恣意的に英語をカタカナ語化するな:
以下は数年前に連載した「和製英語(カタカナ語)と造語」の第6回目のものだが、未だに読者の方に光栄にもお読み頂いているようなので、ここにあらためて加筆訂正した最新版である。ご一読賜れば幸甚である。
ローマ字式発音または恣意的な読み方:
これは日本訛りの発音の変形であるとも考えている。この例は私が嫌う割にはそれほど多くはないと思う。簡単に言えばQueen’s accentでは“o”を「オ」といわばローマ字のように素直に発音するが、アメリカ式となるとほとんど「ア」なるようなことを指している。例えば「ホリデー」とされているのが実はholidayで、発音記号を見ても実際にネイティヴ・スピーカーの発音を良く聞いても「ハラディー」となっているものである。
さらにaを素直に「ア」と読まずに「エイ」という発音になる例が多いのも要注意である。なお、英国系の発音では「アイ」となることがあるが、これは訛りであるから除外して良いだろう。その一例として我々日本人が奇異に感じるだろう事に多くのアメリカ人が定冠詞の“a”を「エイ」と発音することを採り上げたい。
1994年の春頃に博士号を持つオーケストラの指揮者(アメリカとカナダの両方の国籍を持っていた)に「何故か」と尋ねたことがあった。彼が言うには「そう発音する方が聞き損なわれる危険性が低いから」だった。試しにアメリカ人が何か言っている時に注意して聞いてみると良いと思う。
私が指摘したい我が国に蔓延る最悪の例の一つにはアメリカのMajor League Baseball(=MLB)を「メジャーリーグ」または「メジャー」がある。「メジャー」に当てはまる英語の言葉はmeasure(=計る)しかあり得ない。だが、この正しくは「メイジャー」であるべき発音が「メジャー」となって完全に全国区で戸籍を得てしまった。この恥ずかしい読み方を最初に導入したのは何処のどいつだ。
ここで我が国のカタカナ語に見かける面白い現象にminorをチャンと「マイナー」と表記していることだ。何故、Minor Leagueは「ミノル・リーグ」にならなかったのだろう。
中には発音が難しく尚かつカタカナ表記も困難で似て非なる表記になっているものがあり、私はこれが最も気に入らない。中でも特に忌み嫌っている例に「セキュリティー」となっているsecurityや「ユビキタス」になってしまったubiquitous等である。何れも辞書を見て貰いたくなるようなおかしな表記であると信じている。そこで、如何に屡々見かける例を挙げていこう。
*ルーキー → rookie, rookey, rooky、
解説)奇怪である。どこの世界にbookをブークと言う人がいるか?lookと書いて「ルーク」と読むか?発音記号を見て貰いたい。そう言っても、最早定着しているから手遅れか?「ルキー」か「ルッキー」に近いのが本当だろう。これは戦後間もなくラジオでの野球中継が再開された際に「アメリカ語」として「新人」を言いたくて導入されたものだ。
*パトリオット → patriot、
解説)典型的ローマ字読み。日本語に帰化済み。本当は「ペイトゥリアット」に近い。
*ナトー → NATO
解説)ローマ字読みである。帰化済みである。英語では「ネイトー」と発音される。パックンとやらはこれも槍玉に挙げていた。
*ボディーチェック → body search、
解説)すでに例に挙げたが、ローマ字読みとして再登場させた。如何にも英語っぽく聞こえるが造語である。因みに、bodyは「バデイ―」が原語に近い。
*シンポジューム → symposium、
解説)このumないしはiumで終わるスペルのグループには、他にもアルミニューム=aluminum→アルーミナム、アクアリウム=aquarium→アクエアリアム、スタジアム=stadium=ステイディアム、ウラニウム=uranium→ユーレイニアム等がある。
*ゲーリー → Gary、
解説)これはゲアリーであると思う。偶にはギャリーとしている例もある。面白いことはMaryには「メアリー」があって「メリー」もあること。何を隠そう、この私も「ゲーリー」」だと思い込んでいた時期があり、訪ねた家で「ゲーリーという者はいない」と言われてしまった経験があった。他に面白かった現象に”Queen Merry”と名付けられた観光バスに乗ったことか。
