新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月12日 その3 kazkさんのコメントに答えて

2016-11-12 15:40:31 | コラム
kazk様

コメントを有り難う御座いました。午前中は外出で15時に戻りました。


サッカーについてはご指摘とご意見には全く何の異論もありません。本田、岡崎、香川、長友を使っては貶して責任を転嫁していたのは、監督というか指導者にあるまじき姿勢です。だが、白人にはこういう態度乃至は哲学のような考え方があって「潔く自らの責任を認めるような発言は絶対にしない」と、22年半のアメリカの会社勤めでイヤと言うほど思い知らされております。

私もお説のように上記の4名の復調を計るのが「絶対に負けられない」所に追い込まれた以上、浅野だの斉藤だのを使っている場合ではないと思っております。久保はU-23では良いなと思わせましたが、フル代表で使い込んでいなかった以上、やけっぱちで出すだけの補欠でしょう。兎に角、腹が立つ監督です。彼を呼んできた協会の原専務理事(当時)の責任は、最早引退している元築地市場長か、石原君の責任のようなもので罰せられて然るべきでしょう。

野球ですが
、対メキシコの点を取られなかったから良かったようなものですが武田の引っ張りすぎ、続いて昨夜は一寸見ただけでしたが野村も何故オフシーズンにあれほど引っ張ったのかと疑問だらけ。12球団から良い投手を呼んできたのですから、それこそ仰せのように細切れで使って雰囲気とMLBのボールに馴れさせておくべきだったでしょう。それにつけてもお追従ばかりの解説者はダメ。あれで生活しようと計って、NPBと選手とテレビ局に諂っているようでは真の解説になりません。

小久保は2試合も続けて中田翔に4番を打たせましたが、筒香は嫌味としか解釈出来ないようなことを言って何とか収めていました。だが、あの扱いでは気の毒。菊地の使い方もおかしいと思います。セントラルリーグの最多安打だったかの打者です。山田君はデッドボールを受けた後は腰が引けて不振です。内川はCSでもダブルプレー打ばかり。

さて、トランプ新大統領ですが、貴重な資料を有り難う御座いました。私の閃きでは「勝つこともある」と出ていましたが、ガッツがなかったので言い出せず、また理論付けをする気にもなれずに放置しました。明日にでも、内側から22年半も見てきたアメリカ観と文化比較論を基に纏めようかと思案しております。だが、明日はシーズン中にせめて一度はフットボールのリーグ戦を見ようと、横スタに参る予定でです。「我が」とは言いたい日大フェニックスは既に2敗して優勝の目がないのですが、対慶応戦があるので。慶応には恐らく学生#1のRB金(南山高出身)がいるので、彼を見たいのです。

11月12日 その2 好ましくない出来だった昨夜の対オマーン戦

2016-11-12 08:50:33 | コラム
対オマーンの練習試合:

確かにハリルホジッチ監督が事前に言っていたように多くの新顔が試されていたし、言わば帰り新参の大迫も使われていた。いきなり結論を言えば「少なくとも5~6点を取って勝ってもおかしくない相手に、如何に新顔を使ったと言ってもあの出来では手放しで褒めることは出来ない」となる。あの何がしたいのか解らないと言うか、テイームとしての形がで整っていない相手にあの程度の出来では論評のしようがないのだ。

確かに大迫はドイツで毎試合使われているだけに2点を取ってくれたのは結構だったが、望むらくはもっと相手を下に見てやりたい放題をやっても良かったのではないかとすら感じた。前半は長谷部、岡崎、香川(負傷中)、長友(故障中?)、原口等々を出さずに進めた結果か大迫の2点だけに終わったのは非常に歯痒かった。それはあの弱い相手に相変わらず後ろで回している間に、前にいる連中が皆後ろ向きで一向に動いてフリーになろうとする努力をしないし、足下にパスが来るまで棒立ちで待っていたのでは褒めようがない。

