新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

天皇皇后両陛下が熊本県を日帰りでお見舞いに

2016-05-20 08:10:01 | コラム
お疲れのように見えて気懸かりだった:

これまで皇室に関して何か取り上げた記憶はないが、今回は敢えて述べてみたい。かねがね家内とともに両陛下のご負担はいかばかりかと語り合ってきた。今回も同年齢と言って良い私などはとてもこなし得ないだろう熊本県を日帰りされるという強行軍を敢えてされたお心遣いには頭が下がるだけだ。それだけではなく、数多くの避難所をお回りになって床に膝をおつきになって被災者にお言葉をおかけになるというのではお疲れも一入ではないかと思ってしまう。

しかも両陛下とも色々と病気をご経験の後である。私も心筋梗塞を何度も経験したが、天皇陛下のような大手術は経験していない。しかも陛下はご即位の後30年近くもご公務を続けてられるが、当方は23年前に会社の仕事からは引退した身である。蓄積された疲労は陛下の方が遙かに大きいだろうと拝察する次第だ。テレビの画面で見た限りの美智子皇后には明らかにお疲れの様子が見て取れた。

数多くのご公務や、我が国の象徴としての今上天皇には今回のような大災害が発生すればお見舞いにお出かけになるご意向がある事は、被災者だけではなくとも、ご国民の一人として尊敬申し上げるし、有り難いことだと思う。私にはこれ以上何か言えることはない。両陛下が体調を維持されて恙なくご公務を進められるようにと祈念するだけだ。