*リコール → recall、
解説)欠陥商品の回収ならばリーコルかリーコールに近くなり「リー」にアクセントが来る。リコールだと思い出すことになる
*リサイクル → recycle、
解説)正確には「リーサイクル」という発音だが、最早「リサイクル」が日本語に帰化を果たしている。ここで面白いと思うことは「レサイクル」と読まなかった点である。こういう柔軟性がたまらない。
*ビニール → vinyl、
解説)これは造語に近い。しかも間違いが重複している珍しくもない例。これは「ヴァイニル」と読むのだがPVC=polyvinyl chloride=塩化ビニルのこと。我が国では広く「ビニール」をプラスティックス(Plastics)の代名詞の如く使っている。プラスティックスには他にもpolyvinylidene chloride=ポリ塩化ビニリデンもあるし、polyethylene=ポリエチレンも、polyamide≠ナイロンも、polyurethane=ウレタン等多数あるにも拘わらず。なお、「ビニル」だけでは「ビニル基」のことになると思う。これは、どうやらドイツ語の発音らしいのだが。
*レギンス → leggings、
解説)これはここまで挙げてきた例から外れるが、こういうものもあると思取り上げた。「レギングス」と原語に近く発音されたら、まさかそれが「レギンス」のこととは解るまい。私は長い間レギンスの元の言葉が何だか分からなかった。必ずしもローマ字読みではないのだが、いつの間にかこのように変化して定着したようである。ここには複数のsが残されている。
*ハーレイダビッドソン → Harley-Davidson、
解説)勿論!?かのオートバイのハーレイ・デイヴィッドソンなのだが、これも日本語化済みである。David=ダヴィデはイスラエルの王である。このことは割合に広く知られていたと思うが、それなのに“ダビッド”としたのは何故だろう。Davidというファーストネームの人に「へい、ダヴィッド」と呼びかけるかを考えて見よ。
*ヘボン式 → Hepburn、
解説)ローマ字の本家本元James Curtis Hepburnを忘れていた。宣教師で医師であったヘプバーンさんがヘボン式ローマ字の生みの親だと思う。だから敬意を表して敢えてここに入れた次第。当時、これが「ヘボン」と聞こえたのであろう。私はこれが聞き違いとは思わないが。だが、後から出てきた二人の有名女優、キャサリンとオードリーはヘプバーンと表記されている。
*レトリバー → retriever、
解説)ご存知、訓練された猟犬である。リトリーヴァーに近いのが本当の発音だろう。因みに、retrieveは取り戻すことだ。
*アワード → award、
解説)アウオードに近いのが本当の発音だ。戦争のwarを「ワー」と言うか。近頃この妙な読み方を何処かのうつけ者がテレビで言い出して意向大流行。だが、これは難しい問題でforwardにbackwardやtowardとwardがつく言葉が多い。ワードはwordの方だろう。テレビ局では立派な大学を出たと聞くアナウンサーたちが平気で「アワード」というのを聞くと「恥ずかしくないのか」と思ってしまう。
*レシピ → recipe、
解説)正確には「レサピ」に近く、「レ」にアクセントが来る。でもここまで網を広げると揚げ足取りと言われるかと危惧する。
*マクドナルド → McDonald’s、
解説)どう読んでも「マクドナルズ」なのだが、このファストフードが進出以来所有格無視で通ってきた。敢えてカタカナ表記すると「マクダナルズ」でアクセントは「ダ」に置くのだ。余計なことだが、アメリカの大統領に選出されたトランプ氏のファーストネームのDonaldの発音は「ダヌル」と聞こえるほど「ダ」にアクセントが置かれている。
*パーテーション partition、
