新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

11月15日 その3 安倍総理とトランプ氏の初会談の協議事項

2016-11-15 16:01:06 | コラム
Agendaは設定されているのだろうな:

17日に迫った来年1月20日から大統領になるトランプ氏と安倍総理の初会談の協議事項乃至は議題は未定であるように、TBSの「ひるおび」なる番組で元共同通信の春名早稲田大学客員教授が語っていた。どうやら実際には未だ如何なる形式かも、その時間の長さも決まっていないようだった。その為に総理の補佐官が既に渡米したようでもある。春名氏と時事通信の田崎氏が色々と議題の予想を語っていたが、私はやや違和感を持って聞いていた。

それはアメリカ側が大統領の就任予定者であるという、事一国の最高責任者が2人で会談するのに際して、議題も決めずに会うのかという意味だ。まさか安倍総理側から一方的に「実はトランプさん、此れ此れ云々の件について申し上げたくて参上しました」と語りかけるのではあるまいと思う。私の常識では「日本とアメリカの双方で通訳を用意してその会談の時間を予め設定しておくもの」であり、他に同席する者があれば事前に登録されていなければおかしいのである。

私の経験では、副社長兼事業本部長が我が国の得意先を訪問する場合には、最低限彼が希望する議題を事前に私を通じてお知らせし、可能ならば両社了解の上でAgendaを交換しておいたものだった。それはお互いに言いたいことと尋ねたいこともあれば、首脳が顔を合わせて議論したい重要な話題もあるからである。対面していきなり「この件は云々」と語り始めれば非礼でもあり、貴重な時間の浪費にもなりかねない。

そこにはTPPも、日米同盟も、米軍の駐留経費問題も、安全保障政策も、対ロシア問題等等議題は無数に近くあるだろう。仮に今ここに掲げた議題だけでも通訳を入れて語り合えば2時間やそこらは直ぐに経過するだろうが、これだけでは何の為の首脳会談か解らなくなる。総理補佐官はまさかトランプ氏が「儀礼的訪問」(=courtesy call)をご希望だったかのどうかの確認の為に事前に飛んだ訳ではあるまい。何れにせよ、agendaの事前の交換なしは考えにくいのだが。

11月15日 その2 浅田真央は引き時では

2016-11-15 10:55:52 | コラム
「ハーフ、ハーフ」の時期がとっくに終わっていたのでは:

浅田真央の試合振りが少し無残に見えてきた。あの「ハーフ、ハーフ」という流行語大賞にでもなるかと思わせた名言(迷言)から「引退」の部分を七割五分にでもした方が良いのではと思わせる、ここ2試合の結果である。浅田真央はあの年齢制限でオリンピックに行けなかった辺りから目覚ましく成長して、一時期は「国民的ヒロイン」であったと思う。羽生結弦ほどの高みには達していなかったが、世界的水準に達したスケーターだと見なしていた。

だが、如何なる競技でも、如何なる名手にでも引き時という無残なものが襲ってくる訳で、彼女もその厳しさにまともにぶつかっているのだろうと思う。それは、もしも品位にかけた表現と思われたらこまるが「彼女の体格が成人した女性の体格になってしまい、換言すれば如何にもあの競技には不向きな皮下脂肪がついた体型になってしまい、技術的にも高度なジャンプをするには重過ぎるようにしか見えない」のだ。遠回しの表現を避ければ「お尻が大きくなりすぎた」のではないのか。

現に、彼女が嘗ていた地位を奪ったというか襲っているのは、彼女が14~16歳の頃に占めていた「将来極めて有望な十代の若手」なのである。私が見るには「あのフィギュアスケートという競技ではジャンプが重要な加点の要素である以上、体重が増加する前の脂肪が少ない低年齢層にある女性が有利なのではないか」となるのだ。26歳の成熟した女性としての美しさが出てきた彼女は、最早競技のスケーターであるよりも、荒川静香の先例に倣うべき時期が来たと見えるのだ。

昨年だったか、ロシアの少女が練習する様子がテレビに流されたことがあった。私はそれで初めてフィギュアスケートがスポーツだったと知ったのだった。それはそれはきつい練習で、それに耐えるのは成長期にある者でなければ無理かなと思わせてくれた。即ち、浅田真央は最早その時期にはないとも思うに至った。彼女がこれから先の人生をどのように設計しているかなどは知る由もないが、転換点が来たのは確かだろう。

最後に念のために申し上げて置くと、私は実際にこの競技を見たこともないテレビ観戦の経験しかないので、何か云々する資格などないのかも知れないが。

もしかして木村太郎氏が言うようにトランプ氏が暗殺されたら

2016-11-15 09:13:06 | コラム
木村太郎氏の他にもそう言う人がいたので:

「トランプ氏が暗殺される危険性がある」と木村太郎氏以外にも言う人がいたので、万が一にもそういう場合にはどうなるかを検索してみた。もしかして再選挙の規定もあるかもと思ったからだ。何分にも木村太郎氏はずっとトランプ当選説を掲げていたので、この予想も信じねばならないかと危惧したからだ。

答えは案外に簡単で「副大統領に選ばれていた者が昇格し、その者が副大統領を選ぶ」となっていた。当たり前すぎで拍子抜けした。何れにせよ、そういう事態にはなって欲しくはないが、あの全米各地での「反トランプ」のでも、どうやら一過性ではないようなのも気懸かりだ。