本田はずっと貶してきていたが、成長の限界に達した模様で何をしたいのかがほとんど見えてこなかったか、あるいは出来なくなったのか。岡崎も後半には出てきたが、UKでは使われていない為としても余り怖さがない存在だった。2名とも気の毒だと思った。私はせめて元気があるし伸びてきている原口を前半から使うべきではないのかと思っていた。と言うのも、今や彼がテイームの中心選手に近い存在となりつつあるので、ドンドン使って自信を付けさせるべきだと思うから。

それにアナウンサーが五月蠅く「ドリブルがどうした」と褒めそやす斉藤は、未だ未だでJリーグでは通用するが国際試合の経験不足は明らかだ。使って貰えなければ向上しない理屈だが、使って貰える為には短時間の出場でも形を付けてみせねばなるまい。足が長い外国人選手を相手にキープすると「そんなところに足が出て来るはずがない」という次第で狙ったようには抜き去れないのだ。久保はU-23では良かったと思うが、昨日の使い方では判断のしようがない。

小林という新顔が終了間際に4点目を蹴り込んだが、あの髪型が気に入らないので評価したくない。そうそう、浅野を忘れるところだった。サッカーは陸上競技ではないのだから足が速いだけではなく、もう少しサッカーが上手くなる必要があるし、オフサイド・トラップに掛からない工夫をするべきだ。永木と丸山という新顔がいたが、あの相手を守り切ったのでは当然で、現時点での評価を保留にしたい。

次の本戦であるサウジアラビアに勝って貰わないと困るのだが、そこで本田や岡崎や香川や長友の経験をどう使うかに、監督がどう判断するかが大きな課題だろう。私は大迫を出すなら後半で、先ず原口は使わねばなるまいと思う。最後的手段が案外久保かも知れないが、あの監督さんのこれまでの選手の使い方と交代の投入の判断の悪さを思う時、それはあり得ない気がする。要するに「監督で負けた」とならないことを切望する。勿論、選手たちが奮起すべきだ。とは言うが、本心は監督を替えて欲しいのだが・・・・。

如何でしょうか、kazkさん!


アメリカの政権移行テイーム

2016-11-12 08:09:23 | コラム
既に結成されているはず:

11日の産経には未だのような記事が一面に載っていた。この件でYM氏と語り合ってみたが、彼はそんなことはあるまいとの意見だった。トランプ氏がそれを知らずして立候補することは考えにくいのだ。それは新大統領が着任すれば、ワシントンDCの政府というか諸官庁の主立った幹部は全て新政権の任命する者に入れ替わるのである以上、新大統領が決まった現時点で結成されていなければ、1月20に間に合う訳がないのだから。

我が国とは全く事情が異なるアメリカでは、その際に入れ替わる人数は3,000~3,500名であるから、それだけの人材を今から決め始めていては遅いという訳だ。言うなれば、アメリカでは新大統領は数千名の自らの手兵を引っさげてワシントンDC入りするのだ。

YM氏の意見では「大統領選挙に立候補する以上、政権移行テイームを準備していないことはあり得ず、遅くとも共和党か民主党で候補者を指名した時点で準備を開始していなければならないので、まさかトランプ氏がそれを怠っていたとは考えにくい」というものだった。私も一般的に我が国ではアメリカで政権が代われば官庁の幹部が総入れ替えとなどあり得ないので、アメリカには政権移行テイームがあると聞いても理解しがたいだろうと思って聞いてきた。彼によれば、幹部は入れ替わっても一般の職員まで入れ替わるものではない由だ。

そういう事情があるから、オバマ大統領はトランプ氏に政権移行テイームへの協力は惜しまないと明言したのだと思う。これは現大統領から新大統領への引き継ぎも含まれているからだ。何れにせよ、我が国とは文化が全く異なる国の政治には、彼の当選も含めて解りにくい事柄が多いものだと思わせてくれる。