解説)これが最近目立ってきた。いや、耳立って?いるのかも知れない。これは一寸酷すぎるカタカナ語化だ。勿論「仕切り」のことだが、どう読めば「パーテーション」になるのだろうか。原語に近いのは「パーテイション」だろうよ。似たような言葉にconditionがあるが、誰も「コンデーション」と言わないのは何故だろう。
*クローズアップ → close-up、
解説)同じcloseでもここでは「接近した」の意味で「閉じる」ではないのだから「クロウス」という発音になるのだ。NHKに「クローズアップ現代」という番組がある。あれは現代を接写しているのだと思うが、あれでは閉鎖してしまっている。このような誤りを平気で犯すNHKの見識を疑いたい。
*コンテナー → container、
解説)コンテイナーである。containが元だが、これを「コンテン」と読むか?英和辞典を持っていない人が作った造語だろう。
*カジュアル → casual、
解説)catと書いて「カット」と言うか。「キャジュアル」だ。英語の面白さはcanと言えばキャンで「出来る」だが「缶」もcanだが、これは前にaを付けるものだろう。
*セキュリティー → security、
解説)これは最も憎むべき、メジャー(majorの誤読)と共に排除したいカタカナ語の一つであり、造語の部類に入れたいくらいだ。英語を母国語とする者の誰が発音しても、如何なる辞書を見ても発音記号には「セキュアラティー」が最も近いのである。何処の誰がこんな劣悪なカタカナ表記を編み出してテレビで言わせ、報道の文書に使うと決めたのか。しかも、困ったことに屡々safetyと混同されている。Oxfordにはsecurityは“the activities involved in protecting a country, building or person against attack, danger, etc.”とある。safetyは“state of being safe and protected from danger or harm”とある。では、セキュリティーはどっちだ。
何時までこんな事をやっている気か知らないが、こんな発音を小学校から教えることがないように祈っている。
以下は数年前に連載した「和製英語(カタカナ語)と造語」の第6回目のものだが、未だに読者の方に光栄にもお読み頂いているようなので、ここにあらためて加筆訂正した最新版である。ご一読賜れば幸甚である。
ローマ字式発音または恣意的な読み方:
これは日本訛りの発音の変形であるとも考えている。この例は私が嫌う割にはそれほど多くはないと思う。簡単に言えばQueen’s accentでは“o”を「オ」といわばローマ字のように素直に発音するが、アメリカ式となるとほとんど「ア」なるようなことを指している。例えば「ホリデー」とされているのが実はholidayで、発音記号を見ても実際にネイティヴ・スピーカーの発音を良く聞いても「ハラディー」となっているものである。
さらにaを素直に「ア」と読まずに「エイ」という発音になる例が多いのも要注意である。なお、英国系の発音では「アイ」となることがあるが、これは訛りであるから除外して良いだろう。その一例として我々日本人が奇異に感じるだろう事に多くのアメリカ人が定冠詞の“a”を「エイ」と発音することを採り上げたい。
1994年の春頃に博士号を持つオーケストラの指揮者(アメリカとカナダの両方の国籍を持っていた)に「何故か」と尋ねたことがあった。彼が言うには「そう発音する方が聞き損なわれる危険性が低いから」だった。試しにアメリカ人が何か言っている時に注意して聞いてみると良いと思う。
私が指摘したい我が国に蔓延る最悪の例の一つにはアメリカのMajor League Baseball(=MLB)を「メジャーリーグ」または「メジャー」がある。「メジャー」に当てはまる英語の言葉はmeasure(=計る)しかあり得ない。だが、この正しくは「メイジャー」であるべき発音が「メジャー」となって完全に全国区で戸籍を得てしまった。この恥ずかしい読み方を最初に導入したのは何処のどいつだ。
ここで我が国のカタカナ語に見かける面白い現象にminorをチャンと「マイナー」と表記していることだ。何故、Minor Leagueは「ミノル・リーグ」にならなかったのだろう。
