新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

12月8日 その2 天皇陛下の譲位のご意向について

2016-12-08 13:18:13 | コラム
渡部亮次郎氏主宰の「頂門の一針」第4206号で杉浦正章氏が

<息子なら「そうかい。ご苦労さん」と受け入れるが、これを有識者なる人々 がなんと3か月もかかって「愚説・卓説」論争をしてきた。そんな時かと言 いたい。「老後の楽しみ」に間に合わなかったら、国民挙げて慚愧(ざん き)に堪えなくなるではないか。

いってみれば天皇のお言葉は戦争直後の昭和天皇の詔書の核心「人間宣言」 の流れをくんで、「第2の人間宣言」の形で述べられたものであろう。従っ て対応もきわめて温情あふれる人間的なものにして差し上げなければなら ない。
退位を一代限りの特例法にするか皇室典範の改正で恒久制度とするかが焦 点になっているが、間に合わせることを最優先しなければ意味がない。両 論を対立させることはない、政治が得意の両者の満足する折衷案を出すべ き時だ。>


と指摘されたのは全くその通りだと思って拝読。

私は既に述べましたが、陛下がそういうご意向をお示しになっていたにも拘わらず、安倍総理は何を思ったのか、有識者だの何だのを集めて言いたい放題を言わせているのはおかしい。何故にご意向に沿うように可及的速やかに処理致しますと言えないのかと思っております。あれでは天皇陛下は有識者に支配されているかの如きではありませんか。決定は来年だの何のと小田原評定に時間を費やしている場合かということです。

陛下は私と違って心臓では外科手術まで受けておられ、その他に前立腺の手術も終わっている非常に難しい健康状態だと思っております。ご公務の負担はどれほどかは察するに余りあります。私でさえ、何時4度目の心筋梗塞か虚血性心不全に襲われるかと意識しているのです。安倍総理以下閣僚と有識者たちの考え直しを求めたい思いです。

私インターネット・リテラシーが低いので

2016-12-08 07:30:04 | コラム
何故DeNAが謝るのかな?:

昨日からこの会社がそのサイト、WELQだかの件で謝罪したという記事をYahooのニュースに発見して、何故謝るのかを理解出来ず深く考えずに終わった。ところが、今朝になってテレビ各局が解説し新聞にも報道され、漸く何のことかが判明した。「へー、そういうことだったのか。だから謝ってサイトを閉じるのか」だった。

ここから先は寧ろ自慢であるかも知れない。当方は2003年秋に止むを得ざる切迫した事情があって途方もない投資だったPCを導入した。齢70だった。買ったその日から訳も解らずに一太郎とやらで原稿を打ち出して「添付ファイル」とやらにして、出版社に送信する為だけのパーソナルコンピュータだと思って。

その後もPCはEmailと原稿打ちから、後にブログにも手を染めて、専らその為だけの新兵器だと思って活用してきた。その過程で「検索」することも必要に迫られて習得したが、一切のことは愚息の設定と指導に任せ、問題が生じれば即座に彼に問い合わせるかその処理の為に来て貰うか、さもなくばその道の権威と尊敬しているRS氏に教えを請うことで切り抜けてきた。ここまでで言いたかったことは「私のパソコンというかインターネット・リテラシーは最低である」なのだ。

そこに、上記のDeNAの件が報じられて、当該のサイトがあったことなど知る由もなく、他のインターネットの会社もサイトを閉じたなどと言われても、そういう会社があったことは承知していた程度で「何をして儲けているのか」など一切関知していなかった。即ち、自分の必要な場合にだけ確認しようとしてWikipediaなどに依存するか、処方された薬が何の為かなどを見る程度で、インターネットは怖いものだ程度の知識だったので、WELQなど知らされても「???」だったのだ。即ち、誤った情報へのアクセスなど出来る訳がなかった。「知らないことは安全だし、強いのだ」と再確認も出来たのだった。

確かに、毎日のように入ってくる永久不滅だったかの調査も答えていけば広告の誘導されるとは解るようになったが、それは一切読まないから何ら実害はない。繰り返しになるが、チャンとしたと言うか基本的な知識がない為にPCはワープロ代わりに導入したものであり、手紙を書くよりも電話をするよりも手軽であるからEmailに依存するのであって、その利用価値はそれ以上で以下でもないのだ。

しかも、PCは年がら年中やれ何をアップデートせよの更新せよのと言ってくるし、ウイルスチェックがどうのと面倒くさいことばかりで、便利である事の裏側には後期高齢者を苛立たせることが多過ぎるのだ。しかも、機械である以上壊れやすく、当方の使い方が悪かったのか、2機目の設営に来たエンジニアーが「機械である以上、この製品が欠陥品であるかも知れない」と言ったのが忘れられないほどで、13年間でこのPCが3台目であり、しかも既に一度修理に出したのだった。

それでも、今朝はこのように「最低のリテラシー」を忘れて使っている次第だ。「無知は力なり」だったのかも知れないと思っているが、決して誇りには思っていない。兎に角、愚息とRS氏に感謝しつつ、今この一文を打っている次第だ。