済を握っています。その原因はイギリスが植民地支配時代に蒔いたものですが、商売上手だけに困ったものですね。自分たちのコミュニティを作り、その国の法律を守ろうとしません。その土地に根付き、貢献することより何時でも逃げ出すことを考え、手っとり早に儲けを目指します。

私の意見:
再び1970年の東南アジア出張の経験からですが、3番目の国がシンガポールでした。ここは言うまでもない中国系が過半数を占めているところ。取引見込み先だった会社はユダヤ系でしたが、従業員は皆華僑。彼らはシンガポール英語が公用語のようでしたが、彼ら同士では中国語を捨てていなかったのは極めて印象的でした。最後の香港は英語と広東語もあれば北京語もという状態でした。

そういう状態の下ではアジアに於いては習近平だけが敵ではなく、各国の国民の皮を被っただけの縫いぐるみのような中国人が圧倒的に多いことを忘れてはなりますまい。先ほど例に挙げたA社などは日本の戦力強化となると、日本語を自在に操る中国人と台湾人を大量に駐在させる戦略を採ります。話はずれますが、その連中は短期間日本語を学んだだけでも非常に立派な日本語を知っているとかで、我が国の英語教育の悲惨さを味わえると聞きました。

そういう対日侵略の人材を揃えている企業もあるのですから、国家としてはもっと恐ろしいことを考えていても不思議はないかと、懸念しております。ここ百人町・大久保界隈の多くの日本語学校が繁盛する訳は・・・・・と考えると一寸憂鬱です。

尾形氏から:
シナ人の怖さは、まさに貴方が言われる通りだと思います。 「習近平が敵だけではない。各国の国民の被った縫いぐるみのような中国人が圧倒的に多い」

という事ですが、「それが何故怖いのか」ですが、法治精神を持たず、人権尊重の精神や道義心を持たないからです。これは、怖いですね。何をやるか分からないからです。

つまり、目先の儲けのためには食品に毒を入れる、事さえ平気で遣りかねません。自分の身内以外は、人間とは思わないのです。日本人の多くはそれが理解できませんが、シナ人自身は良く知っています。だから、香港や日本で爆買いするのです。

私から:
<それが何故怖いのか」ですが、法治精神を持たず、人権尊重の精神や道義心を持たないからです。>

当に仰せの通りだと思います。この点を解っていないのは何処かに巣くう「チャイナスクールの連中」だから困ります。いえいえ、今や華僑が大勢で新宿に群がっていますが。