中には発音が難しく尚かつカタカナ表記も困難で似て非なる表記になっているものがあり、私はこれが最も気に入らない。中でも特に忌み嫌っている例に「セキュリティー」となっているsecurityや「ユビキタス」になってしまったubiquitous等である。何れも辞書を見て貰いたくなるようなおかしな表記であると信じている。そこで、如何に屡々見かける例を挙げていこう。
*ルーキー → rookie, rookey, rooky、
解説)奇怪である。どこの世界にbookをブークと言う人がいるか?lookと書いて「ルーク」と読むか?発音記号を見て貰いたい。そう言っても、最早定着しているから手遅れか?「ルキー」か「ルッキー」に近いのが本当だろう。これは戦後間もなくラジオでの野球中継が再開された際に「アメリカ語」として「新人」を言いたくて導入されたものだ。
*パトリオット → patriot、
解説)典型的ローマ字読み。日本語に帰化済み。本当は「ペイトゥリアット」に近い。
*ナトー → NATO
解説)ローマ字読みである。帰化済みである。英語では「ネイトー」と発音される。パックンとやらはこれも槍玉に挙げていた。
*ボディーチェック → body search、
解説)すでに例に挙げたが、ローマ字読みとして再登場させた。如何にも英語っぽく聞こえるが造語である。因みに、bodyは「バデイ―」が原語に近い。
*シンポジューム → symposium、
解説)このumないしはiumで終わるスペルのグループには、他にもアルミニューム=aluminum→アルーミナム、アクアリウム=aquarium→アクエアリアム、スタジアム=stadium=ステイディアム、ウラニウム=uranium→ユーレイニアム等がある。
*ゲーリー → Gary、
解説)これはゲアリーであると思う。偶にはギャリーとしている例もある。面白いことはMaryには「メアリー」があって「メリー」もあること。何を隠そう、この私も「ゲーリー」」だと思い込んでいた時期があり、訪ねた家で「ゲーリーという者はいない」と言われてしまった経験があった。他に面白かった現象に”Queen Merry”と名付けられた観光バスに乗ったことか。
*リコール → recall、
解説)欠陥商品の回収ならばリーコルかリーコールに近くなり「リー」にアクセントが来る。リコールだと思い出すことになる
*リサイクル → recycle、
解説)正確には「リーサイクル」という発音だが、最早「リサイクル」が日本語に帰化を果たしている。ここで面白いと思うことは「レサイクル」と読まなかった点である。こういう柔軟性がたまらない。
*ビニール → vinyl、
解説)これは造語に近い。しかも間違いが重複している珍しくもない例。これは「ヴァイニル」と読むのだがPVC=polyvinyl chloride=塩化ビニルのこと。我が国では広く「ビニール」をプラスティックス(Plastics)の代名詞の如く使っている。プラスティックスには他にもpolyvinylidene chloride=ポリ塩化ビニリデンもあるし、polyethylene=ポリエチレンも、polyamide≠ナイロンも、polyurethane=ウレタン等多数あるにも拘わらず。なお、「ビニル」だけでは「ビニル基」のことになると思う。これは、どうやらドイツ語の発音らしいのだが。
*レギンス → leggings、
解説)これはここまで挙げてきた例から外れるが、こういうものもあると思取り上げた。「レギングス」と原語に近く発音されたら、まさかそれが「レギンス」のこととは解るまい。私は長い間レギンスの元の言葉が何だか分からなかった。必ずしもローマ字読みではないのだが、いつの間にかこのように変化して定着したようである。ここには複数のsが残されている。
*ハーレイダビッドソン → Harley-Davidson、
解説)勿論!?かのオートバイのハーレイ・デイヴィッドソンなのだが、これも日本語化済みである。David=ダヴィデはイスラエルの王である。このことは割合に広く知られていたと思うが、それなのに“ダビッド”としたのは何故だろう。Davidというファーストネームの人に「へい、ダヴィッド」と呼びかけるかを考えて見よ。
