Englishらしい表現:
昨日”A child of mixed origins”で久し振りに英語関連のことを採り上げたので、続けて英語をやってみたくなった。振り返れば、今年になってから本気で外国人と英語で長時間話し合ったことなどなかったので、忘れないうちに(”before I forget”が定番だ)、浮かんできた如何にも現地人が使いそうな表現を順序不同で並べてみよう。和文英訳式にするが、学校教育のそれとは異なる性質と思って頂きたくない、念のため。因みに、易しい単語ばかりな所にご注目を。
「明朝までに考えてくる」→”I’ll sleep on it.”
これを聞かされた時は良く意味が取れなかったので、同僚に確認すると「一晩考えてくると言う意味」の意味で即答しないのだと教えられた。「へー」だった。
「私の車で送って上げるよ」→”I’ll give you guys a ride.”
これは東京でのことだったが、二次会の場所が解らず一同がボーッとしていた時に日系のマネージャーがこう言ったので益々解らなくなった。だが、暫く考えてこういう意味だと察しがついたので、”Thanks a lot.”となって落着。応用編は”Give me a ride.”で「送って下さい」となる。何にかってか。車でだ。因みに、”you guys”は仲間内では普通に使うが、余りお勧めしない語法だ。「君ら」とでも訳せるか。
「家内が貴女のネクタイを褒めている」→”My wife is admiring your tie.”
と言われた瞬間は何を言われたか解らなかった。後で解ったのだが、ジーニアス英和には「人・持ち物などを褒める、素敵だという」とある。私は不覚にも”admire”には「敬服するとか、敬愛するとか、礼賛する」という意味しかないと思っていたのだった。これも上記の日系人の語法である。
「~を片付ける」→”I’ll put those (papers) out of your way for you.”
一寸説明を要するだろう。会議室に空いたというので入ると、前の使用者が多くの書類を放置していたので困惑していた。そこに副社長秘書さんが現れてこう言って片付けていった。余計な講釈かも知れないがこの”for you”はくせ者で、誰の為に片付けるかを明らかにする英語独特のくどさというかしつこさであると思う。
「奥様に宜しくお伝え下さい」→”Please say hello to your wife for me.”
なので、”for me”と言わないと「何処の誰」が宜しく言って下さいとお願いしているかの主体が不明になるのが、英語独特の面倒な思考体系なのだ。会話の中では「誰か」が解りきっているのだからそこまでいわずとも良いじゃないかというのが、日本語の発想と違うところ。
「思い出せないなー」→”It does not ring my bell.”
「ピンと来ない」としても良いのだろう。言われたことの意味を取りきれない時に、こう言うようだ。ピンと来ない表現かな?"Does it ring your bell?"と疑問文にも出来る。
「貴方次第だ」→”It’s up to you.”
「君がどうしようと決めるかだ」としても良いかも知れない。相手に下駄を預けているようでもあり、相手の考えを聞いている時でも良いだろう。主体性重んずる割に、彼らに良くこのように言われたものだった。
「貴方にお任せします」→”Let me leave the matter up to you.”
“I’ll leave the matter up to your capable hands.”などという謙ったような言い方も出来る。”the matter”と”you”乃至は”your capable hands”を適当に何か他の言葉に入れ替えれば、応用範囲が広がってくる。例えば”How about leave it up to Linda?”とすれば「リンダに任せるのはどうでしょう」となる。
昨日”A child of mixed origins”で久し振りに英語関連のことを採り上げたので、続けて英語をやってみたくなった。振り返れば、今年になってから本気で外国人と英語で長時間話し合ったことなどなかったので、忘れないうちに(”before I forget”が定番だ)、浮かんできた如何にも現地人が使いそうな表現を順序不同で並べてみよう。和文英訳式にするが、学校教育のそれとは異なる性質と思って頂きたくない、念のため。因みに、易しい単語ばかりな所にご注目を。
「明朝までに考えてくる」→”I’ll sleep on it.”
これを聞かされた時は良く意味が取れなかったので、同僚に確認すると「一晩考えてくると言う意味」の意味で即答しないのだと教えられた。「へー」だった。
「私の車で送って上げるよ」→”I’ll give you guys a ride.”
これは東京でのことだったが、二次会の場所が解らず一同がボーッとしていた時に日系のマネージャーがこう言ったので益々解らなくなった。だが、暫く考えてこういう意味だと察しがついたので、”Thanks a lot.”となって落着。応用編は”Give me a ride.”で「送って下さい」となる。何にかってか。車でだ。因みに、”you guys”は仲間内では普通に使うが、余りお勧めしない語法だ。「君ら」とでも訳せるか。
「家内が貴女のネクタイを褒めている」→”My wife is admiring your tie.”
と言われた瞬間は何を言われたか解らなかった。後で解ったのだが、ジーニアス英和には「人・持ち物などを褒める、素敵だという」とある。私は不覚にも”admire”には「敬服するとか、敬愛するとか、礼賛する」という意味しかないと思っていたのだった。これも上記の日系人の語法である。
「~を片付ける」→”I’ll put those (papers) out of your way for you.”
一寸説明を要するだろう。会議室に空いたというので入ると、前の使用者が多くの書類を放置していたので困惑していた。そこに副社長秘書さんが現れてこう言って片付けていった。余計な講釈かも知れないがこの”for you”はくせ者で、誰の為に片付けるかを明らかにする英語独特のくどさというかしつこさであると思う。
「奥様に宜しくお伝え下さい」→”Please say hello to your wife for me.”
なので、”for me”と言わないと「何処の誰」が宜しく言って下さいとお願いしているかの主体が不明になるのが、英語独特の面倒な思考体系なのだ。会話の中では「誰か」が解りきっているのだからそこまでいわずとも良いじゃないかというのが、日本語の発想と違うところ。
「思い出せないなー」→”It does not ring my bell.”
「ピンと来ない」としても良いのだろう。言われたことの意味を取りきれない時に、こう言うようだ。ピンと来ない表現かな?"Does it ring your bell?"と疑問文にも出来る。
「貴方次第だ」→”It’s up to you.”
「君がどうしようと決めるかだ」としても良いかも知れない。相手に下駄を預けているようでもあり、相手の考えを聞いている時でも良いだろう。主体性重んずる割に、彼らに良くこのように言われたものだった。
「貴方にお任せします」→”Let me leave the matter up to you.”
“I’ll leave the matter up to your capable hands.”などという謙ったような言い方も出来る。”the matter”と”you”乃至は”your capable hands”を適当に何か他の言葉に入れ替えれば、応用範囲が広がってくる。例えば”How about leave it up to Linda?”とすれば「リンダに任せるのはどうでしょう」となる。