新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

5月10日 その3 Kazk様へ

2016-05-10 13:39:02 | コラム
kazk様

全く異論を申し立てる隙間もないご意見に感謝します。

余談から入りますが、私は「フィジカル・ストレングス」というべきを何処かのAHOな解説者が誤ったのだと思っております。「コンプレックス」では英語では意味を為さないのと同じ間違いです。

基礎体力と体格と身体能力の高い者を最も多く集めて人材の無駄遣いをしているのが野球で、多く集めてそれほど無駄にしていないのがラグビー。最も集め損なってしまったのがサッカーだと、残念ながら信じています。しかも、今や高校ではサッカーをやっている学校が野球を超えたと聞いたのでは絶望感が出ます。その学校の数ほど優れた指導者がいる訳がないのですから。ラグビーでも何れはその学校数の増加に悩まされる日が来ないことを祈ります。

しかし、清宮が去り、関東学院大学が衰退したのは大学ラグビーが気になります。私は今はなきDOSPORTS新宿で何度かラグビーの全日本がやってきてトレーニングする場に居合わせたことがありました。その時でも(サントリーに大久保が二人いた頃です)体格の凄さに圧倒されました。同時に根性が悪い奴が多かったのも印象的でした。あの頃でも、サッカーはトレーニングの方法を誤っていたと聞きました。

嫌な話ですが大学最高レベルの試合は帝京の一二軍戦だとまで陰口を叩かれています。と言われるのは解ります。日大フェニックスの三連覇の頃にはフェニックスの一軍は「うちの二軍が最大の敵」と認めていましたし、関東代表がその二軍と練習して手も足も出なかったほどでした。尤も、篠竹監督は「一年365日同じ釜の飯を食って生活している者たちと、寄せ集めの代表とどちらが強いかなどは議論にならん」と言いましたが。

そういう点から考えて、私はサッカーであろうとラグビーであろうと、寄せ集めの代表よりは単独テイ-ムの方が強いのは当然で、サンウルブズには多少の無理があるかと思っております。それにつけても、サッカーの代表は心配です。監督とともに。

5月10日 その2 北朝鮮と韓国

2016-05-10 13:35:51 | コラム
両国ともに甲乙つけ難し:

掲題の意味するところは「我が国にとっては北朝鮮も韓国も我が国にとってはイヤな相手であり、どちらが取り組みやすいとか御しやすいというものではない」ということ。しかし、私には北の方が南ほどねじ曲がってはいない気がするのだ。

ここ数日は各テレビ局が挙って朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の労働党大会の取材出来ないことの報道に明け暮れている。だが、それを連日見させられているだけで、かの国とは如何なる国かということが一層明らかになってきた気がする。DPRK当局は自国の良いところだけを取材させるべく諸国の取材陣を連れ回したのだろうが、それがかえってかの国の途方もない異常性を示す結果になったのだから、私には皮肉に思えてならない。

私はある勉強会で既に5回も訪朝された某A新聞社のOBの記者の方から、DPRK見聞録の講演を聴いた経験があるので、それと付き合わせると、「DPRKとは」が一層明確になってきた。要するに、かの国を我々資本主義というか自由諸国の基準、常識、感覚で捉えて異常だの、変わっているの、ブッシュ元大統領が決めつけたように”rogue nation”だのと言っても、彼らには痛くも痒くもないだろうし、経済制裁だの何のを幾ら厳しく課しても堪えないだろうと、あらためて実感させてくれた。

彼らの支配者(金一族でも良いか)は単純明快に自分らの思うように国家も国民も操り、国際法も何も全くと言いたいほど眼中にはなく、UNの存在などは私以上に無用の長物と無視しているので、あの会議の場で何が決議されようとも歯牙にもかけていないのだ。向こうところ敵無しに近い状態の如き自信で、我が道を遮るものなく突き進んでいる幸せな国なのであると見たのは誤りか。

但し、既に国交を回復している先進国もあるし、核保有国である事をあそこまで声高らかに発表されては、関係各国は記者団を派遣してその実情を把握したくなるだろう。それでだけでもあるまいが、現時点では世界全体から見れば小国に属するだろう国が、あれほどの注目を集めているのではないだろうか。その姿勢には大韓民国(ROK)のような屈折して捻くれた思想も哲学(と言うのかな?)もなく、我が国に対して異常としか言えない言いがかりをつけて絶対にその態度を改めないのとは、同じ民族であってもROKとは少し違うような気がするのだが。

