Agendaは設定されているのだろうな:
17日に迫った来年1月20日から大統領になるトランプ氏と安倍総理の初会談の協議事項乃至は議題は未定であるように、TBSの「ひるおび」なる番組で元共同通信の春名早稲田大学客員教授が語っていた。どうやら実際には未だ如何なる形式かも、その時間の長さも決まっていないようだった。その為に総理の補佐官が既に渡米したようでもある。春名氏と時事通信の田崎氏が色々と議題の予想を語っていたが、私はやや違和感を持って聞いていた。
それはアメリカ側が大統領の就任予定者であるという、事一国の最高責任者が2人で会談するのに際して、議題も決めずに会うのかという意味だ。まさか安倍総理側から一方的に「実はトランプさん、此れ此れ云々の件について申し上げたくて参上しました」と語りかけるのではあるまいと思う。私の常識では「日本とアメリカの双方で通訳を用意してその会談の時間を予め設定しておくもの」であり、他に同席する者があれば事前に登録されていなければおかしいのである。
私の経験では、副社長兼事業本部長が我が国の得意先を訪問する場合には、最低限彼が希望する議題を事前に私を通じてお知らせし、可能ならば両社了解の上でAgendaを交換しておいたものだった。それはお互いに言いたいことと尋ねたいこともあれば、首脳が顔を合わせて議論したい重要な話題もあるからである。対面していきなり「この件は云々」と語り始めれば非礼でもあり、貴重な時間の浪費にもなりかねない。
そこにはTPPも、日米同盟も、米軍の駐留経費問題も、安全保障政策も、対ロシア問題等等議題は無数に近くあるだろう。仮に今ここに掲げた議題だけでも通訳を入れて語り合えば2時間やそこらは直ぐに経過するだろうが、これだけでは何の為の首脳会談か解らなくなる。総理補佐官はまさかトランプ氏が「儀礼的訪問」(=courtesy call)をご希望だったかのどうかの確認の為に事前に飛んだ訳ではあるまい。何れにせよ、agendaの事前の交換なしは考えにくいのだが。
17日に迫った来年1月20日から大統領になるトランプ氏と安倍総理の初会談の協議事項乃至は議題は未定であるように、TBSの「ひるおび」なる番組で元共同通信の春名早稲田大学客員教授が語っていた。どうやら実際には未だ如何なる形式かも、その時間の長さも決まっていないようだった。その為に総理の補佐官が既に渡米したようでもある。春名氏と時事通信の田崎氏が色々と議題の予想を語っていたが、私はやや違和感を持って聞いていた。
それはアメリカ側が大統領の就任予定者であるという、事一国の最高責任者が2人で会談するのに際して、議題も決めずに会うのかという意味だ。まさか安倍総理側から一方的に「実はトランプさん、此れ此れ云々の件について申し上げたくて参上しました」と語りかけるのではあるまいと思う。私の常識では「日本とアメリカの双方で通訳を用意してその会談の時間を予め設定しておくもの」であり、他に同席する者があれば事前に登録されていなければおかしいのである。
私の経験では、副社長兼事業本部長が我が国の得意先を訪問する場合には、最低限彼が希望する議題を事前に私を通じてお知らせし、可能ならば両社了解の上でAgendaを交換しておいたものだった。それはお互いに言いたいことと尋ねたいこともあれば、首脳が顔を合わせて議論したい重要な話題もあるからである。対面していきなり「この件は云々」と語り始めれば非礼でもあり、貴重な時間の浪費にもなりかねない。
そこにはTPPも、日米同盟も、米軍の駐留経費問題も、安全保障政策も、対ロシア問題等等議題は無数に近くあるだろう。仮に今ここに掲げた議題だけでも通訳を入れて語り合えば2時間やそこらは直ぐに経過するだろうが、これだけでは何の為の首脳会談か解らなくなる。総理補佐官はまさかトランプ氏が「儀礼的訪問」(=courtesy call)をご希望だったかのどうかの確認の為に事前に飛んだ訳ではあるまい。何れにせよ、agendaの事前の交換なしは考えにくいのだが。