*ヘボン式 → Hepburn、
解説)ローマ字の本家本元James Curtis Hepburnを忘れていた。宣教師で医師であったヘプバーンさんがヘボン式ローマ字の生みの親だと思う。だから敬意を表して敢えてここに入れた次第。当時、これが「ヘボン」と聞こえたのであろう。私はこれが聞き違いとは思わないが。だが、後から出てきた二人の有名女優、キャサリンとオードリーはヘプバーンと表記されている。
*レトリバー → retriever、
解説)ご存知、訓練された猟犬である。リトリーヴァーに近いのが本当の発音だろう。因みに、retrieveは取り戻すことだ。
*アワード → award、
解説)アウオードに近いのが本当の発音だ。戦争のwarを「ワー」と言うか。近頃この妙な読み方を何処かのうつけ者がテレビで言い出して意向大流行。だが、これは難しい問題でforwardにbackwardやtowardとwardがつく言葉が多い。ワードはwordの方だろう。テレビ局では立派な大学を出たと聞くアナウンサーたちが平気で「アワード」というのを聞くと「恥ずかしくないのか」と思ってしまう。
*レシピ → recipe、
解説)正確には「レサピ」に近く、「レ」にアクセントが来る。でもここまで網を広げると揚げ足取りと言われるかと危惧する。
*マクドナルド → McDonald’s、
解説)どう読んでも「マクドナルズ」なのだが、このファストフードが進出以来所有格無視で通ってきた。敢えてカタカナ表記すると「マクダナルズ」でアクセントは「ダ」に置くのだ。余計なことだが、アメリカの大統領に選出されたトランプ氏のファーストネームのDonaldの発音は「ダヌル」と聞こえるほど「ダ」にアクセントが置かれている。
*パーテーション partition、
解説)これが最近目立ってきた。いや、耳立って?いるのかも知れない。これは一寸酷すぎるカタカナ語化だ。勿論「仕切り」のことだが、どう読めば「パーテーション」になるのだろうか。原語に近いのは「パーテイション」だろうよ。似たような言葉にconditionがあるが、誰も「コンデーション」と言わないのは何故だろう。
*クローズアップ → close-up、
解説)同じcloseでもここでは「接近した」の意味で「閉じる」ではないのだから「クロウス」という発音になるのだ。NHKに「クローズアップ現代」という番組がある。あれは現代を接写しているのだと思うが、あれでは閉鎖してしまっている。このような誤りを平気で犯すNHKの見識を疑いたい。
*コンテナー → container、
解説)コンテイナーである。containが元だが、これを「コンテン」と読むか?英和辞典を持っていない人が作った造語だろう。
*カジュアル → casual、
解説)catと書いて「カット」と言うか。「キャジュアル」だ。英語の面白さはcanと言えばキャンで「出来る」だが「缶」もcanだが、これは前にaを付けるものだろう。
*セキュリティー → security、
解説)これは最も憎むべき、メジャー(majorの誤読)と共に排除したいカタカナ語の一つであり、造語の部類に入れたいくらいだ。英語を母国語とする者の誰が発音しても、如何なる辞書を見ても発音記号には「セキュアラティー」が最も近いのである。何処の誰がこんな劣悪なカタカナ表記を編み出してテレビで言わせ、報道の文書に使うと決めたのか。しかも、困ったことに屡々safetyと混同されている。Oxfordにはsecurityは“the activities involved in protecting a country, building or person against attack, danger, etc.”とある。safetyは“state of being safe and protected from danger or harm”とある。では、セキュリティーはどっちだ。
何時までこんな事をやっている気か知らないが、こんな発音を小学校から教えることがないように祈っている。