目下、新潮新書の新刊で室谷克美氏の「韓国は裏切る」を読んでいるところだが。室谷氏の言うところに依れば「韓国が我が国に対してつけてきた数々の言いがかりや嫌がらせや、UNでの言行不一致での妨害行為などは、幾ら我が国から強硬に抗議しようと、その歴史認識論の不当性等を説き聞かせても彼らが自分たちが常に正しく且つ正義であると思い込んでいる以上、事態の改善はほとんど望み薄だと解ってくる。私にはDPRKにはROKのようなねじ曲がった思考体系はなく、単純に我が道を進もうとする過程上で拉致を犯し、核実験を繰り返し、ノドンを打ち上げて示威行為をしているような気がしてならない。もしかしなくても、私の見方は正確ではないかも知れないが。

結論めいたことを言えば、この両国を言い負かし、屈服させるのは容易な業ではなく、気が遠くなるほどの時間がかかるかも知れない。だが、我が国としては何としてもやり遂げねばならない課題である。やり遂げないままに過ごせば、少なくともROKの嘘が真実の如くになって世界を駆け巡ってしまうかも知れない。と言うことは、これまでにあれほどの弱腰で、ROKにもDPRKにもやられっぱなしだった外務省だけには任せておけないのは明白だ。

安倍内閣でも、今日までの実績では拉致問題の解決は一向に捗っていない。あれほど多くの喫緊の課題を抱えていれば、優先順位をつけるのだって一仕事だろう。そこにアメリカの大統領選挙のような先の見通しがつかない案件が出てきた。だが、結局は重要な多くの案件の解決は安倍内閣の奮起に期待する以外ないのではないのか。しかも、相手がDPRK等の場合にはアメリカの協力は必要だろうが、その肝腎の大統領の何方がおなりになっても何処までの後押しをして貰えるかはその場になってみなければ解らないだろう、仮令トランプ様ではなくても。


「はい、警察です」

2016-05-10 08:49:06 | コラム
サミット向けの警戒態勢:

G7伊勢志摩サミットが5月26、27日開催と目前に迫ったのか、未だ先のことなのか良く解らないが、ここ新宿区では制服・私服の警察官による「はい、警察です。外国人登録証」という職務質問が確かに開始(再開?)されている。また、先週は小滝橋通りで「そこを走っているバイク、左側に止めなさい」とパトカーが大きな声をかけて止めたのをテレビドラマか警察もののドキュメンタリー以外で初めて目撃した。止められたのは人品骨柄誠に卑しい日本人の中年の男女だった。

また歩いている人たちの過半数が外国人であるとしか思えないような大久保通りでは、以前から職務質問は実行されていた。外国人登録証に続いては持ち物検査となるようだが、まさか立ち止まって成り行きを最期まで見届ける訳にも行かないが、これまでに遭遇したほとんどの場合ではそのまま放免となっていて事件性があった例はなかった。だが、近頃の大久保・百人町界隈に一歩でも足を踏み込まれれば、外国人登録証かパスポートの提示を求めたくなっても何の不思議もないと思う。

しかしながら、あれほど外国人が増えてしまえば警察も入管も余程人数を増やさない限り、ここ新宿区では職務質問をかけきれなくだろうと危惧する次第だ。特に中国語を話している若者の数は驚異的ですらある。産経が今日の新聞で中国資本が北海道で星野リゾートの施設を買収したという記事を載せていたが、中国化はここ新宿でも進みすぎていると憂いている。

話が逸れたかと思うが、何もサミットがあるからだけではなく、正規の移民なのか留学生なのか在日なのか、あるいは旅行者なのか、ヴィザ切れの不法滞在者なのか、我々には知る手段もないが、ヨーロッパで起きている深刻な移民問題を見るにつけても、我が国ではより慎重且つ厳密に外国人の出入国を管理しても良いのではとの感が禁じ得ない。

マスコミは「爆買い」の恩恵のようなことを囃し立てるが、先日もYM氏と冗談半分に語り合ったように「あの雲霞の如く(で悪ければ大量に)我が国に押し寄せている中国の若者の中には工作員の一人や二人いても不思議ではない」だろう。私は職務質問をすることは結構だと思うが、大体からして不法滞在者が真っ昼間から大久保通りを大手を振って歩いていないだろうし、工作員などは怪しまれそうな行動をする訳がないと疑っているのだが。